オニホソコバネカミキリ！！

今日は早朝から4時まで用事があったので帰宅後4時過ぎに散策を開始した。
今日はホソコバネカミキリ類が撮りたいなぁ～なんて思って立ち枯れを見て周っていたら奇跡的に見つかってしまった。


オニホソコバネカミキリ発見！！
クワの立ち枯れでじっとしていた。

このカミキリムシがいた木はクワではなくハルニレでした。
ＫＵＭＡさんや閲覧者さんなどすいませんでした！！

なんの望みもないまま立ち枯れを見て周っていたら本当にいてくれたのだ。
まさかこんなにあっさりと見つかるとは夢にも思っていなかった。

見つけたときの時刻は5時過ぎ、おとなしいので生態写真を撮ることに成功した。
それから恐る恐る手を伸ばす。
手づかみで採集成功したその手は今までにないほど震えている。
手ってこんな風に震えるんだ、と思いここでやっと現実を受け止めることが出来た。

それから上にもなにかうごめいている。

なんともう1頭いたのだ！！

少し高いので撮影は難しい。
すぐに採集して2頭目ゲット～！！

きっと明日も新しいのが集まってきているのかな～なんて思ったりする。


オニホソコバネカミキリ
かっこいい。
これがあのうわさのギガンティアである。
昨日のゾウムシと一緒でこれも北海道レッドデータブックでは準絶滅危惧種に指定されている。


横から
ヒメバチかガガンボに似ている。



もう1頭の方
2頭いてくれたので明日も期待できそうだが、そのときは撮影だけにしようと思う。

シロマダラネブトヒゲナガゾウムシ

昨日は蒸し暑くすぐにばててしまった。
風も少なくとにかく暑い日だった。


おそらくアイノミドリシジミ
路上でたまにミドリシジミの仲間がいるが同定が大変なのでいつも載せていないが今回はたぶんあってると思う。
間違うとしたらミドリシジミ。



ヤナギの幹にシロマダラネブトヒゲナガゾウムシ
初見ヒゲナガゾウムシで北海道レッドデータブックでは準絶滅危惧種に指定されているという。


灯火の居残り組み


オオクワゴモドキ
久しぶり見た。
面白い形が好き。



タケカレハ
ヨシカレハは多いが本種は近所ではそこまで多くない。



キノコヒゲナガゾウムシ
今年はこれで灯火で3度目。
他のヒゲナガゾウムシに比べて灯火での発見率が高い。

ジャコウカミキリ

昨日は晴れで蒸し暑いが風はまあまあ吹いている。

今日は昼に用事があったので午前と午後で2度に分けて散策した。
午前はカメラのバッテリーがなかったので祖父のデジカメを借りた。

10時前、散策に行く前に開花したばかりの庭のノリウツギのを見てみたらチョウが来ていた。


カラスシジミ
2年前に植えた株が今年ようやく開花しそこにチョウが来てくれるのを見ると嬉しくなる。
といっても祖母が植えてくれたのだが…



タカネトンボ
毎回散策に行くたびに同じ場所で数個体のエゾトンボの仲間を見るので、今日2個体捕まえてみたが2個体ともタカネトンボだった。


ちょっと寄り道してしまったがイワガラミとノリウツギの花で30分ほど訪花性昆虫を狙った。
ヒメヒラタタマムシが多い。
スズメバチが僕の前に来たのでしゃがんだ。僕の頭上を30秒程ぐるぐる周られて怖くてたまらなかった。
僕は汗っかきということもあってスズメバチを引付けやすい体質のようだ。


イワガラミでスズキナガハナアブ(これはいつものデジカメで撮影したものです。)
未見のマツムラが気になるところ。



同じ花でオオシマハナアブ
イワガラミにかかれば少なくないが多くもない種だろうと思う。



ノリウツギでオオハナカミキリ(これはいつものデジカメで撮影したものです。)
初見ハナカミキリ。
早々見れる種ではないのでこれはいい成果になりました。

ハナカミキリ系の普通種は来るのにトラカミキリ系は何故か1頭も来なかった。
なぜこのようなことが起こるのかは僕の知識内では見当さえ付かない。



さっきからコムラサキが目立つ。
車が通るのでたまにつぶされてしまう。


移動していると車に乗ったおじさんが話しかけてきた。
お：「クワガタ捕りかい？」
マ：「いいえ、今ノリウツギという花でカミキリムシをとっていました。」
するとハナカミキリかい？ときいてきてくれたので、はいと答えてカミキリムシが捕りたいと答えると、ここら辺で捕れるカミキリムシを2種教えてくれた。
そのうちのひとつはジャコウカミキリ。
なんでもジャコウカミキリは数年前ここら辺で大量発生さえしたという。
これは探すしかないと午後に探すことにした。


