チェルシー 2011年まで移籍禁止のニュースに色々と考えさせられました。
サッカー選手は「夢」を見せてくれます。
もちろん、年俸の高い選手は、少年たちの「夢」や「憧れ」となりますが
金額に相応しくない選手も多々存在します。
スポーツのビジネス化。
今シーズンのレアルの破格の移籍劇は、その典型とも言えます。
サッカー選手の移籍は「マネーゲーム」の様相を呈しています。
高額なマネーの動きに台頭してきたのが、エージェント。
自分の取り分欲しさに、移籍金を吊り上げてしまうこの必要悪の連中。
こういった連中が、今回の騒動を生んだのは確かでしょう。
今回の騒動は、あの「システマモッジ」でも起こっていました。
カンナバーロのインテルからの移籍劇です。
ま、ユーベは降格という罰を与えられましたが、移籍の禁止と2部降格
罰としては、どちらがキツイのか?(笑)
プレミアの「金に糸目をつけない」方針へのFIFAの対抗策とも
取れます。
儲かるUEFAへのブラッターの嫉妬で色んな策を講じる印象を持って
しまうのですが・・・
「5+6」ルールもボスマン判決の観点から、実現は難しいとは解っているものの
自国のアイデンティティーの欠如を感じており、なんとかして欲しいと
思っている自分もいます(苦笑)
バランスがおかしくなっていることに際しての
「均衡を保つ」ための手段として講じたのかもしれない。
意図的に行なったことではないと思いますが、イングランド勢が隆盛を
極めていた80年代前後。
84年に起きたヘーゼルの悲劇により、イングランドはヨーロッパの大会から
締め出され不遇の時代を味わった。
イングランドの力を弱めるという狙いはなかったと思うが
その事件を機に「ひのき舞台」から姿を消した。
しかし、今回は「プレミア」に対してのFIFAの狙いを感じずには
いられないのですが・・・
アーセナルの「青田買い」にもメスが入るのでは?
この話題、今後も要注目です。
雅104