有馬もとの補助犬訓練士ダイアリー

聴導犬・介助犬国際認定インストラクター(日本聴導犬協会)有馬もとのプライベートブログです。

613 明日は、Pro-Dog Clubでの愛犬同伴 軽井沢ツアー

2009-06-19 20:14:05 | 補助犬&聴導犬&介助犬
※写真は、軽井沢のドッグパレードでの一時休憩 集合写真

 明日から、軽井沢にPro-Dog Club(34人プラス20頭)で「愛犬同伴ツアー」をします。Pro-Dog Clubは、1997年からスタートした愛犬家のためのしつけセミナーPro-Dog Schoolの会員用しつけセミナー&旅行のClubです。

「愛犬と一緒にどこにでも行く!!」というのがコンセプト。高山に行ったり、ラフティングボートに乗ったり、葉山マリーナからIパパのヨットで江ノ島を見たりとか。
 家庭犬が英国のように市民権を得られれば、補助犬だって、もっともっと同伴が容易になるというコンセプトからスタートして、ボランティア・インストラクターさんの養成や派遣なども行っています。

 さて、今回のお泊り場所「アートホテル・ドッグ・レッグ軽井沢」さんは、貸切り状態。ご親切に夕食用ホールも貸切にしてくださいました。
 1品お持ちよりでの、夜のパーティでは「ワン芸術」(犬の演技とでもいうのでしょうか・・)大会を開催する予定。みなさん、日頃の努力のご披露をよろしくお願い申し上げます。

1) 最優秀賞 グッド・ペア賞・・ 有馬もと著 しつけ本と(福)日本聴導犬協会特製 プレミアムカラーとダブルハンドルリード)
1) グッドドッグオーナー賞・・・ チャリティカラーとリード
2) 努力賞・・・・・・・・・・・ 有馬もと監修 DVD(SoftBankクリエィティブ)
となります。無事故で楽しく。いってきます。

612 9頭目のペットお手伝い犬の訓練

2009-06-18 18:53:29 | 犬のしつけ&愛犬家
※写真は、お手伝い(ステンレス缶を持ってくる)訓練の練習をしているクロちゃん。足腰の痛む飼い主さんには助かるお手伝いです。 

 すでにペット犬を飼っている方のために「ペットお手伝い犬」訓練を有料で行っております。飼い主さんのご希望によっては、聴力のお手伝い作業であったり、介助のお手伝い作業であったりします。

 今回は、飼い主さんにOCA(大阪 コミュニケーションアート専門学校)さんの授業にも参加していただき、呼吸の発作を教えるお手伝いなどを訓練します。
 ペットであっても、ご家庭内で役割があって、飼い主さんから褒められる機会が増えれば、それはとっても幸せな関係だと信じています。

 当協会では、すでにペット犬のいる方に、補助犬が貸与できない規程になっていることから、お手伝い犬の訓練を始め、13年間で、すでに9頭目の訓練ができました。
 どの子も子も、みんながんばって、飼い主さんのお役になっているようです。協会で習得した技能や知識が少しでも、障害を持たれる方々のお役にたてばうれしいです。


611  長野県 第一号 聴導犬訓練始まりました。

2009-06-15 19:10:24 | 聴覚障害福祉
 長野県で13年目を迎える(福)日本聴導犬協会です。今年から厚生労働省の所管となり、全国展開を正式に図れることになり、支部も東京都八王子と、兵庫県芦屋市にできました。全国19頭(厚生労働省調べ)の認定聴導犬のうち、9頭が(福)日本聴導犬協会の所属犬になります。
 それなのに・・・・、長野県ではまだ1頭も認定聴導犬を貸与できていませんでした。

 今年、やっと長野県のユーザー希望者が出て訓練が始まりました。
 うれしいです。地道な応援を続けていただいてきた地元のみなさまにも、やっとご恩返しができます。

 長野県1頭目の聴導犬のTV取材も始まっています。聴導犬希望者さんと聴導犬候補犬のペアで、認定試験までがんばってます。

610 新潟県での聴導犬普及 

2009-06-15 18:52:39 | 聴覚障害福祉
※写真は聴導犬かるちゃん(長野県ハローアニマルさんから来ました)

 新潟県での1頭目の聴導犬が貸与(3月認定)できたことから、ユーザーさん宅でのアフターケアは、4回目になりました。
 新米ユーザーさんと新米聴導犬。まだまだ息がぴったりとはいきませんが、ユーザーさんのがんばりで、毎回、毎回、すばらしい成果を上げています。
 
