有馬もとの補助犬訓練士ダイアリー

聴導犬・介助犬国際認定インストラクター(日本聴導犬協会)有馬もとのプライベートブログです。

1220 二見西コミュニティ推進協議会様のお招きで、二見西小学校と・・・明石焼き

2013-10-30 14:38:46 | 身体障害者福祉

  二見西コミュニティ推進協議会様のお招きで、二見西小学校「三世代で聴導犬に学ぶ」へおうかがいさせていただきました。

 ここは、思い出深い場所なんです。ちょうど10年ほど前に、(福)日本聴導犬協会をご招待くださいました穐原様が、また協会をお招きくださいました。 うれしかったです。以前のデモンストレーションが、ご希望にそった内容だったから、再度のお招きになったのかなぁと。

  

  補助犬の普及活動は育成との両輪です。みなさまに知っていただき、理解を得て、初めて普及ができます。 特に、情報を視覚的にしか得られない耳の不自由な方に、情報をきちんとお伝えできるのが、デモンストレーションです。耳の聞こえない方がお一人もいらっしゃらなくても、デモンストレーションを見た方の好印象で、広まる可能性につながります。

 1回、1回を主催者の方のご意向に合わせ、ご満足のいくデモンストレーションに仕上げていきたいと願っております。

 

 今回は、雨の中でのお子様たちPTAの方たち向けに、体験を多く行いました。お気に召していただければ良いのですが・・・。   

 秋原様には、もうひとつ思い出があります。関西文化に飢えている有馬としては、その時に、ごちそうしてくださった明石焼き(これは芸名で、本名は卵焼き)が、もう一度いただきたくて、「いつ場所をお聞きしたら・・」と、迷っていたのですが、秋原様から「お昼どうしょう?」とおしゃってくださいました。これまた、うれしかったです。(福)日本聴導犬協会内では「伝説の明石焼き」(有馬と矢澤が『おいしかった、おいしった』と繰り返していたので)をまた、食べれるかと思うと、もう飛び上るほどでした。

 特に、そのお店ではお年を召したご夫婦が「お・うん」の呼吸で明石焼きを創っていらっしゃいました。お店は以前どおりでしたが、あこがれの明石焼き屋さんのお味はそのままでしたが、すでにお嬢さんの代になっていらっしゃいました。もう、10年です。時とともに、すべて様変わりしていくのだなぁと。

 伝統の明石焼きを守るために、先代は粉の分量、焼きかげんなど事細かに残されていったとか。すばらしいですね。お孫さんのご主人は、全国に明石焼きを広めるために、がんばっていらっしゃるそうです。先代の意志と情熱をついでいらっしゃるんですねぇ。

 また、お店にうかがわせていただきます。ありがとうございました。写真、撮るのも忘れて、アフアフしながらいただいてしまいました・・

 

 ただ、ひとつ、同行したまゆみさんが「これ、もんじゃ焼きですか?」と。失礼にもほどがある、まゆみさんでした・・ペコペコ(平謝りです)。

 

 


1219 元聴導犬 まつ君のユーザーさんと(福)日本聴導犬協会「タカちゃん医療基金」

2013-10-29 11:42:54 | 補助犬×身体障がい者支援

← 5歳の時のまつ君とユーザーさん

 元聴導犬まつ君(13歳)のユーザーさんが1か月半ほど前から、(福)日本聴導犬協会の学院生寮に滞在されています。

 沖縄から、(福)日本聴導犬協会が派遣したスタッフMAYUMIさんと、逃げるようにフェリーで来られました。その時には、まつ君を(福)日本聴導犬協会に預けたいとのことで、多くの説明がなかったのですが、これまでの10数年にわたるユーザーさんとのお付き合いで、何か、わからないけれど、SOSだなぁと感じました。今回は、その理由をご自身のFaceBookにアップされたので、有馬のブログにも載せさせていただきます。人生、いろんなことがありますが、協会はユーザーさんと寄りそいながら運営していきたいと考えております。

 

