むかご りららら

楽しい毎日を過ごしたいな。

エジプト&トルコへ(11)

2007-03-31 23:45:07 | 海外旅行
カッパドキアの大奇岩地帯は、火山灰とと溶岩が厚く積み重なったところを風雨が浸食し、なんとも奇妙な形の岩をつくり出しているそうです。広大な大地の一帯がずっと続いているので、びっくり。


さらに、その奇岩地帯にローマ帝国に追われたギリシャ正教徒が隠れ住んだとか、オスマンから逃れたキリスト教徒が住んでいて、教会があったなど、人の住まいの跡がたくさんあるのです。


らくだ岩とか三姉妹など愛称がついていました。





カイマクル地下都市


紀元前からあったらしいという洞窟住居。アラブ人の襲来に備えてキリスト教徒が住んだとも言われる。2万人が暮らせるらしい。地下8階まで見学可能だというからすごい。

丸い円盤のようなドアを内から転がして閉めて、外的の進入を防いだという。





小さな写真にマウスを当ててみてください。





























地下の住居は延々と続いていて、空気孔はもちろん、水や穀物を貯めるしくみ、トイレなど工夫がいっぱい。大勢で利用する場所や個人の家などあるんです。


絨毯屋さん


途中で立ち寄った「ヘレケ」という絨毯のメーカーは愉快でした。広い部屋に次々と絨毯が広げられて、愉快な説明に笑い転げているうちに、商談がまとまるといっせいに拍手。異様な雰囲気になったのでした。




エジプト&トルコへ(10)

2007-03-26 00:18:29 | 海外旅行
エジプト2日目はまたもや、超ハードな移動が待っていました。

午前午後の観光の後、ホテルで夕食、仮眠。

24時にホテル発。
深夜の3時30分にフライトして、イスタンブールに6時到着。
乗り継いで、アンカラ着陸が朝の7時です。



4回の朝食!

ホテルで朝食弁当を渡され、各飛行機の中で2度の朝食を食べ、アンカラではレストランで朝食という具合です。

ホテルの朝食は人に差し上げましたが、機内食は目の前に出されるので、なんとなく食べてしまい、レストランの朝食は暖かいスープとか意外においしくて、食べちゃったんでした。ギャー、これじゃ豚 になって帰るようだわ。とこの日以来、腹八分目、小食につとめました。

アンカラの駅のレストランに寄ったのですが、広々と大きな駅に人影は少なく、不思議でした。



街を過ぎると、ひたすらまっすぐな道の両側は広大な瓦礫の台地でした。右を見ても、左を見てもこんな景色の連続です。国土は日本の倍だそうですから、納得。 
年齢分布がショックでした。トルコでは
     35歳以下が人口の60%
     60歳以上が     4%  だそうです!!



4時間近くバスに乗り、15時にやっとカッパドキアに到着。ホテル近くの展望台からはこんな奇岩の数々が!! 



カッパドキアのホテルは連泊なので、ほっと一息。ビジネスルームにはインターネットフリーのパソコンが2台あって、あちこち見たりできました。日本語のフォントが入っているのです。でもどうしても書くことはできませんでした。ローマ字でメールを送ったりして、とっても残念。英語はからきしなのであります。




エジプト&トルコへ(9)

2007-03-24 23:09:21 | 海外旅行
バスの車窓からみたエジプト、カイロの街です。

ロバにのった子供たちをあちこちで見かけました。働いているのです。







小さな写真にマウスをのせてみてね。

























肉屋さんでしょうか。ここでも子供が店番をしていました。





小さな写真にマウスをのせてみてね。






























きっと見たいと楽しみにしていたナイル川です。川岸に下りて見たかったなあ。






エジプト&トルコへ(8)

2007-03-23 22:45:35 | 海外旅行
エジプト2日目 午前中は、メンフィス、サッカラ、ダ・ハシュールを観光。

メンフィスは今は貧しい小さな村ですが、古代エジプトの都だったところだそうです。ここの博物館は野外博物館で、埋葬されていた石造などが集められていました。


実は、私にとってメンフィスは特別な場所なんです。エジプトを身近に感じるようになったきっかけは、少女マンガ「王家の紋章」を読んでから。全50巻、まだまだ続いている漫画を娘と楽しみに読んでいます。

古代史の大好きな現代の少女キャロルがエジプトの古代にタイムスリップ、ファラオ「メンフィス」やヒッタイトの王子「イズミール」などと壮大な古代絵巻を繰り広げていますメンフィスやイズミールの名前が人の名ではなく、地名だとわかっているのだけど、なんだかとても懐かしく、嬉しくなってしまいました。


遠くからの見学になったダ・ハシュールのピラミットは角度が少し変。屈折ピラミットといわれています。屈折している理由は、設計に無理があったとか、 ファラオの死が近いので工事を急いだとか。

赤のピラミットの中へ、またもや入りました。階段を上った先にある入り口から入って、天井の低い穴の中を延々と下ります。この後、2~3日はバスの乗り降りがつらかった!



サッカラの階段ピラミッドは一番古いピラミットだそうです。ピラミットひとつだけがあるわけじゃなく、「ピラミッド・コンプレックス」といって、祭壇とか色々な建物と合わさっているのでした。写真はその全体の入り口です。



こんな穴もあるのですが、何のためのものなのかわかってないそうです。上のほうのらくだが小さく見えますから、大きさがわかりますね。



これが階段ピラミッド。賑やかなギザと違って、本当に砂漠の中で何千年もの年を経てきたんだなあと感動してしまいます。




午後は国立博物館へ。エジプトでの楽しみのひとつ、ツタンカーメンとの再会です。

私が二十歳前の頃だったか、上野にツタンカーメンがやってきたことがあるんです。その時見に行きましたので、再会というわけ。懐かしい写真を引っ張り出しました。



今回、博物館の中は写真を撮ることができなくて、残念だったけど、すばらしい副葬品の数々に改めてびっくり。ミイラを作る様子などはリアルで参りましたけど・・・ 

同行のメンバーの中に、関西でご覧になった人もいらっしゃいました。


エジプト&トルコへ(7)

2007-03-22 00:02:13 | 海外旅行
エジプトではカイロ周辺だけの見学でした。

始めにギザの3大プラミッドとスフィンクス。大きさと古さに圧倒されます。



写真用のらくだがあちこちに



クフ王のピラミッドでは中に入ってきました。蒸し暑くて暗くて、低い坑道って感じのところをかがんだまま延々と歩かされ、玄室らしきところでほっと一息。ただの石の四角い部屋でした。帰りも同じ道をひたすら中腰で登ります。



砂漠の真っ只中と思いきや、振り返るとビル群が見えるのです。




絨毯工場へ立ち寄りました。子供たちは学校に行かなくてもよくて、このスクールと名のある工場で働いているのです。小さな手じゃないと縦糸の間を手が通らないとかで、並んで手を動かしている様子はつらいものがありました。



この姿勢で、上に下がっている糸をとっては、
絶えず手を動かしていました。