北の森での散策日記

北海道の昆虫(主に蛾・ゴミムシ・カメムシ・ハナアブなどなど)が好きで、冬は鳥や動物を撮影しています。旧ブログ名「自世界」

2013年7月6日 灯火採集

2015年01月31日 | 夏のライトトラップ ・外灯回り・糖蜜
2013年7月6日に厚別区某所で灯火採集をしたのでこの日撮れた昆虫たちをアップします。

今更ながらの記事ですが、2013年はある理由で近所にある一か所の灯火を夜に見ていました。

7月3回
8月9回
9月18回
10月26回
11月7回

7月は回数が少ないですが多くの昆虫が見れました。
8月からガクッと一気に種数が減ります。
灯火で確認した甲虫についてすべて記録したので8月からは楽ではありましたが、寂しい気分でした。


7月6日10時前~に撮影した昆虫たち


クチカクシゾウムシの一種
小さい。



ネジロキノカワガ
根本が白いキノカワガ。
でも全然木の皮に見えません。



おそらくマエジロムラサキヒメハマキ
嬉しい初見ハマキガ。



コメツキムシの一種
難しい~
似たようなのがよくビーティングで落ちるけどこいつはわからない。



クビボソムシの一種
すごく形の整った甲虫。
後肢が黒っぽい。
未同定。
悔しいです。



コフタオビシャチホコ
よく見る三角形のシャチホコガ。



オバボタル
日中も夜も多い地中性の光らないホタル。



ナカグロカスミカメ
草原で見るカスミカメ。
胸部の点が特徴。



ツマキジョウカイの一種
ツマキアオジョウカイモドキではなくツマキジョウカイ。
この場所で度々見るジョウカイボンだが、他の場所では見たことがない。



??
ゴミムシダマシの仲間???
この年最も不明だった甲虫。

来ている甲虫を確認していたら30分弱くらい経っていた。
この日はこれで終了~

・この日確認した甲虫
ホソアトキリゴミムシ×2
クシコメツキ×10
コメツキムシ科の一種×1
クロヒメジョウカイの一種×2
ツマキジョウカイの一種×1
オバボタル×2
ケシキスイの一種×1
ミツモンセマルヒラタムシ×2
シロトホシテントウ×1
クビボソムシの一種×1
ノミハムシの一種×1
クチカクシゾウムシの一種A×1
クチカクシゾウムシの一種B×1
アオヒゲボソゾウムシ×1

殆ど未同定。
わからない。。。

ガは他にセンモンヤガ、カマフリンガ、アオシャク、オビカクバネヒゲナガキバガを撮影していた。
他の蛾は2年前なので忘れました~


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オオカワラヒワ

2015年01月30日 | 野鳥
今月の中旬くらいからツグミの群れがナナカマド通りに出てきました。
しかしナナカマドやシラカバの多いモグモグロード(勝手にそう呼んでる)を今月10回以上通いましたがツグミなどの冬の常連は少なく、アカウソを一羽見ただけでした。


オオカワラヒワ 2015年1月15日 札幌市厚別区
そんな中2羽カワラヒワがサクラの木に来ていました。


なかなか野鳥撮影ができていないのが実態です。


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エグリシャチホコの仲間たち

2015年01月29日 | シャチホコガ科
エグリシャチホコの仲間~

エグリシャチホコ、クワヤマエグリシャチホコ、エゾエグリシャチホコの3種が似ていて区別がつきにくいです。
クロエグリシャチホコ、スジエグリシャチホコも少し似ている。
シロスジエグリシャチホコはわかりやすかったです。
ウスヅマシャチホコとプラウヤエグリシャチホコに関してはこちら


エグリシャチホコ 2013年7月21日 斜里町

特徴の一部として
・前翅の外横線は著しく鋸歯状に屈曲
・前翅外横線の外側に黄白色の小点の列があるが、個体によっては不明瞭

本種は前胸背の毛塊の色が白っぽいらしい。
写真の個体は外横線の外側に黄白色の小点が目立ちます。



エゾエグリシャチホコ 2013年8月19日 恵庭市

特徴の一部として
・胸部背面に黄白色の毛塊
・同属他種と比べ翅が翅が細長い
・前翅の外横線は翅頂附近より発し、太くてあまり屈曲しない
・体毛及び翅の地色はエグリシャチホコ、クワヤマエグリシャチホコに比べて橙赤色

