材から出てきた小さな虫たち

材採集で狙いの虫が出ない。でも接写の練習もかねて材から出てきた虫たちを撮影した。
というわけで今まで撮りためたものをアップ。


ヒメバチの一種①
最近多いハチ。大きさは2ミリ。


春になったらそこかしこから出てくるのであまり注目されえる虫ではないが、そのため写真を撮る人は少ない…



ヒメバチの一種②
数種類出てきたがその中でもこの種は綺麗だった。



ヒラタカメムシ類の幼虫
夏に成虫は土場でよく見られたが幼虫を見たのは初めてだ。今日からはサシガメ類の幼虫も数頭見るようになった。


かなり平たい。



ハナノミの仲間
2頭出てきた。よく動くので撮影は大変。



キクイムシの一種
1日2頭ペースで材箱から見つかる。きっと奥のほうにまだいるに違いない。


キクイゾウムシの仲間
でした。wataさんありがとうございました！！


ヤマブドウには拾う前から沢山死骸が木の中に埋まっていたのでそこからの発生が多いが、他の木からも発生している。


横から
立派な姿だが、大きさが3ミリ程度と小さすぎるので僕はあまり興味がわかない。1センチくらいあったら好きになってたに違いないが、もちろん僕に好かれるために生まれてきたわけじゃないでどうこう言ってもしょうがない。



これもキクイムシの仲間？？


ツツキノコムシの仲間
でした。こちらもwataさんありがとうございました！！


ちょこまかとすばやい。



コメツキムシの一種


コメツキダマシの仲間でアイヌツヤヒメコメツキダマシの可能性が高いらしいです。またまたまたwataさん本当にありがとうございました！！

翅に赤い紋がある。紋のつき方がカタモンミナミボタルに似ている。
僕の手元の資料じゃ同定できない種。誰か名前教えてください！！



やわらかい木を手で削っていると中からヒマワリの種が出てきた。
エゾリスがこの木の中に貯蔵したものだと思うけど、このタネが今まででてきた中で1番大きいものになった。

いろいろ出てきたがみんな小さい昆虫で撮影のいい練習になる。肝心のカミキリムシやナガクチキムシなどはあれから出てきていない。

キマダラセセリ

初夏に見られススキやササ類の一部などのイネ科につく。
南方系のチョウで本州には多いが北海道では局地的に分布し少ない。個体数の多いコキマダラセセリに似ているので少しでもピンときたら撮影するようにしているが、本種にはまだ1度しか出会えていない。


キマダラセセリ　2010年7月11日　北広島市

クロカレキゾウムシ

夏に山地の土場で見られる小型のゾウムシ。
個体数は多くもなく少なくもないが見落としやすく撮影に協力的な種でもないのでいい写真が残せなかった。


クロカレキゾウムシ　2010年8月5日　北広島市
土場にて撮影。



2010年8月25日　北広島市
土場にて撮影。白い帯が特徴的。

シロズオオヨコバイ

ヤナギ類につき個体変異が激しいが、どれも個性的で綺麗な色をしている。


シロズオオヨコバイ 2010年7月27日　北広島市


同じ日に同じ場所にて

未同定コメツキたち

去年見つけた未同定コメツキ。図鑑などで調べてもそれぞれ似た種がいるので同定ができないらしい。
両方とも綺麗なのになぁ～


アカコメツキの一種　2010年5月30日　清田区
春に山地で見られるコメツキムシ。上翅が少しオレンジがかっているところがなんとなく好き。



シモフリコメツキの一種　2010年6月15日　清田区
春から夏に平地から山地にかけて見られるコメツキムシ。この大人っぽい色使いが綺麗。