知人「入部香代子さん」の壮絶な死

25日（木）は猛烈に暑い日でした。午後、ある親戚の人のお見舞に出ていきましたが、バス降車後、病院までの20分程を歩くと、ふらふらしました。暑い～。

昨日、えーぜっとの会（知能障害者が参加し協同で仕事をしていく半分公的な施設　豊中市）から、入部香代子（いるべ　かよこ）さんが亡くなったと言う連絡が入りました。元々、この施設は入部さんが始めたものです。現在は違う人が代表。設立後に私もボランティア活動でこの会に関与しました。会計監査を頼まれたこともあります。車椅子に乗るという脳性麻痺の体（幼少の時、”はしか”の高熱で脳性麻痺）で、結婚し子ども2人を産んだのは関西でも初めてと聞きました。その後、離婚、さらにこれも全国で珍しく「車椅子の豊中市会議員」までやった人でした。私は、お若い時の彼女は知りませんが、市会に出るころからの、もう20年になる知人です。でも選挙というものは、私は誰も旗振り的な応援はしない信条です。彼女の応援もしていません。ただ一般市民として一対一で意見を言ったり砕けた話をしたことは多いです。62才（確か来月には63才になる）で亡くなったことは残念です。彼女の人生を振り返って書きとめた唯一の自叙伝をいただいたのは、彼女が市会議員を止める決断をした２００７年でした。その生き様や体のハンディーを乗り越えた意志力などその人生は壮絶でした。以前からお酒が好きな人で死因は肝硬変と言います。肝臓が良くないことは知っていて、外から盛んに注意していました。最近、ふと疎遠になっていて突然、ご逝去の連絡があり驚いています。ご冥福をお祈りします。本葬か、お通夜には参加したいと思っています。