 でも、あわてず、ゆっくり、協会と一緒にがんばって。

609 新潟初の聴導犬ユーザーさんのアフターケア

2009-06-06 11:27:08 | 補助犬&聴導犬&介助犬
 認定試験後のアフターケアが、5月29日から新潟のユーザーさん宅で始まりました。アフターケアでは徹底していることで、定評をいただいておりますので、環境(よく行くお店や行政への挨拶、ご近所への協力へのお願いなど)整備もしっかりとしております。これから、たくさんの良いこともありますが、困難にも出会われると想像します。
そのたびに、協会はユーザーさんと二人三脚でバリアを打ち破っていきます。

 この度はユーザーさんからのコメントもご紹介いたしますね。
※写真は、ロート製薬かるがも基金様からのご支援をいただいております
「かる」ちゃん。



 

608 604の続編③ シーガル倶楽部(グランドデュークス主催)チャリティ食事会

2009-06-06 11:14:23 | 聴覚障害福祉
 福田シェフのビーフは、いただいたことのないほどのおいしさでしたが、肉に弱い私は、写真を撮る前に、いただいてしまいました。お見せできないのが残念です。
 陳シェフのえびの辛いプレートは、Oさんが辛いのがどうのこうのと話しているうちに、おいしくいただいてしました。なんだか、すばらしいお料理で、立場を忘れ、まったりしていたので、ピリっと活を入れていただいたような。おかげさまで、デモのモードに変わりました。

 最後のデザートの写真。いつもは、出番の時間と同じなので、後ろ髪をひかれながら、見るだけメニューだったのですが、今回は、いただけました。きっと、パーティを担当してくださっているグランデュークスの石川さんのおかげでしょう。
 うれしかったです。かくして、タッパに入れていきたいほどのコラボデザートなのです。ちなみに、スタッフのまゆみさんは日本風の神谷シェフのデザート。Oさんは、福田シェフのデザート。私はすべてが、至福でした。

 感謝をこめて。ありがとうございます。

607 604の続編② シーガル倶楽部(グランドデュークス主催)チャリティ食事会

2009-06-06 11:08:48 | 聴覚障害福祉
 シーガル倶楽部(グランドデュークス主催)チャリティ食事会でのトマトジュース(北海道産:ジュース自体も最高でした)パスタ。落合務シェフのプレイトです。
 お味、ゴージャスでした。

606 604の続編① シーガル倶楽部(グランドデュークス主催)チャリティ食事会

2009-06-06 10:58:09 | 聴覚障害福祉
写真は、604の続編① シーガル倶楽部(グランドデュークス主催)チャリティ食事会の4グレートシェフのコラボ前菜です。

今回の4グレートシェフは、
セルリアンタワー東急ホテル総料理長福田シェフ。
乃木坂 神谷の神谷シェフ。
ラ・ベットラ・ダ・オチアイの落合シェフ。
そして、料理の鉄人の陳建一シェフのコラボ料理でした。

 すでに10数回お招きをいただいておりますが、デモンストレーションはどんな場合でも、やはり緊張します。今回は会場で、ちょっと落ち着けましたので、改めて、気づきましたのは、お客様250名の方々の中には、各々シェフのファンの方が結構お出ましをいただいるということでした。
 シェフは、いつの時代も文化人ですから、それは当たり前のことなのですが、今回、再確認しました。みなさま、グレートシェフの方々にお目にかかれることで、いっそうおいしさと稀有なステキな体験として、メモラブルな1日を過ごしていらっしゃるのだなぁと。(福)日本聴導犬協会も、晴れ晴れしい会のチャリティ先としてくださいますこと、本当にありがたく、感謝申し上げます。

605  伊那小学校での「犬のしつけクラブ」

2009-06-04 19:28:45 | 犬のしつけ&愛犬家
 伊那小学校での「犬しつけクラブ」も第2回目を迎えました。
 2008年度から、伊那小学校に赴任された酒井先生のおかげで2度目の「犬のしつけクラブ」がスタートしました。
 去年と同じ生徒さんもいらっしゃいますし、新しい子も参加しての授業です。
 ちなみに、第2回目の授業のレポートを(福)日本聴導犬協会付属 日本聴導犬・介助犬訓練士学院生のSさんがレポートしてくださっているので、それを掲載いたしますね。

1■犬のしつけクラブ第2回
 伊那小学校の子供たち約20人を対象に開かれる「犬のしつけクラブ」は今回で2回目。
参加犬は協会犬「クロ」「しろ」「あき」「せん」の4頭に加え、Pro-dog clubに参加して下さっている方が3名、愛犬(リリアちゃん、さくらちゃん:前回も参加 ショコラちゃん:初参加)と参加して下さいました。