◆元聴導犬ユーザーさんからのFacebookから

「実は、まつ君は現在、(福)日本聴導犬協会の主治医である東京の赤坂動物病院に入院させていただいています。

終生家族でいると決めたまつ君を(福)日本聴導犬協会にお返した理由は2つあります。

ひとつは実父の事があったからです。

父が認知症の疑いが強いのですが、まつ君とけいちゃんとの暮らしを了解したはずなのに、数ケ月前からいきなり「捨てて来い!」と。

聴導犬を育て上げるのに、(福)日本聴導犬協会のスポンサーの方々や、子犬時代をみて下さったボランティアさん、スタッフさんなど、どれほどの人と経費がかかったかを説明したのですが、それを果たして、理解できているの か・・・??

父の思い出でも、子供時代に飼った猫の親子を、私たちに無断で親子ごとひそかに山の中に 捨てた前歴があるので、自分の留守中に留守番をしているまつ君を勝手に捨ててしまわないか、と心配でならなかったためです。

 

もう1つの理由に、1年ほど前からまつ君の首から胸にかけて、大きいゴブ(腫瘍)ができていました。

 これも、(福)日本聴導犬協会のMAYUMIさんが沖縄に来た際に全身を触ってみつけた小さなしこりでした。昨年、赤坂動物病院の柴内院長に診ていただき、ゴブの一部を取り出し、細胞診として細胞検査をして“良性”でしたの で、觀察していましたが、

この1年で急速に大きくなってしまい、さすがに心配になり、さりとて、沖縄の獣医で は・・・と、

(以前、沖縄の獣医さんの投薬ミスで死にかけた事があったので)

悩 みました。日本聴導犬協会に相談すると、移動のための交渉を航空会社とすぐに行ってくれましたが、まつ君は引退犬なので貨物室でないと移送は無理と言われ ました。協会では、次にフェリー会社に交渉をしてくれました。本来は、引退した補助犬はペット扱いで、客室には入れてもらえないとのことでしたが、協会の 再再度にわたる交渉で、客室で一緒に大阪港 へ連れて来られました。フェリー会社さんに感謝しています。

バスや電車にも・・・引退犬は乗れないので、協会で車を沖縄に来る前に大阪港まで持って来てくれていたので、スムーズに長野までMAYUMIさんに連れて来てもらえました。

柴内院長先生がいらっしゃる日を赤坂動物病院に予約してもらえました。まつ君のことを、もう1度、 赤坂動物病院の柴内先生に診てもらいたいというのが、今回の一番の理由でした。

現 役時代と異なり、バスにもまつ君は乗せてもらえないので、協会車を出してもらい(ありがとうございます)、今月の17日からまつ君とけいちゃんを連れて年 に1回の健康診断の為に上京し、けいちゃんはまったく問題なしとクリアできたのですぐ戻りましたが、まつ君はそのまま入院となりました。

今回の入院は、有馬会長も予測していたことで、ユーザーである私の決断を事前にとってくれていました。

それでも、手術前に、柴内院長に時間をとってもらい、有馬会長の手話で、私に細かく説明をしてくださったので、24日に手術を決めました。

入院中のストレスを考えれば、できるだけ早いほうが良いそうです。

24 日当日から、有馬会長、MAYUMIさん、私、けいちゃん他5頭と、関西でのデモンストレーション、ユーザー訓練、大阪ろうあ協会文化祭と出張への同行で したが、道中有馬会長から赤坂動物病院に連絡をしていただき、深夜には柴内先生自ら、手術が終了しましたとい旨のご連絡がありました。

 のどの部分だけでなく、腫瘍が見つかった脾臓の提出、首から胸にかけてのゴブ(腫瘍)は周辺の組織に深く絡みついてましたが、取り除けましたとの事でした。手術には、赤坂動物病院の主要三人の獣医師(柴内院長、晶子副院長、岡本先生)が担当してくださいました。

