既に数日経ってしまいましたが、星巡る方舟の新BGM紹介動画がyoutubeで公開されていますね。
動画では、『帝都防衛戦』から白色彗星テーマのアレンジ曲へと繋がっていくのですが、こうした曲展開は『宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち』で使用された『大戦争―ゴルバ・デスラー・ヤマト―』を思い出します。
『星巡る方舟』のストーリーも、以前から『新たなる旅立ち』との類似性(ヤマトとガミラスとの共闘とか)が指摘されていましたので、面白い共通点になるかもしれません。
そうして考えると、今回公開された新BGMも、この前後にガミラス系の楽曲が繋がっていたりする可能性もありますね。
先日、『星巡る方舟』のメインテーマが葉加瀬太郎氏のヴァイオリン演奏を中心としたものになるとの発表もありましたが、最終的に今回の劇場版用に新録された楽曲はどれくらいの量になるんでしょうか?
できればサントラの発売も期待したところです♪
新情報といえば、公式サイトで登場メカの情報が更新されました。
まず数少ない地球側メカ『キ8型試作宙艇』ですが、『通称:コウノトリ』『惑星探査用に開発された特殊艇』『一部の乗組員以外にはその存在は知られていない。』ってところからすると、この機体はイズモ計画の遺産っぽい気がしますね。
その存在を知っている『一部の乗組員』って、死んでしまった伊東や新見さんあたりでしょうか。
現実的には考えにくいですが、沖田艦長も知らない間に、こっそり搭載されたのかもしれません。
かなりお寒い(?)地球側メカに対して、ガトランティス側は新情報てんこ盛りですねw
まず過去作におけるメダルーザ・タイプですが、2199では『メダルーサ級殲滅型重戦艦<メガルーダ>』という勇ましい名称になりました。
この“殲滅型”という命名センスは、2199で新たに作られ“蛮族”というイメージや過去作の“破滅ミサイル”あたりから来ているのかもしれません。
全長は505メートル・・・・・・ウーム、キット化の可否と我が家での置き場所確保が気になります(^_^;)
でもまぁ、敵のボス艦たるもの、最低でもこれくらいのサイズでないと迫力不足ですかね(笑)
しかし、滑走路まで装備していたのは意外でした。
正直、むちゃくちゃバランスの悪そうな艦に思えますが、それは火焔直撃砲や艦首の五連装大口径徹甲砲塔を後付けで搭載改装したから・・・・・・と信じたいところですw
続いてナスカ級ですが、『ナスカ級打撃型航宙母艦<キスカ>』とありますが、登場する同級はキスカだけなんでしょうか?
ストーリーにはガトランティス艦隊は“機動部隊”とあるので、できれば複数登場して欲しいところです。
全長は334メートルと、1/1000プラモ情報で予告されていた約350メートルより少し小さかったですね。
搭載機数は、ある意味では予想通りかなり少なめです(24機)
逆に、搭載機であるデスバテーターは全長16メートルと予想外に小型化されてしまいました・・・・・・(残念)。
ただ、ナスカ級の説明文に『飛行甲板の中央後方にも大型機用昇降機が配置される』とあるので、同じデザインの大型機(ワープ可能)が存在することを・・・・・・諦め悪く期待したいと思います(笑)
何にしましても、ナスカ級は2199になって、より“戦闘”空母的要素が強められた感じがしますね。
ラスコー級は一番デザインがTV本編時から様変わりしてしまいました(^_^;)
ナスカ級以上にシャープでトンがったデザインに変更されています。
説明文にある『艦首部に超大型ミサイルを装備した[雷撃型]』って、どう考えてもゴーランドのミサイル艦のことだよなぁw
ククルカン級については特にコメントはありませんが、ガトランティス艦の搭載する魚雷が『量子魚雷』ってところが気になりました。
まさか『光子魚雷』からアップグレードされた兵器なんてことはないですよね?(苦笑)
最後にガミラス艦ですが、ポスタービジュアルに映っていたガミラスグリーンのゲルバデス級の名称が<ニルバレス>であると公表されました。
説明文には第8警務艦隊所属とありますが、どういう艦隊なんでしょうね?
