K's Note

不定期blog

少子化に逆行するクラス増の理由

2010-01-12 | 若者支援
 少子化について聞きかじった話ですが、少子化と言えば”子どもの数が減る”
 ことを主に示すわけですが、どのへんで実感されますでしょうか。街や
 公園で見かける子どもの数が減ったとか、周囲に「一人っ子」が多いとか、
 日々の生活で子どもの減少を感じるわけですが、とりわけ、学校に十分な
 入学志願者が集まらないとか、昔は7クラスあったのに、いまは2クラス
 しかないとか。

 タイトルにもありますが、そんな少子化イメージと逆行するかのように
 学校のクラス数が増えている!?現象が起こっています。私が話を聞いた
 のは都内の学校のことです。なぜ、クラス数が増える(増えそう)なのか。
 それは、地方から保護者が仕事を求めて、都内に”引っ越し”をしてくる
 ことで、昔のような”出稼ぎ”ではないため子どもたちもまた、引っ越し
 をしてくるため、ということです。

 ちょっと驚きました。もちろん、都会に仕事を求めて上京してくるひと
 がたくさんいることは知っていました。しかし、それに伴って
 学校のクラス数が減るどころか、増えるかもしれないという状況に
 驚いているわけです。

 この動きが加速するならば、地方の疲弊・労働力不足などなどは
 現状以上に動きが早くなるとは思いますが、都心部の住宅、学校、
 サービスなど、「ひと」に付随する物事にも変化が表れてくると思い
 ます。まだ、聞きかじりですので、詳細はわかり兼ねますが、見える
 形での人口移動が驚異的に加速する兆候のひとつではないかと思います。