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ムジカ公式ブログ MUSICA Official weblog

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電源電圧を変えると音質は向上するのか? vol.4

2018-01-03 | オーディオ部品のうんちく
『電源電圧を変えると音質は向上するのか? vol.3』の続きです。

次に海外製オーディオ機器の電源電圧についてです。

ここでは3つのグループに分けて考えたいと思います。

まずは、最近のモデルでマルチボルテージになっているタイプです。

このタイプはCD等の小電力の機器に多く、

スイッチング電源を使用しています。

電源電圧は95v以上あればOKです。

次に正規輸入代理店が輸入したパワーアンプ等の大電力のモデルです。

このグループの機器はアナログ電源を使用していることが多く

日本向けのトランスに換装されています。

この場合は国産のオーディオ機器と変わりません。

電源電圧は100〜105vあたりがおすすめです。

最後に米国向けの117vがそのまま日本に入ってくるタイプ。

実は米国は州によって電源電圧が異なるのですが、

117vという州はありません。

州によって115v又は120vですので、

米国向けの製品は117vで設計されることが多いようです。

この場合は最低電圧は115vの90%程に設計しますので103.5から使用できます。

これをそのまま輸入されたものが入ってくるわけですので

103v以上で使用しなければなりません。

このように電源電圧は一律に何ボルトが良いとは言えないのです。

次回に続きます。




上石津は今日も雪です。
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