My Pleiades

私の好きな映画・小説の話、そして日常の出来事

『カシオペアの丘で』

2011年04月24日 00時10分28秒 | 
カシオペアの丘で 上 (講談社文庫)
重松 清
講談社
カシオペアの丘で 下 (講談社文庫)
重松 清
講談社

 4月15日に読み終わった本。
『カシオペアの丘で』(講談社文庫)、著者:重松清

 続けて、重松清モノ。
40歳を目前に告げられた余命。
家族、幼友達と向かい合い、今まで背負ってきたものを許され、
そして自分自身を許していく話。

 登場人物の年齢が僕とかわらないだけに、すごく感情移入。
涙無しには読めませんでした。
電車の中で何度上を見上げたことか(笑
最後は電車は無理だと思い、寝る前に読了。
案の定、号泣してしまいました。。。
でも、すごく感動というか、心安らかになる終わり方でした。

 ただ、きっとこの話は若い人にはあまり向かないかもね。
人って歳を重ねれば重ねる程、背負うものが増えてくるものだから。
それが分かる年代になると、この本はバイブルのようになるかも。



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2 コメント

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背負うもの (ゆめじ)
2011-04-24 20:54:45
あたしには、気持ち分かるのにはまだ早いかな??

でも、人の親になってみてあまりにも責任の重さにびびってるのに、年を重ねるとこれ以上なんですもんね~… 配偶者に子供に親に仕事…

この本読んでみたいです
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是非! (ぶっちー)
2011-04-24 23:47:34
>ゆめじ様

読んでみて下さい。
ゆめじさんなら十分感情移入出来ると思います。

その分、号泣覚悟を(笑

ま、そー言いつつ、もし面白くなかったらゴメンね

読んだら、感想聞かせてね~
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