クルマ趣味人 にとってのスポーツマフラー
やはりその五感に訴えかけてくるマフラーサウンドは重要なポイント。
カフェレーサーといえどもロードリーガルにてその趣味の世界を
楽しむのが基本と考えていますが今後の将来を見据えて考えますと
社会状況はより一層厳しくなると思われます。
1970年代の保安基準はマフラーに関しての音量規制は
現在の近接騒音とは異なるのでほぼ音量に関しての縛りは比較的緩やかですが・・
区切りとなる年式ですと、1997年(平成9年)までの登録で
近接排気騒音は103dB。
1998年以降は96dB(ミッドシップ100dB)に変更。
初期型エリ/エク ローバーKと2ZZですね。
そして現在の加速騒音規制は2006年6月以降登録若しくは輸入された車両に
適用されてます。
加速騒音82dB。
車検証に記載されてますので要確認です。
アバルト&チンクの場合は初期型は近接排気騒音のみで保安基準適合です。
そして、状況は厳しくなっており既に2016年(平成28年)10月1日以降
登録車両には相対値規制が施行されてますが、
輸入車の場合は2021年9月1日以降登録若しくは通関車両からです。
この相対値規制の場合は後付けマフラーには経年変化を考慮して
車検証記載の近接排気騒音値に対して
プラス5dBのマージンが認められます。
という事は・・・ 現行新車購入予定の場合は来年8月迄が正解ですね・・・
そして近い将来想定されているのが
国際基準に合わせてるUN R51-03規制です。
既に適用されているフェイズ1に対して今後フェイズ2になると
2020年10月以降登録車両のほとんどが加速騒音値70~71dB
となりますのでかなりハードな規制値となります。
現状では恐らEVモーターと組み合わせた上にタイヤ走行音も考慮しないと
パス出来ないと思われます。
そしてフェイズ3に移行となった場合は加速騒音値68~72dBとなりますと
恐らく現行のEVでも達成するのは困難な数値です。
すなわちこのフェイズ3ではもはや4サイクルエンジン単独での保安基準適合は
不可能になると想定出来ます。
という事は・・・
化石燃料を燃やす4サイクルエンジンにて クルマ趣味人 を継続満喫するには
どうすべきか考える時間はあまり残っていないのが現実かもしれません。
選択肢は・・・ 新車なら2021年9月、現行車なら2006年6月以前、
少し前の中古車なら1997年以前、
そして徹底的にクルマ趣味を満喫するなら1970年以前の旧車という事に。
更に1973年以前登録車両の場合は排気ガス規制も仕様過程車両の場合はCO濃度4.5%以下
触媒無しで合法となります。
MT-DRACO的 カフェレーサー仕様をめざすのでしたら
アバルト&チンクは初期型、ロータスなら2006年6月以前登録です!
mtakek9x1007@silk.ocn.ne.jp
Mobile 080-6689-9950
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます