ビルボード・チャート日記 by 星船

1970年代から80年代にかけての特にビルボードのチャートを中心に、洋楽を愛する私と、皆さまにお届けするブログです

ブレンダ・ラッセル Brenda Russell featuring Joe Esposito - Piano in the Dark(1988年の洋楽 Part22)

2024-06-06 20:00:00 | '88年洋楽
1988年の洋楽ヒット曲を紹介するシリーズのPart22は、Brenda Russell featuring Joe Espositoの"Piano in the Dark"。最高位は6月4日付の第6位。年間チャートは81位。1979年、デビューシングルの"So Good, So Right"がTop40ヒットとなり最高位は30位、それ以来のTop40ヒット、9年ぶりのTop40ヒットが大ヒットになりました。

Brenda Russellですが、アメリカのR&B、ポップス歌手。歌手としてはもとより、ソングライターとしても活躍していました。

デビューは1979年、ファーストアルバム『Brenda Russell』をリリース、そこからのシングル、デビューシングルになりますが、"So Good, So Right"が前述のように、最高位30位を記録します。

続いて、セカンド、サードアルバムを発表するも、ヒットにまでは至りませんでした。

そして1988年になってからリリースされたのが4枚目のアルバム『Get Here 』。そのアルバムからのファーストシングルがこの曲"Piano in the Dark"です。

曲の作者はBrenda Russell自身、アメリカのシンガーソングライターJoe Espositoとのデュエットソングです。Joe Espositoは、R&Bグループ「Brooklyn Dreams」の中心メンバー。1979年に最高位4位を記録した"Heaven Knows"のDonna Summer featuring Brooklyn Dreamsで有名な人ですね。

"Piano in the Dark"、この曲は名曲でした。この当時のヒット曲の中でも、私が最もよく聞いた曲です。しっとりとした素晴らしい曲でした。

Brenda Russellですが、Top40ヒットは2曲のみ、大ヒットはこの曲のみのほぼ一発屋でしたが、このアルバム『Get Here』のタイトルソング"Get Here"を、アメリカのシンガーソングライターOleta Adamsがカバーして、1991年に最高位5位、年間80位の大ヒットになりました。こちらも素晴らしいバラード、良い曲作りますね。
コメント (21)
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