むじな@金沢よろず批評ブログ

台湾、国際情勢、アニメなどについて批評

在台湾日本人の間で、台湾語学習がブームに

2008-11-13 02:42:35 | 台湾言語・族群
自由時報が4日付けで伝えたところでは
日人感動 搶學台語
最近の映画「海角7号」ブームで、台湾語が若者の間でも復活しつつあるため、台湾在住日本人の間でも台湾語学習熱が高まっているという。
そうでなくても、実際には台湾語は生活言語として今でも主流で、客家人、外省人、原住民もホーロー人が優勢の地区や商売では使っている「事実上の公用語」。
言葉というのは生きているものなので、いくら北京語教育で、文献も北京語によるとしても、今の台湾の北京語そのものが台湾語の語法、語彙、発想、プロソディの影響を多大に受けて独自の発展をしている以上、台湾語は台湾社会理解には外せないといえる。

前も書いたように、台湾で活躍する日本人俳優の佐藤麻衣は台湾語も大体わかるくらいになったようだし、田中千絵も台湾語を勉強中らしい。今どき台湾の芸能界では、台湾語は必須だからね。
また、台湾新幹線もできてから南部への移動も簡単になっているので、短期旅行でも南部に足を伸ばす日本人旅行者も増えている。
そういう意味では、私が来年には出すであろう台湾語教材はまさにタイムリーといえるんだな、これが。

蛇足ながら、私の台湾での日本人の友人は、ほとんどが台湾語と客家語も理解できるやつらばかりなんだわ。
というか、そうでないと、台湾文化や社会の理解が浅くて、いまいち話が噛み合わないのと、時々日本語ですっと出てこないことがあって、台湾語で言ったほうが言いやすい場合があるので、そういう場合に台湾語を理解してくれないと困るってのもある。

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