水と緑の街の勝手書き

多摩川の河川敷をうろついてその時の季節を感じたことや登戸の町の動きを勝手に書きます。

マンション老朽化問題

2018-12-22 17:27:27 | 日記
平成4年築の全20世帯のワンルームマンションの定期総会に行ってきました。
問題が山積みでしたが、このマンションだけに限らずかなりのマンションに共通する問題ではないかと考えさせられました。

・ 建物の老朽化
   築26年といえども最初のころから定期的に維持修繕をしていなかったかもしれないので、かなり痛みがあります。
   長期修繕計画を作成していなかったためにその付けが出てきています。

・ 大規模修繕をやったら気になる部分が出てきた。
   築25年できれいになったらそうでない部分がめだつ。
   もっときれいにしたいと思うようになる。
   設備の故障も気になる。

・ 修繕積立金が足りない
   修理や補修で使いたいが修繕積立金が底をつく。
   修繕積立金を増やそうとすれば所有者全員の総会決議で5分の4の賛成が必要、簡単にはまとまらない。
   時間がかかり、すぐに手当てはできない。

・ 賃貸に回している部分が多い
   家賃から手残りがないとメリットがなくなるために修繕積立金や管理費はなるべく減らしたい。
   所有者が住んでいないから、問題があっても直接問題を気にしない、気にならない。
   管理業務は他人任せ。
   
・ 管理組合に関心が少ない
   自分で住んでいないためにあまり興味を示さない。
   管理組合の役員のなり手がいない。
   やっている人だけがボランティアでやり続けないとならない。

なかなか厄介な問題が多いですね。
管理組合の役員のなり手がいないというのはどこのマンションでもあり得る問題ですね。
このマンションでは所有者が住んでいないという問題もありますから、役員順番性も取りにくいし、問題のとらえ方が、問題意識が全く人によって違います。
深刻に考えている人から、何も考えていないような人までいるわけです。
これからもこんなマンションが多くなっていくんでしょうね。
スパッと解決策は出てくるのでしょうか?
それともみんなが悩みながら少しづつ進んでいくしかないのでしょうか?




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