ロック探偵のMY GENERATION

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ホフ・ディラン「スマイル」

2018-10-24 16:06:36 | 音楽批評
今回は、音楽評論記事です。
 
以前、ボブ・ディランのことを書きましたが……そこからのつながりで、ホフ・ディランの「スマイル」という曲について書きます。

ホフ・ディランは、二人組のユニット。念のために書いておくと、二人とも日本人です。知り合いが保父をやっていたのでホフ・ディランという名前にしたんだとか。

もちろんボブ・ディランをもじっているわけですが、彼らは、このブログでたびたび名前が出てくる忌野清志郎のモノマネ(?)もやっていたりして、レジェンドへのリスペクトにあふれるユニットといえるでしょう。

「スマイル」は、彼らのデビュー曲ですね。
『こち亀』のアニメでエンディングにも使われていました。


  いつでもスマイルしようね
  とんでもないことが起きてもさぁ
  可愛くスマイルしててね
  なんでもない顔して出かけりゃいいのさ

  ねぇ笑ってくれよ キミは悪くないよ
  ねぇ笑ってくれよ さっきまでの調子で Yeah

  いつでもスマイルしててね
  深刻ぶった女はキレイじゃないから
  すぐスマイルするべきだ 子供じゃないならね


いつでもスマイルというのは、力強いメッセージです。
このブログでは時事評論的な記事を書くこともあって、そういうときには暗い話題も多くなってしまうんですが、暗くなっていくばかりでもよくないんで、ときにはユーモアも必要で……ということで、今回はホフ・ディランなわけです。
しかしまた、ユーモアで笑ってばかりいてもだめなので、ときにユーモアをまじえつつも、考えるべきことは考える……以前このブログで取り上げたRCサクセションの「空がまた暗くなる」ですね。今後も、そういう感じでいきたいと思います。


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