帆船が帆を下していました。

娘の用事で横浜に出かけました。
お昼に選んだ店で、ちょうど日本丸が目の前に見える席に座ることができました。


いい席でよかったねと見ていたら、観客が外に出されて、ヘルメット姿の作業服の人がワラワラ。
数十名の人が集まって、ラジオ体操なんか始めました。
マストの下に分散して、帆を下し始めたのです。

おろすと言っても、下へ落とすのではなく、縮めたり、緩めたりしています。三角の帆だけになってしまいました。
右はじの三角の帆はへさきの部分におろされました。


張っている帆は全部無くなったたけど、これからが大変。何人もの人がマストを昇っていきます。へさきにも取りつきます。


たくし上げられている白い帆を、オレンジ色のカバーの中にしまいこむ作業をしているのです。人が乗っているのは、１本のロープの上で、しかもあまり固定されてないので、力を入れると揺れるし、体は斜めになるし、危なくて、はらはら。落ちないような仕掛けはしてあるのでしょうが、びっくりでした。


こんな感じで完成。最後の人が下りていきます。時化の海で帆を下すこともあるでしょうに、こんな作業をするのでしょうか。1時間以上かかっていました。