1986年8月16日付ビルボード All American Top40、1位の交代がありました、2位から上がっての1位はMadonnaの"Papa Don't Preach"。Madonnaですが、もちろん皆さんご存知のスーパースター。83年に"Holiday"が初めてのTop40ヒット、それからたった3年ですが、この曲で10曲目のTop40ヒットで、8曲目のTop5ヒット、5曲目のTop3ヒット、Like a Virgin"、"Crazy for You"、"Live to Tell"に続き、4曲目のNo.1となりました。
2位は2週間の1位からダウン、Peter Ceteraの"Glory of Love"。映画『The Karate Kid Part II』の挿入曲です。Peter Ceteraですが、もちろんChicagoのオリジナルメンバーで、メインボーカリスト。この前年の85年にバンドを抜けてソロ活動を開始、この曲がソロ初めてのヒットでもちろん初めてのNo.1です。Chicagoでは、この時点で、2曲のNo.1ヒットを含め9曲のTop5ヒットを持っています。
3位は前週と変わらず2週目の3位、Belinda Carlisleの"Mad About You"。Belinda Carlisleですが、そうですよね、The Go-Go'sのリードボーカルです。The Go-Go'sが1985年に解散して、ソロでの初めてのヒットがこの曲で、3位まで上がってきました。
4位は8位からアップ、Steve Winwoodの"Higher Love"。Steve Winwoodですが、60年代からブリティッシュロックシーンで活躍しているスーパースター。伝説的なロックバンド、Trafficや、Blind Faithで活躍、グループではアメリカでのシングルヒットはありませんが、81年に、"While You See A Chancce"が最高位7位の初のソロヒットを記録、この曲で2曲目のTop10ヒットで、初のTop5ヒットとなりました。
5位は前週と変わらず、2週目の5位、Jermaine Stewartの"We Don't Have To Take Our Clothes Off"。Jermaine Stewartですが、デビューシングルが1984年に41位まで上がりましたが、この曲が2曲目のシングルヒットで始めてのTop40ヒット、5位まで上がってきました。
この週3位はBelinda Carlisleの"Mad About You"。最高位はこの2週間続けた第3位。年間チャートは36位。The Go-Go'sが1985年に解散して、初のソロヒットが大ヒットになりました。
Belinda Carlisleですが、1978年に結成されたThe Go-Go'sのオリジナルメンバーでメインボーカリスト。
The Go-Go'sでは、3枚のアルバムで、シングルは、最高位2位を記録した"We Got the Beat"を含め、5曲のTop40ヒットで、そのうち2曲がTop10ヒットとなっています。
そのThe Go-Go's、85年には活動を停止し、解散してしまい、各メンバーはソロ活動を開始、そのメンバーのソロ活動では、最も成功したのがBelinda Carlisleです。
86年にファーストアルバム『Belinda』を発表、そのアルバムからのファーストシングルがこの曲"Mad About You"です。
"Mad About You"ですが、Paula Jean Brownに、James Whelan、Mitchel Young Evansの、3人の共作。そのうち、Paula Jean Brownですが、The Go-Go'sの解散直前に、一足早くバンドを脱退したJane Wiedlinの代わりにバンドに加入したベーシストです。
この曲、"Mad About You"、このPVに出てくる男性ですが、Morgan Masonで、俳優兼プロデューサーですが、彼女Belinda Carlisleの夫、この時、まさに結婚したばかりの方です。
また、この曲のギターソロはAndy Taylor、もちろんDuran Duranのギタリストで、このPVにも登場しています。私としては、ギターソロはもうちょっと長くても良かったのでは、とは思いました。
アルバム『Belinda』もヒットして、アルバムチャートでは最高13位。このアルバムには、Paula Jean Brownの他にも、The Go-Go'sのメンバーCharlotte Caffeyが曲を提供、さらには、バングルスのSusanna Hoffsや、リンジー・バッキンガムなども曲を提供しています。
また、バックには、Andy Taylorの他にも、David Lindley、こちらもThe Go-Go'sのメンバーのJane Wiedlinなどが参加しています。ヒットするべくしてヒットしたアルバムでしょうか。
今週 先週 song / artist
1 2 PAPA DON'T PREACH / MADONNA
2 1 GLORY OF LOVE(THEME FROM "THE KARATE KID PART Ⅱ) / PETER CETERA
3 3 MAD ABOUT YOU / BELINDA CARLISLE
4 8 HIGHER LOVE / STEVE WINWOOD
5 5 WE DON'T HAVE TO TAKE OUR CLOTHERS OFF / JERMAINE STEWART
6 9 VENUS / BANANARAMA
7 13 DANCING ON THE CEILING / LIONEL RICHIE
8 10 RUMORS / TIMEX SOCIAL CLUB
9 18 TAKE MY BREATH AWAY(LOVE THEME FROM "TOP GUN") / BERLIN
10 12 THE EDGE OF HEAVEN / WHAM!
