楽しく愉快な人生を

ー いつも模索しながら ー

しばらく本意が分からず眺めた表示板

2012年12月27日 | 日記

27日(木)は好天が続きました。空一面が青い空でした。気温も昼には上がってきましたが、明日は曇りのち雨とか。

梅田の「ヨドバシカメラ」へ接続部品を買いに行きました。エスカレーター乗り場の前に妙な表示がありました。「エスカレーターは立ち止まってください」という意味の表示です。前へ行かないと上がりもくだりもエスカレーターには乗れません。どういう意味か一瞬判断ができず眺めました。こんな表示は前にはありませんでした。分かってきたのは、たぶん、エスカレーターを上がったり下がったりするのに、なぜか駆け上がったり、歩いていく人が多いのでしょう。それで転倒事故やスリップ事故でもあったのでしょうか。大阪人は昔から、交通信号の完全フライング、いそいそ歩き、目的もないのに急ぐ習性があります。大阪では自虐的に「いらち」と呼ばれる人たちです。いらちとは単純に短気とか癇癪的とかの個人の性格を表す一方でそういう職業病(人より一歩でも早くとした低次元な商売人の習慣)だった面もあると聞きました。大らかに歩くことができず、ルールをきちんと守らないことに「卑屈な美学」を感じているのでしょうか。大阪には大阪生粋の人ではないと信じますが老若男女にかかわらず多くの「いらち」がおります。このヨドバシカメラでもきっと「いらち」対策で表示が作られたのでしょうね。でももっと表現の仕方や置き場所を工夫しないとこれでは一部の人はうろたえますよ。