ミセスファーマーの『農家の嫁日記』

東京から北海道の農家に嫁いで13年目になりました。
今年のテーマは「頑張らない」。ぼちぼちとマイペースにやりますヨ☆

ビートの収穫 その2

2010-10-25 | 畑の仕事
手作業の縁掘り作業が終わったら、いよいよ機械を使っての本格的な収穫作業です。

まずはトラクターの後ろにこの機械を付けて、ビートの葉だけをカットしていきます。





葉が切断された状態のビート。



続いてハーベスタの機械を付けて、葉を切り終わった列の上を通ります。下の部分で

掘り起こされたビートはベルトコンベアで流れて、後ろでガラガラと回転している籠状の

部分に乗って頂上まで来ると、タンクに落ちる仕組みになっています。



後ろに見えるのは羊蹄山です



タンクがいっぱいになったら一気に開けて積み上げていきます。



ビートの山。(2日目の夕方撮影)まだまだ全体の3分の1の量にもなりません。



近くで見るとこんな感じ。



男の人たちがトラクターに乗ってビート掘りをしたり運んだりしている間、ミセスファーマーは

ハーベスタの通った後を歩いて、落としていったビートや掘り残したものを発掘したりする

作業をしています これがなかなかキツく、夜になると足が筋肉痛・・・毎晩湿布の

お世話になっています。

まずまず順調に進んでいた収穫作業でしたが、4日目の午後に突然トラクターとハーベスタ

のタイヤが同時にパンクし、あと22列残したところで敢え無く作業を断念し、あとはタイヤの

修理屋さん頼みとなってしまいました。4日目で全部終われると思っていたのに残念・・・

ところが翌日の朝(つまり今日)、修理屋さんは朝一にタイヤを直して持ってきてくれたので、

収穫作業を始めて5日目の本日、無事に全部の作業が終了しました~ 天気予報では

雨の予報だったのがほんの少しのにわか雨に降られただけで済んだのも助かりました



これが今年のビート全量です(写真では分かりにくいですが・・・)。今年のビートは小粒が

多かったから、果たして何トンになっているか このあと上にシートを被せて畑に置いて

おき、ビートの精糖会社のトラックが取りに来るまでこのままにしておきます。ちなみに

我が家のビートの引き取りは今年は10月31日です。



今年は今までで一番の面積(3町=3ヘクタール)の作付けだったので、春の植え付け

から夏の草取り、そして収穫作業まで本当に毎回ヘトヘトの作業でした。なにはともあれ

今日で全部終わってよかった~


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