11 6 LOVE TOUCH(THEME FROM "LEGAL EAGLES") / ROD STEWART
12 15 SWEET FREEDOM(THEME FROM "RUNNING SCARED") / MICHAEL MCDONALD
13 4 SLEDGEHAMMER / PETER GABRIEL
14 16 YOU SHOULD BE MINE / JEFFREY OSBORNE
15 23 FRIENDS AND LOVERS / CARL ANDERSON & GLORIA LORING
16 7 DANGER ZONE / KENNY LOGGINS
17 20 SUZANNE / JOURNEY
18 26 BABY LOVE / REGINA
19 22 ALL THE LOVE IN THE WORLD / OUTFIELD
20 27 WORDS GET IN THE WAY / MIAMI SOUND MACHINE
21 11 INVISIBLE TOUCH / GENESIS
22 24 ONE STEP CLOSER TO YOU / GAVIN CHISTOPHER
23 28 YANKEE ROSE / DAVID LEE ROTH
24 33 STUCK WITH YOU / HUEY LEWIS & THE NEWS
25 29 THAT WAS THEN, THIS IS NOW / THE MONKEES
26 14 NASTY / JANET JACKSON
27 31 MAN SIZE LOVE(FROM "RUNNING SCARED") / KLYMAXX
28 30 RUMBLESEAT / JOHN COUGAR MELLENCAMP
29 19 OPPORTUNITIES(LET'S MAKE LOTS OF MONEY) / PET SHOP BOYS
30 43 WALK THIS WAY / RUN-D.M.C.
31 36 DON'T FORGET ME (WHEN I'M GONE) / GLASS TIGER
32 32 TAKEN IN / MIKE + THE MECHANICS
33 40 LOVE ZONE / BILLY OCEAN
34 37 THE CAPTAIN OF HER HEART / DOUBLE
35 35 HANGING ON A HEART ATTACK / DEVICE
36 21 DIGGING YOUR SCENE / THE BLOW MONKEYS
37 17 MODERN WOMAN(FROM "RUTHLESS PEOPLE") / BILLY JOEL
38 25 TAKE IT EASY / ANDY TAYLOR
39 44 DREAMTIME / DARYL HALL
40 46 TWO OF HEARTS / STACEY Q
2位は2週間の1位からダウン、Peter Ceteraの"Glory of Love"。映画『The Karate Kid Part II』の挿入曲です。Peter Ceteraですが、もちろんChicagoのオリジナルメンバーで、メインボーカリスト。この前年の85年にバンドを抜けてソロ活動を開始、この曲がソロ初めてのヒットでもちろん初めてのNo.1です。Chicagoでは、この時点で、2曲のNo.1ヒットを含め9曲のTop5ヒットを持っています。
3位は前週と変わらず2週目の3位、Belinda Carlisleの"Mad About You"。Belinda Carlisleですが、そうですよね、The Go-Go'sのリードボーカルです。The Go-Go'sが1985年に解散して、ソロでの初めてのヒットがこの曲で、3位まで上がってきました。
4位は8位からアップ、Steve Winwoodの"Higher Love"。Steve Winwoodですが、60年代からブリティッシュロックシーンで活躍しているスーパースター。伝説的なロックバンド、Trafficや、Blind Faithで活躍、グループではアメリカでのシングルヒットはありませんが、81年に、"While You See A Chancce"が最高位7位の初のソロヒットを記録、この曲で2曲目のTop10ヒットで、初のTop5ヒットとなりました。
5位は前週と変わらず、2週目の5位、Jermaine Stewartの"We Don't Have To Take Our Clothes Off"。Jermaine Stewartですが、デビューシングルが1984年に41位まで上がりましたが、この曲が2曲目のシングルヒットで始めてのTop40ヒット、5位まで上がってきました。
この週3位はBelinda Carlisleの"Mad About You"。最高位はこの2週間続けた第3位。年間チャートは36位。The Go-Go'sが1985年に解散して、初のソロヒットが大ヒットになりました。
Belinda Carlisleですが、1978年に結成されたThe Go-Go'sのオリジナルメンバーでメインボーカリスト。
The Go-Go'sでは、3枚のアルバムで、シングルは、最高位2位を記録した"We Got the Beat"を含め、5曲のTop40ヒットで、そのうち2曲がTop10ヒットとなっています。
そのThe Go-Go's、85年には活動を停止し、解散してしまい、各メンバーはソロ活動を開始、そのメンバーのソロ活動では、最も成功したのがBelinda Carlisleです。
86年にファーストアルバム『Belinda』を発表、そのアルバムからのファーストシングルがこの曲"Mad About You"です。
