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冬は室内でのんびり読書も悪くない。というわけで図書館にリクエスト。
この2冊をだらだらと読んでいます。
佐野洋子さんの「神も仏もありませぬ」
百万回生きた猫が好きで、エッセイも好きです。
谷川俊太郎さんと結婚したときはビックリして、なんか嬉しかったわ。
どこかの田舎に暮らしていて、その様子なんだけど、
蜂蜜のところがすごく良くて、 涙でそうだったよ。
口紅水仙をもらうんだけど、水仙が気付かないように、
そっと移植するの。
その気持ちってわかるよね。
痛めないように、根の一本も取れないようにって。
何が大事かっていうことをどんどん気付かせてくれる本です。
もうひとつは「こんな夜更けにバナナかよ」 渡辺一史著
キンジストロフィーで、指先しか動かせず、
しかも人工呼吸器までつけて、
痰の吸引が必須の鹿野さんは一人暮らしです。
その生活を支える大勢のボランティアと鹿野さんを
取材しています。
すべてを人に依存しなければ生きていけない鹿野さんには
プライバシーなんてあったもんじゃなくて、
ただしてあげるだけじゃとても続けられないボランティアの人には、
それぞれ心の葛藤や鹿野さんとの緊密な関係があって、
そうかそうかと引き込まれます。
まだ半分近くしか読んでないんだけど・・