ロック探偵のMY GENERATION

ミステリー作家(?)が、作品の内容や活動を紹介。
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衆院二補選

2019-04-21 21:12:11 | 時事
衆院の二つの補選が行われました。

与党候補の二敗が確実となってます。

まあ、ここ最近の自民党議員の失言・不祥事を思えば、驚くにはあたらないともいえますが……
それに、大阪は維新、沖縄はオール沖縄が平素から強力であることを考えれば、今回の結果をもって潮目が変わったともいえないでしょう。

ただ、やはり、危機感をもたせるという点で意味はあったんじゃないかと思います。

このブログで何度もいってきたことですが、どんな不祥事や失言があろうが、まず選挙に負けないということになれば、政治家はどんどんたるんでいきます。そのなれの果てが現在の国会です。
あんまり滅茶苦茶なことをやってたら負ける――という、負ける可能性があって、緊張感が出てきます。そこが大事なんです。
今回の選挙結果を受けて、与党も少しは姿勢を正そうとするでしょう。あからさまに不人気な政策はいったん封印したり、なにか不祥事があったら即座に処分……というようになると思われます。参院選向けのパフォーマンスにすぎないにせよ、それは重要なことです。ちゃんとやらないと選挙で落とされるかもしれないから、ちゃんと政治をやる――それこそ、選挙というものが存在する意味でしょう。そういう緊張状態が常に存在するべきで、それこそが、私が常々いっている「まっとうな政党政治」です。今夏の参院選がその契機となってくれることを願ってやみません。


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