"Mad About You"ですが、Paula Jean Brownに、James Whelan、Mitchel Young Evansの、3人の共作。そのうち、Paula Jean Brownですが、The Go-Go'sの解散直前に、一足早くバンドを脱退したJane Wiedlinの代わりにバンドに加入したベーシストです。
この曲、"Mad About You"、このPVに出てくる男性ですが、Morgan Masonで、俳優兼プロデューサーですが、彼女Belinda Carlisleの夫、この時、まさに結婚したばかりの方です。
また、この曲のギターソロはAndy Taylor、もちろんDuran Duranのギタリストで、このPVにも登場しています。私としては、ギターソロはもうちょっと長くても良かったのでは、とは思いました。
アルバム『Belinda』もヒットして、アルバムチャートでは最高13位。このアルバムには、Paula Jean Brownの他にも、The Go-Go'sのメンバーCharlotte Caffeyが曲を提供、さらには、バングルスのSusanna Hoffsや、リンジー・バッキンガムなども曲を提供しています。
また、バックには、Andy Taylorの他にも、David Lindley、こちらもThe Go-Go'sのメンバーのJane Wiedlinなどが参加しています。ヒットするべくしてヒットしたアルバムでしょうか。
今週 先週 song / artist
1 2 PAPA DON'T PREACH / MADONNA
2 1 GLORY OF LOVE(THEME FROM "THE KARATE KID PART Ⅱ) / PETER CETERA
3 3 MAD ABOUT YOU / BELINDA CARLISLE
4 8 HIGHER LOVE / STEVE WINWOOD
5 5 WE DON'T HAVE TO TAKE OUR CLOTHERS OFF / JERMAINE STEWART
6 9 VENUS / BANANARAMA
7 13 DANCING ON THE CEILING / LIONEL RICHIE
8 10 RUMORS / TIMEX SOCIAL CLUB
9 18 TAKE MY BREATH AWAY(LOVE THEME FROM "TOP GUN") / BERLIN
10 12 THE EDGE OF HEAVEN / WHAM!
11 6 LOVE TOUCH(THEME FROM "LEGAL EAGLES") / ROD STEWART
12 15 SWEET FREEDOM(THEME FROM "RUNNING SCARED") / MICHAEL MCDONALD
13 4 SLEDGEHAMMER / PETER GABRIEL
14 16 YOU SHOULD BE MINE / JEFFREY OSBORNE
15 23 FRIENDS AND LOVERS / CARL ANDERSON & GLORIA LORING
16 7 DANGER ZONE / KENNY LOGGINS
17 20 SUZANNE / JOURNEY
18 26 BABY LOVE / REGINA
19 22 ALL THE LOVE IN THE WORLD / OUTFIELD
20 27 WORDS GET IN THE WAY / MIAMI SOUND MACHINE
21 11 INVISIBLE TOUCH / GENESIS
22 24 ONE STEP CLOSER TO YOU / GAVIN CHISTOPHER
23 28 YANKEE ROSE / DAVID LEE ROTH
24 33 STUCK WITH YOU / HUEY LEWIS & THE NEWS
25 29 THAT WAS THEN, THIS IS NOW / THE MONKEES
26 14 NASTY / JANET JACKSON
27 31 MAN SIZE LOVE(FROM "RUNNING SCARED") / KLYMAXX
28 30 RUMBLESEAT / JOHN COUGAR MELLENCAMP
29 19 OPPORTUNITIES(LET'S MAKE LOTS OF MONEY) / PET SHOP BOYS
30 43 WALK THIS WAY / RUN-D.M.C.
31 36 DON'T FORGET ME (WHEN I'M GONE) / GLASS TIGER
32 32 TAKEN IN / MIKE + THE MECHANICS
33 40 LOVE ZONE / BILLY OCEAN
34 37 THE CAPTAIN OF HER HEART / DOUBLE
35 35 HANGING ON A HEART ATTACK / DEVICE
36 21 DIGGING YOUR SCENE / THE BLOW MONKEYS
37 17 MODERN WOMAN(FROM "RUTHLESS PEOPLE") / BILLY JOEL
38 25 TAKE IT EASY / ANDY TAYLOR
39 44 DREAMTIME / DARYL HALL
40 46 TWO OF HEARTS / STACEY Q
イントロサイコーす。
86年で最も幸せそうな曲に聴こえましたがまさに婚前交渉中であったとは!
マドンナとショーンベンもビックリ👀ですな!
