自由広場

穿った独楽は廻る
遠心力は 今日も誰かを惹きこむ

その通りです!

2009-06-18 13:40:06 | どーでもいいことつらつらと。
少し前に「河童のクゥと夏休み」という映画が公開されました。僕的最高映画の一つ「オトナ帝国の逆襲」の監督原恵一さんが手掛けた映画として有名です。

その中で、主人公とクゥが河童の足跡を追って岩手県の遠野市へ行くというシーンがあります。僕はそれを観て軽いデジャビュを覚えました。

「この映像どっかでみた記憶あるな~」


そのぽっかりあいた記憶の穴が先ごろ埋まりました。ユーチューブで。

10年ほど前に特番として半年に一度くらいのペースで放送されていた、「たけし・さんまの超偉人伝説」という番組。
毎回奇人変人を紹介しては、(人生の玄人を)素人いじりしてシュールな爆笑を誘うまさに伝説的な番組でした。この番組をきっかけに有名となった人も多いです。カゼッタ岡とか。カゼッタ岡とか。

僕はこの番組が大好きでした。今でいう「働くおっさん劇場」に近しいものがあるでしょうか。ないか。


この番組に登場したのが、子供の頃河童を目撃して以来、遠野市のカッパ渕で延々河童との再会を待ち望んでいる、当時御年83歳の阿部与一さん。名前がかっこいいです。

ディレクターの質問に対する切れのある返しが絶品で、一躍お茶の間の人気者となりました。以来カッパ渕には、河童ではなく阿部さん目あてで足を運ぶ観光客があとを断たなかったとか。

すでに阿部さんは亡くなられているそうで、河童との再会の夢は果たされたのか、定かではありません。



まさか「河童とクゥの夏休み」と「たけし・さんまの超偉人伝説」がこんな接点を有しているとは思いも寄りませんでした。
あの番組は正真正銘の伝説番組です。皆さんも一度お目を通してみる価値があると思います。かつて観ていた方はあの頃を懐かしみながら観てみるといいかと思います。カゼッタ岡とか。

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