楽しく愉快な人生を

ー いつも模索しながら ー

年末になって気づいたこと

2012年12月23日 | 日記

23日(日)は寒い風が吹き渡る真冬型のお天気でしたが、青空も覗ける好天気でした。

今日は天皇の誕生日です。日曜と重なったので、今日は「国民の祝日」で明日が振り替え休日ということです。市内の図書館へ立ち寄ると今日は「祝日でお休みで、明日は恒例の月曜でお休み」と表示してありました。まあ、せいぜいお休みください。

自転車屋さんの前に空白ができて、歩道が歩きやすくなっていました。警察かどこかの注意があったのでしょう。天気の日には歩道の幅が3m位のところで、1m位の幅に場所を取って自転車が展示され商売に使っていたものです。自転車屋さんの年末の自重でしょうか、寒さのせいでしょうか、どこかからの注意でしょうか。12月末の一つの変化でした。

畑に葉ボタンが綺麗に並んで咲いていました。葉ボタンは、最近は品種改良が進み色々な色のものがあるそうですが、ここはミルク色のようでした。大阪丸葉系というのでしょうか。この葉ボタンは、耐寒性に優れ、冬花壇や正月飾りに欠かせない縁起の良い(花言葉も幸福、おめでたい)花ですから出荷待ちでしょう。この葉ボタン畑を見て「年末」を感じました。

 

                                     


旬菜の店前に「から傘」の飾りが

2012年12月23日 | 日記

22日(土)は朝方雨でしたが、昼には止みました。

天王寺区谷町9丁目の裏道を歩いていると「旬菜 〇〇」と名前を出している小さなお店がありました。味の良い食べごろの時期の野菜を出すのでしょう。玄関横の壁に昔の芝居女形の絵をあしらった「から傘」が飾られていました。やや小ぶりですから日傘でしょう。京都や奈良のお土産屋では見かけたことはありましたが、大阪(やや古い街角)で見るのは珍しいです。6、70年前までは唐傘はどこの家でもありました。ただデザインが平凡でこんな女形ではありませんでした。もし子どもの時誰かがこんなデザインの傘を学校へ持ってきたら、と思い出し笑いをしました。今ではデザインの柄に関係なく皆に面白がられるでしょうね。

唐傘は「漢」の時代、中国から朝鮮百済を経て日本に来たと言われています。私の解釈では貴人の頭の上の落下物対策ではじめは大きめの傘をお供の人が掲げていたようです。訓読みのカサは、中国や韓国ではサンかウサンと呼ばれているとか。そのうちお陽さんや雨、雪が直接体に当たらない対策になってきたようです。日本では、江戸時代の中期に柄も短くなって、一般にも広がったと思います。このお店は旬菜と唐傘がどういう関係で飾りになっているのか、ちょっとわかりませんでした。