ベリンダもうまくソロアーチストとして成功した一人ですね。この曲を聞いても、ゴーゴーズのようなバンドサウンドではなく、完全に女性ヴォーカリストの80年代仕様のアレンジ。
ギターがアンディ・テイラーとは気付きませんでした。
それにしてもいまだに現役のベリンダ。ここまで息の長いアーチストになるとは…。
The Go- Go'sは元気な女の娘達というアイドルのイメージのあるバンドでしたが、ベリンダのこのデビューアルバムではまだそのイメージを引きずっていた記憶があります。そして、この曲の翌年のセカンド・アルバム収録の表題曲“Heaven Is A Place On Earth”が全米No1になり(゚д゚)!びっくりしました。女性アーティストとして一皮むけたベリンダが生まれましたね。
どちらかというとベリンダは大ヒットした2ndのほうを良く聴いておりました。
一昔前にはどこのCDショップでも売っていましたし(笑)今は中古の100円コーナーかな?(笑)
内容は全米No.1ヒット曲「Heaven Is A Place On Earth」ほか”「Circle In The Sand」などの名曲が収録されている傑作でしたね。
当時「ヘヴン~」で日本でもかなりの有名曲でCMやラジオ等でも良く耳にしてました。
因みにDXエディションはDVD付きで1988年5月のフィラデルフィアでのLive映像で全盛期のベリンダを満喫することができます。
アヴリルや、ブリトニーも良いですがやはりベリンダが好きでした(笑)
この曲、イントロから、明るさに満ち満ちている曲でしたね。
その時に結婚した旦那とは、PVにも一緒に出ちゃって。音時さんの和訳を見ると、曲のそのまんま、「ご馳走様」って歌詞でした。それで3位まで上がるのだから、Go-Go'sは解散しちゃって残念ではありましたが、それはそれで、良かったところもありました。
The Go-Go'sも、3枚目のアルバムになると、シングルヒットも大きなヒットにはならなくなりました、そんなGo-Go's解散後のソロのファーストアルバムからのシングルが、大ヒットになりました。Go-Go's時代よりも、しっとりとしたでしょうか。
アンディ・テイラーのギター、もうちょっと長く演奏してくれても良かったとは思いましたが、ちゃっかりPVにも出ていましたね。
ベリンダのこのデビューアルバムですが、曲作りや、バックのメンバーにも、さすがの人たちの名前がありました。レコード会社も力が入っていたでしょうか。
それにしても、次のアルバムで、"Heaven Is a Place on Earth"が、No.1に輝いたのには、私もホント驚きました。Go-Go'sも成しえなかったNo.1で、それも年間7位、驚きの大ヒットでした。よかった、よかった!
Go-Go'sが解散して、どうなるんだろう、と心配していたところの、この曲の大ヒットでした。で、次が続くのか、これも心配していましたが、ファーストを上回る大ヒットでしたね。
"Heaven Is a Place on Earth"は初めて聞いた時から、、ああこの曲はヒットするなぁ、と思わせる、親しみやすい、覚えやすい良い曲、ポップロックでした。ベリンダ、やっぱり可愛らしいですよね、Live映像付きですか、それはお得でした。
確かにEARTHが出るまでの「B&B」「夏休」「五人漫才」そしてこのソロのマラバーチューはポップスファンには有名でも日本の一般には浸透していなかったように思いますよ。
そのくらいEARTHの存在感は大きかったでしょうな。
でもアマンジャクな私、初めて聴いたのがケイシーさんのトップ40でしたが、10月?のある日曜日、40位がEARTHでしていきなり「ブーーベイビドゥユノウザッツワッ!」とデカ音でやられた日にゃあ、そりゃもー「うへぇー大げさぁ!」と眉をひそめてしまいました。
その前のビルメドレーやそのあとのFAITHがシンプルな音だったので、余計に「う~ん?」でありました。
今回のマラバーチューはシンプルで女の子らしくてややダミ声もあり、好きでしたのですが…、自信を持つってのは怖いもんですなあ。と好き勝手でごめんなさい😫
ぁでもアーイゲロウィーはまた大好きなんですよね。
変な話でもうしわけないですが、私、外国人女性は全然好みではないんです。
ですので、私が洋楽の女性アーティストを聞くときは、完全に楽曲の良さだけで選んでいます。
そんな中、ベリンダ・カーライルは、ほぼ私のストライク・ゾーン。
マドンナやレディ・ガガのように、女性を武器にしている女性アーティストより、断然、彼女の方に魅力を感じちゃったりです。
ところで、彼女の御主人のモーガン・メイソンって、あのジェームズ・メイソンの息子さんだったんですね。
『天国から来たチャンピオン』、良かったなぁ…。