警務という言葉のイメージからすると、自国勢力圏内で哨戒・警備・救難活動を行うコーストガード的な内戦部隊なのかもしれませんね。
何より嬉しかったのはガイペロン級ランベアの説明文で、以前から期待していたガルントの生存が伝えられたことです(^o^)
きっと、ガルントの爺ちゃんたちがα2コスモゼロ(山本機)の援護下、メガルーダの火焔直撃砲を特殊削岩弾でぶっ潰してくれると私は固く信じていますw
宇宙戦艦ヤマト2199 1/1000 宇宙中型空母ナスカ級(仮称) | |
バンダイ | |
バンダイ |
小説 宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟 | |
豊田 巧 | |
マッグガーデン |
宇宙戦艦ヤマト2199 (6) (カドカワコミックス・エース) | |
西崎 義展,結城 信輝,宇宙戦艦ヤマト2199製作委員会 | |
KADOKAWA/角川書店 |
宇宙戦艦ヤマト2199ぴあ | |
ぴあ | |
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いま語るべき 宇宙戦艦ヤマト | |
竹書房 | |
竹書房 |
宇宙戦艦ヤマト2199でわかる天文学: イスカンダルへの航海で明かされる宇宙のしくみ | |
半田 利弘 | |
誠文堂新光社 |
今後もガトランティス関連の艦艇のキット化はあるんでしょうかね。
個人的には2199版の大型空母のデザインが見てみたいですが、もしデザインされてもキット化は無理かなぁ…
Amazonに一応サントラ販売のページがありました。
http://www.amazon.co.jp/%E5%AE%87%E5%AE%99%E6%88%A6%E8%89%A6%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%83%882199-%E8%BF%BD%E6%86%B6%E3%81%AE%E8%88%AA%E6%B5%B7-%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%B8%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B5%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF-%E3%82%B5%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%A8%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%80%90Blu-ray-audio%E3%80%91/dp/B00PFTAAHY/ref=sr_1_2?s=music&ie=UTF8&qid=1416930088&sr=1-2&keywords=%E5%AE%87%E5%AE%99%E6%88%A6%E8%89%A6%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%83%882199
ただし、5.1chのBlu-ray audio仕様なので
出来れば普通のCDバージョンも欲しい所ですね。
映画版だと思ったら、総集編のBlu-ray audioでした。
失礼致しました。
映画版のサントラはこの調子だと、多分公開後の発売ですかね。
でも五連装大口径徹甲砲塔は火炎直撃砲の
転送なしバージョンと分かって微妙・・w
艦首砲は艦隊決戦兵器・・・。
でも主砲も射程短いバージョンだけど
威力でかそう
で、おそらく、遠距離戦主体になってるから
防御自体は紙であるはず。
分からないのが量子魚雷墳進機
単独で機能するミサイル兵装ではなく
魚雷やミサイルの転送機構かな・・・
ガミラスの転送機はガトランティスのパクリ疑惑
が浮上してくるかも・・・・。
あ、書いてて気づいたけど、駆逐艦にミサイルなし
でも量子魚雷墳進機2つある・・・
わからんw
なんにせよ楽しみです!
ただ、今回は劇場作品として全国放映されるために、前までの様な劇場限定BD販売といったものが無いので、少しさびしい感じもしました。まぁ、前はTV放送前提でのマーケット展開でもありましたから、仕方ないと思ってます。
さて、今回の劇場では、宮川彬良氏による新曲(アレンジ系統)があり、劇場にて大音量で聞けるのが楽しみです。あの白色彗星帝国のテーマ曲をパイプオルガンによる演奏が聞けると・・・いいなぁ、とか思ってたりします。
メカ設定公開で私の気分も高揚しております。そこで個人的に思ったことがいくつか・・・。
2199ガトランティスの艦船には『量子魚雷』という装備が追加されていました。ヤマト以外の作品で量子魚雷を初めて知ったのは、携帯ゲーム機DSの『無限航路』でした。宇宙戦艦を購入して内装と武装を自由に改装し、ミッションをクリアしていくものでしたが、実は宮武一貴氏が戦艦のデザイナーとして参加されておりました。