そのおじさんが今日捕ったコカブトを見せてくれた。
2頭捕まえていた。
ここら辺で捕ったという。
ある特殊なことをしたら沢山捕れるらしく今回は全然少ない方だという。

採集に立ち会ったわけではないが未見種で、尚且つ前から見たかった種だったので撮影させてもらった。


未見ハナカミキリから最後にいい情報も手に入って充実した午前の部となりました。


4時前、午後の部。

ジャコウカミキリの場所を教えてもらったのでジャコウカミキリ探しをすることにした。


開始2分くらいで1頭発見！！
本当に居るとは感激です。あのおじさんに感謝です！！
場所を教えてもらったものの僕自身がジャコウカミキリを発見したのは初めてで産卵中であった。
探す前にいろいろ周ったので見つけたときの時刻は5時。


産卵を終えて動き出す。
この個体は手にとって撮影する前に落ちてしまい見失いました。

その後数十分探すが見つからず。
ササをこぐので今回マダニが2頭ついた。春だったら大変なことになっていただろう。
近所のジャコウカミキリ探しはササが大敵であるようです。

帰りにはなんともうエンマコオロギが1頭鳴き出していた。
早いなぁ、少し切なくなったがその声をいつまでも聴いていたかった。

空を見上げるとギンヤンマらしき大きなトンボが飛んでいるので捕まえてみると…


見慣れないエゾトンボの仲間でした。
たぶんハネビロエゾトンボだと思います。
エゾトンボの可能性も十分考えられるので同定には自信がないです。
誰かわかる方、本当に合っているのか、それともエゾトンボのほうなのかどうかご教授ください！！

ヒメヒラタタマムシ

昨日は10時半過ぎからの散策。
天気は晴れ時々曇りで蒸し暑く風は弱い。
札幌では昼すぎ30分くらい雨が降ったらしいが、北広島では雨が降らなかったので助かった。
厚別の我が家には雨がぎりぎりとどいたらしく運がよければ雨の境界線が見れたかもしれなかった。


ケラ
路上を凄いスピードで走っていました。
モグラのような手がかわいいです。



ヒメヒラタタマムシ
初見でノリウツギのスウィーピングで2頭入りました。
ノリウツギの花はまだ完全に咲いている花とそうでないのがあって、1番のポイントの花はまだ咲いてないです。
カミキリムシは普通のだけでした。



イチモンジチョウ
採集した個体を室内で撮影。


裏面。
痛みの激しい個体でした。



ツマグロカミキリモドキ
イチモンジチョウを撮影した場所にいた。
このカミキリモドキはこの付近でしか見たことがない。
何でだろう。



エリザハンミョウ
まともな生態写真を撮れたのは初めてです。



ノラニンジンに沢山のスジカミキリモドキが来ていた。
危ない花に早変わり。



カルマイツヤタマヒラタアブ
同定には自信がありません。
目や腹といろいろな特徴を持っているので面白い。



カエデハムシがカツラの木のビーティングで落ちてきた。
初見ハムシ。
上翅だけ赤いかっこいいハムシ。



この個体はたぶんオオスジコガネ
写真だけ見るとちょっと上翅の光沢が少ないように見えるが本種だと思う。

キベリマメゲンゴロウ

昨日は久しぶりにある自然公園に行ってきました。


オニヤンマが沢山居て子供たちの獲物と化していた。
僕も採集したこの個体は90ミリあった。



ミドリシジミ
羽を広げてくれると大分同定が楽になる。
綺麗というよりそっちの方での嬉しさの方が多きい。



トイレにいた不明ヤガ。


急用があるということで学校へ。

1時半に途中で寄ったいつもの土場


ナガタマムシの一種
数頭確認。


このナガタマムシがいたのは中央の木。
同じ樹種の別の木にも数頭来ていた。


今日は夜の外灯回りに父さんと一緒に行った。
父さんはクワガタとりで僕は蛾を中心に初見を狙う。


エルモンドクガ
綺麗なエル字のドクガ。



カタキマルハキバガ
綺麗なキバガの仲間で数頭確認。



不明種。→マダラムラサキヨトウ
ウワバの仲間で見つからず、ヤガ全体で探すも撃沈。
きっと見落としているのかもしれないと探すもののそれでもやっぱり見つからず…
はっきりとした模様が美しい。



キベリマメゲンゴロウ
地面も念入りに探した甲斐があった。
持ち帰り室内で撮影。
初見ゲンゴロウはとびきり嬉しい。



ヒョウモンエダシャク
外灯回りで今まで紹介したのは初見でもこれは知見種。
お気に入りのエダシャク。


ちょっと場所を移動した。


オオアカヨトウ
大きなヨトウガ。
赤というよりこげ茶に近い。

同定ミスでした。

結局クワガタの方は見つからずにこの日は終了した。