しかし、この1年で何故急に大きくなったのか?   家の中でのストレスのせいかもしれません。

原因がまだわかっていないので、しばらく要静観だそうです。

10日間の入院が必要との事でした。

 ひとまずは、無事に手術が終えることができて、安堵しました。

私の滞在中に退院できるので、迎えに行こうと思います。

難 しい手術を執刀しました柴内院長をはじめ赤坂動物病院のみなさま、すぐにまつ君の移送や病院への予約申し込み、そして、手術費用も(福)日本聴導犬協会の 負担として「タカちゃん医療基金」をあててくださいました日本聴 導犬協会の有馬会長他、みなさまのご厚意に深く感謝致します。

 いつも引退犬まつ君の応援をしてくださいましたみなさま、本当にありがとうございます。

謹んでご報告を申し上げます」

 


1218 子犬の夜の社会化に、町田のアウトレットへ

2013-10-22 01:32:59 | 補助犬&聴導犬&介助犬

 

 どの補助犬にとっても、幼犬期の社会化(人間の社会を理解させるため体験)は大事です。

 特に、夜の風景は昼とはなるので、そんな経験も積ませなくてはなりません。

 今日は、子犬を連れて町田のアウトレットへ。ペットも入れるモンベルやジョウカ―に入り、食事も犬連れでいただきました。

 初めての夜の風景に、それほどビビりませんでしたが、近づいてくる影はちょうっと怖いかなぁ。

 とにかく、子犬のキャパシティを広げて、平常心の高い犬に育てることが「聴導犬になっても、ならなくても幸せ」につながります。

 無理のない、楽しい社会化で、どんどん成長していってくださいね。

 


1217 日本GF様のFacebookで、宮城県でのキャラバンをご紹介くださいました

2013-10-22 00:27:53 | 「年賀寄附分配金」

 日本郵便株式会社 平成25年度「年賀寄附分配金」での宮城県聴導犬普及キャラバンについて、日本GE様が大きなお力添えをしてくださいました。

 三浦副知事への表敬訪問のセッティングや会場のご手配など、アレンジから現地での当日のお手伝いなど、本当に感謝しております。

 詳しくは、

http://www.facebook.com/GEhearingdogで、ご紹介いただきました。



1216 宮城県ホームページで、聴導犬キャラバンご紹介くださいました

2013-10-21 23:50:51 | 「年賀寄附分配金」

 10月11日 宮城県に日本郵便株式会社 平成25年度「年賀寄附分配金」助成により、宮城県ご後援「聴導犬普及するための『聴導犬ユーザー』による『聴導犬

』出前デモンストレーション」をさせていただきました。

 活動について、宮城県ホームページでご紹介をいただけました。心から感謝申し上げます。←副知事への表敬訪問

https://www.facebook.com/media/set/?set=a.396225623839577.1073741854.213844622077679&type=1

 

 お力添えをいただきましたみなさまに、深く感謝申し上げます。


1215  仙台の「桃の花」(仙台市の堤通雨宮)さん、おいしいお料理でした。感謝

2013-10-16 17:26:15 | 長野県はいい所

 仙台での全国聴導犬普及キャラバンでの同伴拒否調査、バスもタクシーも、お店もとても良い結果でしたが、畳の席がある和食屋さんには、なかなか入れません。

日本GE様の安藤様のご紹介で「桃の花」さんに入らせていただけました。もともとは、長野県の桜で有名な高遠ご出身とか。

 おいしいお料理と、あたたかなおもてなし、ありがとうございました。畳席でしたが、おいとまする際にはユーザーさんがしっかりとローラーをかけていました。

 


1214 ブラック・ロック(純資産残高ではETF世界市場の約38.8%のシェア)日本本社でレクチャー

2013-10-16 16:36:01 | 補助犬×身体障がい者支援

 ご報告が遅くなりました。写真を撮ったスタッフとすれ違いで、後あとになってしまいましたこと、失礼をいたしました。九月末に,

世界におけるETF運用会社別の純資産残高ではETF市場の約38.8%*のシェアを占めるマーケットリーダーである「ブラック・ロック」の日本本社(東京八重洲)様で社員のみなさま向けに講演をさせていただきました。

 http://www.blackrock.co.jp/about-us/blackrock-japan/csr/index.htm

 事前にお報せをいただいたそうで、募金や本の販売にもご協力をいただけました。

 10年以上もご支援をいただいているM様のおかげです。ありがとうございました。



 