写真の個体は胸部背面の毛塊が黄白色で外横線が太い点、さらに赤っぽい点で本種としたが暫定的です。
ネットで調べると紋がない個体もいるそうで難しい。
翅の地色も全然橙赤ではない個体もいるし翅の細長さも角度の問題かよくわからない。
難しすぎます。



クワヤマエグリシャチホコ 2011年7月26日 札幌市清田区

特徴の一部として
・翅形は短く丸みを帯びる
・色彩は黄褐色から褐色
・外横線はやや不明瞭なことが多い
・中室端にはかすかに白色の環を現わす傾向

写真の個体はエグリシャチホコとは前胸背の毛塊の色が違い、外横線の外側に黄白色の小点も見られないので違う様である。
エゾエグリシャチホコは前翅の外横線が太いというところで違う。色も橙赤色ではないてんで違う。
そしてクワヤマエグリシャチホコの特徴の外横線はやや不明瞭なことと色彩が当てはまるが、中室端の白色の環は見えない。

エゾエグリシャチホコとクワヤマエグリシャチホコの違いには決定打が見出せません。
こっちも同定は暫定的で。

もっと経験を積んで、雰囲気や感覚も交えて一種一種を見ていけたら同定作業も少し安定してくるのかな?
今年はもっと精進します!



クロエグリシャチホコ 2014年7月3日 苫小牧市

特徴の一部として
・前翅は暗紫褐色
・胸部背面に赤褐色の毛塊
・前翅後縁の内半分及び縁毛のふさ先端は橙赤色

体色、前縁の特徴などすべて当てはまるので本種で間違いないと思います。



スジエグリシャチホコ 2010年8月11日 札幌市厚別区

特徴の一部として
・クロエグリシャチホコよりも本種は体、及び翅の色がはるかに明るい栗色
・前翅の外横線及び内横線はいずれも2重で明瞭
・亜外縁部に暗帯及び黄白色の点列が明らかに認められる

クロエグリシャチホコとは先ず色が違います。前縁の赤褐色も見らえません。
本種の特徴である外・内横線2重の線、亜外縁部に暗帯及び黄白色の点列が見られることからこちらも大丈夫だと思います。



シロスジエグリシャチホコ 2011年7月23日 札幌市南区

特徴の一部として
・頭頂と頸板が白色

他種とは全く違います。
かっこよくてわかりやすい。
すっきりしますね!


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ウスヅマシャチホコとプラウヤエグリシャチホコ

2015年01月28日 | シャチホコガ科
ウスヅマシャチホコとプラウヤエグリシャチホコは似ています。
エグリシャチホコの仲間は難しいですね。


ウスヅマシャチホコ
特徴
・前翅は内横線と外横線の間がやや濃色
・横線はあまり明瞭ではない
・頭部・胸部は灰黒色で白毛をまじえる
・前翅には小室をもたない


プライヤエグリシャチホコ
特徴
・前翅の内横線と外横線の間が目立って濃色
・斑紋は明瞭
・黒みを帯びている

※それぞれ保育社と北隆館の図鑑を参考に要約

前翅の内横線と外横線の濃さ、間の色の濃さで見分けられるようです。
どうやら頭部の白毛はプライヤエグリにも出るようだ。


ウスヅマシャチホコ 2014年7月30日 苫小牧市


ウスヅマシャチホコ 2009年7月29日 札幌市南区
明暗がはっきりしていますが外横線内横線が薄く間の色も目立ちません。



プライヤエグリシャチホコ 2012年6月26日 札幌市清田区
上の2個体よりも濃いです。
でも基準がよくわかりません。
恐らくプライヤエグリシャチホコであっていると思います。

こちらもウスヅマシャチホコでした。
模様がまだまだ薄いですね。
いつかプライヤエグリシャチホコ!っていう個体がみたいです‼︎



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マエモンハイイロナミシャク、キモンハイイロナミシャク

2015年01月27日 | シャクガ科
似た感じのナミシャク。


マエモンハイイロナミシャク 2012年5月11日 当別町
4~5月の春のナミシャク。
少なくないイメージでしたがこのアングルの写真しかありませんでした。
黒点が目立ちます。



キモンハイイロナミシャク 2010年6月30日 札幌市厚別区
6~7月の初夏のナミシャク。
赤っぽいのなど色彩の変異があるようです。
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