見えるということ

ＷＣ日本代表、残念でしたね・・・

短期決戦を考慮しても、世界の壁は厚く、現実を見せつけられました・・・。




ブリッジの支台歯が感染して排膿、骨吸収しています・・・。（瘻孔からガッタパーチャーを入れて撮影）

本来ならブリッジを除去して根管処置を行うべきです。理由は見えないから、しかしながら反対側も咬合支持が不安定なブラキサーの方でしたので・・・


外さず（咬合面から小さくアクセスして）根管治療&根管充填・・・遠心側の骨が再生しつつあります。アブセスもなくなり、本人も違和感なしとのこと（小さくガッツポーズ）

なぜ、見えるか？




マイクロスコープで見えたから、ちなみに４根管でした・・・。

。

このマイクロスコープ１台４００万、根治の治療費が数百円・・・適当にやって抜歯する気持ちもわからないでもなくはない・・・ｗｗ　アメリカでは根管治療よりインプラント治療の方が治療費が安いとのこと・・・

教育と医療の負担を少なくすることが、国力を上げることだと思っていますし、日本の皆保険制度は素晴らしいことだと思っています。

しかし・・・

医療技術がどんどん高度化し、治せなかった事が治せるようになってきて、それに付随する機器や習得するための技術の負担も大きくなってきています。

医療費の負担を少なく、良質な医療を受けることが出来る、医療従事者側にも負担が無いように・・・・

そんな世の中に早くならないかな・・・・