メガルーダのデザインは結構好みだったりします。なんかこう、思い切った思想と言いましょうか、もう形からして「殲滅してやるよ」な雰囲気がバンバンでてますんでw もしメガハウスでモデル化したら絶対に買いたい。
そのメガルーダの五連装砲塔が目を引きました(厳密には連装と三連装の二段重ねですが)。これを見た時に、旧アメリカ海軍で採用されていた多段式砲塔とかいう苦肉の砲塔を思い出しましたね。
ナスカ級は334mに落ち着いていましたが、デスバテータも小型化されていたのは、制作陣側の様々な考証であると思います。旧サイズのままですと、搭載機数24機からさらに少なくなると考えられますので、おそらく妥当な線として16m程に押えたのでしょう。
ラスコー級は、確かにTV版とはかなりデザインを変更していましたね。平べったい感じのものからスマートさを強調したデザインでしたが、この変更振りは私も驚きました。しかし、こちらの方がククルカン級の発展拡大型(または逆?)とも思えるような雰囲気で悪くないと思います。そして雷撃型が劇中で登場してくれるのか期待したいところですね。
ガミラス側メカは殆ど出尽くした感があるとはいえ、ミランガルとニルバレスの扱いが気になります。何だかメガルーダの五連装徹甲砲塔の餌食になるんじゃないかとひやひやしている次第でして。
それに宙域内の警備や監視が主となる警務艦隊となると、数も左程ではないと考えられますし、ガトランティス相手に苦戦するのは必須かと・・・。
また生き残ったランベアとガルントの乗組員一同がどう動くのか。ヤマト復讐に燃えるのでしょうが、説得やらされてガトランティスを討とうとするのでしょうか。予想を覆返すような展開を期待したいです。
長々と失礼いたしました。
> 1/1000ナスカの発売日が決まりましたね
12月6日ですから、丁度『星巡る方舟』公開日ですよね。
この日は、小説版の発売日でもありますから、劇場に観に行った帰りは大荷物になっていそうです(笑)
> 映画版のサントラはこの調子だと、多分公開後の発売ですかね。
未だ予告されていないところからすると、発売されるとしても年明けでしょうか?
ただ、やはりCD一枚にできるだけの新曲ボリュームがあるかどうかが一番の心配事ですが・・・・・・。
> 主砲も射程短いバージョン
とはいえ、かなりの大口径・長砲身ですし、通常の主砲としてみればかなりの長射程砲の気がしますね。
> 防御自体は紙であるはず。
どうでしょう(笑)
ラストだけ急に紙装甲になったりとかw
> 量子魚雷“墳進機”
単なる発射管の呼称かと思ったのですが・・・・・・。
> 劇場にて大音量で聞けるのが楽しみです。
映画の正しい楽しみ方だと思いますね(^o^)
私も『追憶の航海』はその為に観に行ったのが目的の半分くらいを占めていましたしw
> 携帯ゲーム機DSの『無限航路』
これは恥ずかしながらやったことがないですねぇ・・・・・・。
> 宮武一貴氏が戦艦のデザイナーとして参加
ゲームはやったことがなくても、戦艦デザインは見てみたいですw
> メガハウスでモデル化したら絶対に買い
同感ですw
立体映えしそうな押し出しの強いデザインで、もしメガハウスさんがモデル化してくれたら、随伴艦はメカコレのガトランティス艦がサイズ的に親和性が高そうですよね♪
> ミランガルとニルバレスの扱いが気になります
どーも、餌食になるのはゼルグートⅡ世になってしまうような・・・・・・。
> 警務艦隊となると、数も左程ではないと
多分、ゲルバデス級のような個艦行動可能な艦を主力としている以上、艦数はやはり少ないでしょうねぇ・・・・・・。
メダルーザがバランスの悪そうな装備になっている理由は、もしかすると宇宙戦艦ヤマトの存在が影響しているのかも知れませんよ。
ガミラスと敵対するガトランティスは、ガミラスの動向を調べているうちに銀河系方面で異変が起こっている事を察知する。
派遣した偵察部隊からの報告により、たった一隻の戦闘艦がガミラス艦隊と互角以上に戦っているという驚愕すべき情報を入手、その戦闘艦(宇宙戦艦ヤマト)を密かに追尾して戦闘能力の秘密を探ろうとしたと考えられます。
艦首に艦隊殲滅用の決戦兵器、艦体サイズに対してオーバースペックともいえる強力な主砲、局所的に制空権を確保できる数の航空機を搭載、宇宙戦艦ヤマトはガトランティスの基準では量産型の汎用戦艦クラスに過ぎないサイズの中型艦であるにも関わらず、搭載している兵装は超大型戦闘艦に匹敵するほど強武装だった事が判明した。
ガトランティスの技術陣はヤマトの戦闘データを参考にして建造途中の大型戦闘空母を設計変更、火焔直撃砲や五連装大口径徹甲砲塔を追加装備する大改造の結果、次世代戦闘艦『メダルーザ級』が完成した……という経緯で建造された可能性もあり得ると思います。
ガミラスのデウスーラⅡ世もヤマトの影響を受けて設計変更され、艦首に大口径決戦兵器「デスラー砲」を搭載する大改造を受けたと考えられます。
(設計変更前のデスウーラⅡ世の艦首は、たぶんゼルグート級と似た形状だったのではないですかね?)
