立憲民主党の代表選が告示となりました。
泉健太政調会長、逢坂誠二元首相補佐官、西村智奈美元副厚労相、小川淳也元総務政務官という4人の顔ぶれです。
小川さんは、今回の立候補は難しいともみられていましたが、どうやら推薦人を確保することができたようです。
野党第一党のなかで政策論争が深まるのを期待したいところです。
そのうえで、来夏の参院選にむけて与党としっかり対峙できる体制を構築してもらいたいと思います。
そして、マスメディアにもしっかりこの代表選を取り上げていただきたい。
いまのきわめて不健全な一強体制は、マスメディアの報道姿勢が一つの要因であることは否定できないでしょう。
野党だから、実際に政権を運営していないから報道しないというのでは、野党がどのような活動をしているか、何を主張しているかが有権者に浸透せず、結果として与党を利することになるわけで、これが実質的に与党一強体制を下支えしていることはほとんど疑いようがないと思われます。
今日、FRIDAYの電子版で民主党代表選の記事がありましたが、大手メディアも、自民党総裁選の場合と同様に、これでもかと立憲民主党の代表選を取り上げてもらいたい。いろいろ横やりが入るのかもしれませんが、そんなものは突っぱねる。そうであってこそ、ジャーナリズムの矜持を示せるというものでしょう。