 


1213 「年賀寄附分配金」助成 宮城県後援 仙台市での聴導犬キャラバン

2013-10-13 17:41:12 | 長野県はいい所

 日本郵便株式会社 平成25年度「年賀寄附分配金」のご助成で、仙台市での「全国聴導犬普及キャラバン」・・聴導犬普及するための『聴導犬ユーザー』による『聴導犬』出前デモンストレーション」をさせていただきました。

←仙台放送の取材もいただけました。

 宮城県聴覚障害者協会様、みみサポのご協力もあって、地元の参加者23名。ボランティアさんなど8名の方がご参加くださいまそた。計31名の方に聴導犬の効用についてご説明をさせていただきました。

 

 

 被災をされた聴覚障がいの方からは、避難時の状態や、どうやって津波から逃げたかなどもお話いただきました。

 今回のキャラバンでは、聴導犬の普及のためのキャラバンですが、地元のみなさまからの体験や希望など、勉強になることばかりです。

 どんどん、聴導犬育成に反映させていきたいと考えております。

 


1212 札幌聴覚障害者文化祭へのお招き。「年賀寄附分配金」助成で行かせていただきました

2013-10-13 16:58:41 | 「年賀寄附分配金」

 日本郵便株式会社 平成25年度「年賀寄附分配金」助成で、

 10月6日 札幌市聴覚障害者協会様の文化祭に参加させていただきました。

←抜群のパーソナリティで、聴導犬の良さを講演される『全日本聴導犬ユーザーの会』岸本会長

『全日本聴導犬ユーザーの会』の岸本会長と飛行機で北海道へ入りました。飛行場のお店でちょっと食事と思いましたら、空港のお店から同伴拒否でした・・・。もう一ヶ所では、「え、盲導犬だって・」まで言いかかったのですが、女性の店員さんが割って入って、「大丈夫です。大丈夫です」と、言い換えていらっしゃいました。千歳空港、意外に同伴への理解がなく、ビックリでした。

←飛行機でもマナーはすばらしい

 光栄なお招き。札幌の聴覚障害者文化祭のお知らせでは、

聴覚障がい者社会生活教室 のお知らせ 

(1) 「聴覚障がい者の生活と命を守る聴導犬」
    日時:10月6日(日曜日)11:00~12:00
    場所:札幌市身体障害者福祉センター 2階体育館
    講師:有馬もと氏(社会福祉法人日本聴導犬協会・会長) 
        岸本宗也氏(全日本聴導犬ユーザーの会・会長)

 としてくださいました。『全日本聴導犬ユーザーの会』の岸本会長と一緒に、文化祭のステージで、講演をさせていただけました。

ありがとうございました。当日は、北海道初の聴導犬ユーザーさんとなったS様も来てくださいました。

←盛大でした

北海道は異常気象で暑かったです。

たくさんのみなさまのご支援をいただけましたこと、本当に感謝申し上げます。

 

 

 


1211 駒ヶ根病院の「ここ駒祭」にお招きいただけました

2013-10-13 16:43:48 | 長野県はいい所

 駒ヶ根病院の「ここ駒祭」の講演会に招きをいただきました。スタッフの杉本さん、ボランティアの気賀澤さん、有馬の3名でお邪魔いたしました。

←外観も素敵な駒ヶ根病院でした。

「人はなぜ犬や猫を飼うのか?」という、人と犬や猫、特に犬ですが、との結びつきについてお話をさせていただきました。

http://www.pref-nagano-hosp.jp/komahosp/homepage/info/20131011163032.html

←盛りだくさんのイベント。書道ダンス

 精神医療で歴史ある駒ヶ根病院にお招きをいただけましたこと、光栄なことです。 日本では森田療法を始め、精神医療で植物、小動物の世話などの自然治癒力を高める療法を取り入れている精神医療の病院もあります。

もう、病院関連のみなさまは周知のことでしょうが、ヨークトリート(1800年代の英国)など、世界初の動物介在療法の試みなどもご紹介させて

いただきました。おかげさまで、良い機会をいただきました。ありがとうございました。