北の森での散策日記

北海道の昆虫(主に蛾・ゴミムシ・カメムシ・ハナアブなどなど)が好きで、冬は鳥や動物を撮影しています。旧ブログ名「自世界」

森の花たち

2013年04月30日 | 春の散策日記
森に行くと気になるのは野鳥や昆虫などの動物たちだけではありません。
植物も気になります。
4月27日と少し前ですが花の状態はこんな感じです~(札幌市厚別区)


エゾエンゴサクの花はまだ開いていないです。
写真の株はここでは早い方で、それでもこんな状態です。
まだまだのようですね。



ナニワズは前々から咲いています。
エゾエンゴサクを踏まないようにしての撮影できつかった。



フッキソウもエゾエンゴサクに負けないくらい群れてます。
しかしまだ蕾です。

花の見頃はまだ先の森でした
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エゾモモンガの活動開始時間と日没などいろいろ

2013年04月29日 | その他の生き物
4月11日以降のエゾモモンガの記録。

以前の記事→エゾモモンガの活動開始時間と日没


活動開始時間は巣から出てきた時間で、それを札幌市の日の入り(日没)時間と比較しました。
4月15日は忙しく観察することができませんでした。
4月12日~4月22日までで、これで活動開始時間の記録は終わります。

なぜ終わってしまったかというと4月23日いつもの様に6時くらいに巣箱観察に行くと、日中におそらくカラスに襲われたのか巣箱が一部壊されてて中の巣材が沢山出されて巣箱の上やその下などに散乱していました。
※このモモンガの巣の近くにはハシブトガラスの巣があり、このカラスにモモンガの張り込み中に僕は威嚇されたこともあり、モモンガはこのカラスに襲われたのかなと思います。
※23日の早朝に来た時には無事だったので日中に襲われたのだと思いました。


※↓クリックして拡大したらいつものサイズになります。
 
悲惨ですね…
モモンガが苦労して集めた巣材や巣箱の破片が散らばっています。
巣箱の一部は壊されていましたが棲むのにはまだまだ使える状態でした。
※巣箱の状況も写真付きで書きたかったのですが、情報漏れ防止のため写真は現時点では載せません。


巣の横に散乱していた巣材を少々いただいてまいりました。
藁の様でふわふわして温かそうです。


巣箱を固定するのに使われていたビニール製縄を細かくしたものや、赤い毛糸が混じっています。


こんな布とかいろいろ人工物が混じっています。
メインの藁状のものは何なのかが気になります。

こんな状態でも、「いない」という記録をつけようと帰らずに張り込みをしていたら意外や意外、エゾモモンガが18:39に「来ました」!
巣箱からではなく北東の方角から飛んできたのです。
しかしそのまま上に上がってまた飛んで行ってしまいました。

そして24日、またエゾモモンガが来ました…
24日からはまた次回の記事にてエゾモモンガの写真もたくさん載せます。
楽しみにしていてください。。。


メインであるエゾモモンガを撮影しました!!


木に依存する夜行性のリスがエゾモモンガです。


エゾモモンガの真ん丸背中にふさふさ尻尾


ようやくという感じですが、今回のグラフについて

・だんだん活動開始時間が遅くなっていますが、特に16日からグラフの角度が上がり始めています。
・統一性がなく、16日は活動開始時間と日没との差が4分しかないかと思えば、13日のように活動開始時間と日没との差が17分の時もありますが、活動開始時間と日没との差が20分を超えることはありませんでした。

※↓クリックして拡大したらいつものサイズになります。

これはただ2回分をまとめたものです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エゾサンショウウオの賑わい

2013年04月28日 | その他の生き物
4月19~21日に近所の池などで夜、エゾサンショウウオの繁殖行動を日ごろお世話になっているKUMAさんと見に行った。


エゾサンショウウオの繁殖行動は、メスが産卵しそうな場所でオスが集団で待機。
メスが来て生んだ卵にオスが群がり放精するというもの。
写真はKUMAさんが前日に刺しておいた枝に見事にエゾサンショウウオのオスが群れてくれた。


別の元あった枝にも多い。
メスを待つオスたちである。




沢山集まりました~
鳴きはしないけどがやがやしてます。

エゾサンショウウオの賑わい

動画撮りました。
KUMAさんが動画をとれるくらい強いライトを当ててくれたおかげです。ありがとうございました



エゾサンショウウオ♂
金色のラメがキラキラしている。


エゾサンショウウオ♂
単体での撮影はかなりぶれやすく苦労します。


エゾサンショウウオ♀
お腹のふくらみが顕著です。


いじめないで~



真ん中のは産んですぐのもの。


産まれてからあまり時間のたっていたい卵
水の吸いが甘い。



エゾアカガエルもエゾサンショウウオほどではないものの多かったです。
水中のカエルは少しの足音でも反応して素早く逃げ水中の落ち葉に隠れてしまいます。
サンショウウオよりも敏感ですが、その割には池の縁にいることが多いので撮影しやすかったです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コイチャニセハナノミ

2013年04月23日 | 春の散策日記
気持ちよく晴れた休みの日。
夏鳥情報を得るために森へ行くものの苦戦。
鳥見は未だに下手なようです。
気付いた時には虫を探していました。
この日は虫撮影に励むのでした~
(4月18日 札幌市厚別区、清田区、北広島市)


木柵を見ていきます。


タマヌキトガリバマユミトガリバ
背中から出ている黒い毛の束が特徴。
シーズン初のトガリバでした。


フユシャクの一種
約11mmでフユシャクのメスは種名がわからない。



毎年早春に見かけるミヤマヒラタハムシ

その他シロフフユエダシャク♂や個体差があり異常に数の多いオナシカワゲラの一種など


ハルニレの木の名札に翅のないタイプのフユシャクのメスがいました。
気になって名札の裏を見てみるとクロテンフユシャクがいました。
カップルかななんて見ていると、こんな甲虫も横にいました。


見たことのないナガクチキムシ。
初見昆虫発見の嬉しさ懐かしさから心躍ります。


種名を調べるとやはり初見で、コイチャニセハナノミという種だった。
こんな名前でもナガクチキムシ科です。
以前のアカオビニセハナノミと同じ感じのナガクチキムシで、ピョンピョン跳ねます。


この日確認した野鳥
エゾアカゲラ、ヒバリ、ウグイス鳴き声、シジュウカラ、シマエナガ、ホオジロ、カワラヒワ、ベニマシコ特に多い、オオジシギ、オジドリ番、マガモ、ヒヨドリ、ハシブトカラス、ハシボソガラス、トビ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クジャクチョウ

2013年04月22日 | 春の散策日記
シーズン初の越冬タテハはクジャクチョウでした。
先週の出来事で載せるのが遅くなりました…


クジャクチョウ 4月15日 恵庭市
都市公園にて
昨日はエルタテハが多く、シータテハも見られました。

クジャクチョウは森林以外でも春都市部でも見られることがあり、エルタテハも森林が近くにあれば都市部でも見られ少ないイメージはありません。
シータテハは森林に依存しているイメージ。
基本のこの3種が多く一般的です。
キベリタテハは平地には少なく低山地から山地の林道で見られ、ルリタテハは森林で広く見られるが極端に少ないなと思います。
コヒオドシやヒオドシチョウは越冬タテハとして経験不足過ぎてわかりません。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする