↑毎年、Pro-Dog School(愛犬家のしつけ教室)の中級クラスで、松本市での散策をします。縄手通りという、川沿いに、土蔵造りのお店が立ち並ぶ通りがあって、そこをドッグウォークします。今日は、Schoolメンバー12組、インストラクター4組。協会スタッフ&ボランティアさん11名。そして、協会犬も含めて参加者26頭となりました。松本市の浅田さんのお力添えで、イタリア料理店「Agetsuchi Riverside Terrace」さんの外に40人分のテラスを創っていただき、参加者みんなで涼しい川風にふかれながら、特製ピザやスパゲッティをいただきました。
ある程度、愛犬を落ち着かせる訓練をお教えしたら、実践です。できるだけ、飼い主さんが行く場所に同伴して、場数を踏ませます。
イギリスのパブやパリのカフェで、飼い主さんの足元で大人しく寝転んで犬たちは、小さな頃からそれらの場所を行き来し、飼い主さんの行動パターンを記憶していきます。なので、大人しくしているのは、犬たちにとっては、いたって普通の当たり前のことになっているのです。だって、彼らにとっては日常なのですから。
日本のワンちゃんも、飼い主さんが早くからあちこちに連れて行けば、同じように社会性が高くなり、同伴できるようになるはずです。
でも、これまでの飼い主さんからもわかるように、日本人の几帳面さと恥の文化というか、それがわざわいして「きちんとできるようになるまで、カフェデビューはさせない」とか。そんなことを考えているうちに、社会化をする時期を逸してしまうことにもなりかねません。できるだけ早期に。楽しく。多くの物と出会ったり、教えたりすることがものすごく、大事なのです。