『電源電圧を変えると音質は向上するのか? vol.7』の続きです。
ダイソーの1.5mの延長ケーブル(200円)と

3口タップ(100円)の

ロスを測定してみました。
方法は実際に電流を流し、どの位の電圧降下が発生するかを調べました。
負荷として使用したのは600wのドライヤーです。
ドライヤーの電力消費の大半はヒーター部分です。
ヒーターは純抵抗負荷であり、測定には最適です。
まず、通常の100vのコンセントでドライヤーの電流値を測定してみるとほぼ6Aでした。
次に、ダイソーの1.5mの延長ケーブルを介してドライヤーを使用し、
延長ケーブル部分だけの電圧降下を測定したところ片線で120mVでした。
線路は2線ですので電圧降下は240mVになります。
流れている電流は6Aですので
抵抗値は 0.24/6=0.04オームになります。
次に、3口タップを追加しました。

この状態で延長ケーブル+3口タップの電圧降下を測定したところ片線で134mVでした。
線路は2線で268mV。
流れている電流は6Aですので
抵抗値は 0.268/6=0.045オームになります。
この延長ケーブル+3口タップの許容電流は15Aですので
仮に、最大の15Aで使用したとすると0.675V
つまり100Vの電源電圧が99.325Vになるということです。
これはとても優秀な値です。
例えば、消費電力100W程度のパワーアンプを使用しても
100Vの電源電圧が99.955Vにしか減衰しないことになります。
電圧のロスだけを考えるとこの延長ケーブル+3口タップで十分です。
次回に続きます。
ダイソーの1.5mの延長ケーブル(200円)と

3口タップ(100円)の

ロスを測定してみました。
方法は実際に電流を流し、どの位の電圧降下が発生するかを調べました。
負荷として使用したのは600wのドライヤーです。
ドライヤーの電力消費の大半はヒーター部分です。
ヒーターは純抵抗負荷であり、測定には最適です。
まず、通常の100vのコンセントでドライヤーの電流値を測定してみるとほぼ6Aでした。
次に、ダイソーの1.5mの延長ケーブルを介してドライヤーを使用し、
延長ケーブル部分だけの電圧降下を測定したところ片線で120mVでした。
線路は2線ですので電圧降下は240mVになります。
流れている電流は6Aですので
抵抗値は 0.24/6=0.04オームになります。
次に、3口タップを追加しました。

この状態で延長ケーブル+3口タップの電圧降下を測定したところ片線で134mVでした。
線路は2線で268mV。
流れている電流は6Aですので
抵抗値は 0.268/6=0.045オームになります。
この延長ケーブル+3口タップの許容電流は15Aですので
仮に、最大の15Aで使用したとすると0.675V
つまり100Vの電源電圧が99.325Vになるということです。
これはとても優秀な値です。
例えば、消費電力100W程度のパワーアンプを使用しても
100Vの電源電圧が99.955Vにしか減衰しないことになります。
電圧のロスだけを考えるとこの延長ケーブル+3口タップで十分です。
次回に続きます。