つまり…ガミラスの『デウスーラⅡ世』とガトランティスの『メダルーザ級』は、両者ともに宇宙戦艦ヤマトの影響を受けて設計変更・強化改造された似た者同士、設計思想が違うとはいえ両者ともにヤマトの戦闘能力を上回る事を目指して建造されたという共通点があるのかも知れませんよ。
> 宇宙戦艦ヤマトの存在が影響しているのかも
ヤマトが達成した銀河規模の成果(結果)を思うと、ヤマトの性能やコンセプトが他国艦艇に影響を与える可能性はありそうですよね。
ただ、メダルーサとドメラーズⅡ世に関しては、影響を受けるには時間的に厳しい気がします。
ヤマトの存在認知からその評価、それを反映した自国艦の設計、実艦の建造(改装の場合を含む)、訓練と試験評価、実戦配備までを考えると、1年以内(ヤマトの進宙からガミラス本星到着、その帰路の大マゼラン銀河離脱時期を考えると、実際は1年よりもかなり短い)にそうした艦が前線に出現する可能性は低い気がします。
ただ、これ以降、ヤマトのようなコンセプトの艦――大威力砲を搭載した戦闘空母的な艦――が銀河規模の覇権国家間で一時的なトレンドになったりすることはあるかもしれません。
もっとも、そうした艦はゲルバデス級で語られたとおり、艦隊運用を前提とした単能艦艇に比べると高コストですから、流行り(笑)は一時的なものになりそうな気もします。
ガトランティス艦はメダルーサ級の「殲滅型」以外も全て「○○型」と付いているのが面白いですね。
しかも「打撃型」「突撃型」「襲撃型」に「雷撃型」と、どれもえらく攻撃的で「偵察型」「護衛型」「哨戒型」「警備型」みたいな大人しそうな艦が見当たらない(笑)
想像するに、「殲滅型」は「超弩級」みたいな感じで大戦艦クラスの「型」より上のランクとして後付けで作られたんじゃないかなと思います。
他の艦種の「型」は、「襲撃型」が攻撃的任務には使えるが決定打にはならない非主力艦用のランク、その上位に主力艦用のランクとして役割別に「打撃型」「突撃型」「雷撃型」がある……ととりあえず予想してみます。
武装的には、砲の口径が分らないところが残念ですが、門数が多い分同じクラスのガミラス艦より小口径なんでしょうね。
こちらはゲーム自体をプレイされなくとも、『無限航路 設定資料集(ゲーマガBOOKS)』という大型本がありますので、そちらを購入されるのもよろしいかと思います。
この無限航路の感心すべき所は、登場してくる各国家の思想を見事に体現したような空母・戦艦・巡洋艦・駆逐艦のデザインであることです。
これは宇宙戦艦ヤマトシリーズにおける、各国の戦闘艦にも同じことが言えるのではないか思いますので、恐らく納得して頂けるのではないかと。
無論、キャラクターデザインも豊富で、ゲームにしては結構造られている数です。
また艦船以外にも感心するのは、登場する約11もの国家の詳しい説明も載っていることです。人口比率がどのくらいで、どういう経緯を持って誕生したのか等、年表として纏められていたり、その国の思想についても記載されています。
なんだかゲームにするには手に余るくらいの出来だと私は思います。
因みに、この『無限航路』の舞台となる世界は、実在する『大マゼラン銀河』と『小マゼラン銀河』です。あの大ガミラス帝国の領域で、様々な国家がひしめき合い、策謀し、戦争をしている訳です。
さらに、星々の間を渡るには、各星系に点在するワープシステム『ボイドゲート』を潜っていく必要があります。まるでヤマト2199のゲシュタムの門のよう(笑)。
また、白色彗星帝国の様な、星を渡って次々と支配していく強大な国家も登場してきます。
と、長くはなりましたが、当作品は語り尽くせないような緻密な構成、設定がてんこ盛りです。
MJさんの、宇宙戦艦ヤマトに対する考察にも、一役買っていただけるのではないかと愚考する次第です。