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ー いつも模索しながら ー

マイナンバー制度の日本はまだ未熟か

2016年04月04日 | 日記

4日(月)は、北大阪は朝方少々雨が降りました。昨夜来の雨の名残でしょうか。地域により幾らかきつい雨の所もあったみたい。お昼過ぎからは好天で。

用事で豊中中央郵便局に立ち寄りました。待ち時間にふと見ると、色々なチラシが置いてある棚に「マイナンバー制度に便乗した詐欺に注意」という物も置いてありました。もともと日本では「性善説」を念頭に置いた思想で何でも計画されるので、外国のそうでない国の悪例をよく知ってから対応すべきでしょう。世界中には、マイナンバーと呼ばないでも実態はそれと同一の制度を施行している国は、わんさかあります。スウェーデンが1947年に導入したのを皮切りに、アメリカ、イギリス、ドイツ、イタリア、カナダ、アイスランド、デンマーク、ノルウェー、フィンランド、ベルギー、エストニア、オランダ、オーストラリア、韓国、シンガポール、インド、タイ、ハンガリーなど、多くの国が採用しています。メリットは、国家官庁、役所などの仕事の生産性向上や国民、市民の諸手続きの簡素化と言われますが、これらの総合経費節減による国と地方の官庁役所の省人化、議員数の削減等が具体数で明言されていません。その代わりに 騙されるな、詐欺に逢うな、と言った市民脅かしだけはやるのですね。チラシづくり等、新しい仕事ができたと馘首を免れる役人、議員がいるのかもしれません。せめて、市民の個人情報の流出、詐欺等の悪用防止に(チラシ以外)にも、もっと実質的な努力を望みたいですね。その点で日本は未熟だなと思います。