2■犬との挨拶を覚えよう
 街で犬を連れている方にお会いしたら、犬好きであれば誰でも触らせて頂きたくなるものです。でも、飼い主さんに何も言わず触り始めるのはマナー違反。ワンちゃんもビックリしてしまいます。もし、全く知らない人が「その服いいわね~」と、べたべた勝手に服や体を触ってきたら、誰でも嫌ですよね。犬も人間と同じです。
そこで、触らせて頂く時のマナーと犬との挨拶を勉強しました。手順は次の通りです。
                    【犬との挨拶】
① 「こんにちは。可愛いワンちゃんですね。触っても良いですか?」と、必ず飼い主さんに挨拶をして了承を得てから触りましょう。
② 自分の手でグーを作り、ワンちゃんの鼻の前に差し出し、臭いをかいでもらいましょう。
③ ワンちゃんが極端に緊張していたり、うなったり、とても怯えているようでしたらさわるのは控えましょう。そのような傾向がなければ、ゆっくりなでてあげましょう。なで始めてから、体がこわばったり、尻尾がおしりの中へ入ってしまったりしたら、怖がったり嫌がっています。なでるのを止めてあげましょう。
④ 知らない人に長い間触られるのが嫌なワンちゃんや、ストレスになるワンちゃんもいます。『もう少しさわりたいな』と思う位で、さわるのをやめましょう。
⑤ 触り終わったら、飼い主の方に「ありがとうございました」とお礼をお伝えして、ワンちゃんにも「触らせてくれて、ありがとう」とお礼を伝えてその場を去りましょう。
 方法を学んだら、グループに分かれて実践を行いました。最後のワンちゃんへのお礼を忘れてしまった生徒もいましたが、みんなとても上手にできていました。

3■歩行の練習
 グループに分かれて、歩行の練習を行います。第一回で学んだ歩行についてまずは復習です。
気賀澤先生に実際に歩行の見本を見せて頂きながら、下記のポイントを再学習しました。
【歩行のポイント】
 ●腕は普通に振る
   ●笑顔で楽しく
   ●自分より先に行ってしまう場合は、「ポンポン」とひざなどを手でたたき、犬と違う方向に歩いて行く。すると、犬は「この人、自分の言うことを聞いてくれないんだ。何考えているか分からないから付いていくしかないか」と思って、歩いてくれます。
   ●名前を沢山呼ぶと、ワンちゃんも嫌になってしまうのであまり呼ばずに、ひざなどを「ポンポン」と叩いて注意を引いて、歩き始める。

復習の次は実践です。6つのグループからそれぞれ一人ずつ順番に歩行の練習をしました。
まずは、人の円を2重に作り、その間を歩いて頂きました。次に2人の人柱でS字歩行の練習をしました。
一緒に歩いてくれなくて苦戦している生徒もいましたし、引っ張られて付いて行ってしまった子もいました。
矢澤先生が、「引っぱられても付いて行かず、逆の方へ戻れば、ワンちゃんも戻ってきて一緒に歩いてくれます。」とお伝えして、実践をもう一度見せてくださいました。その後は、みんな上手に歩行できるようになりました。
4■お座りの方法
ワンちゃんに楽しくお座りをしてもらう方法を勉強しました。手順は次の通り。
【お座りをしてもらおう】
① ご褒美を手に持って、ワンちゃんの鼻先から上の方へ移動させる。ご褒美と一緒にワンちゃんの頭が上へと移動するので、自然とお座りの姿勢になります。
② お座り出来たら、たくさん褒めてご褒美をあげる。
【注意点】ご褒美を持った手をあまり上にあげすぎると、ワンちゃんが落ち着かなかったり飛びかかったりするので気をつけましょう。

 このように、お座りを促すと「美味しいものをもらえて、たくさん褒めてもらえる」などワンちゃんにとっては楽しいことが盛りだくさん。「こうすればいいんだ!」と思って、次も喜んでしてくれるようになります。

5■第2回犬のしつけクラブに参加して
 特に印象に残ったのは、子供達が前回参加したワンちゃんたちの名前を覚えていてくれただけではなく、愛情深く以前よりとても優しくワンちゃんたちに接してくれたことでした。また、協会犬がお座りをするとなでるだけではなく、言葉でもたくさん褒めてくれました。第一回で勉強した事を自然と身につけてくれている様子にとても感動しました。
 今回は協会犬「せんちゃん」も社会化のため参加しましたが、子供達が優しく接してくれたのでとっても楽しそうでリラックス出来ているようでした。最後の方では、横になって子供達にお腹をなでてとねだっていたほどで、逆に楽しすぎて興奮気味のように感じる位でした。これも子供達のお陰だと思いますし、逆に私が子供達から勉強させて頂きました。
 第3回も、子供達と協会犬がどんな成長を見せてくれるのかとても楽しみです。
 


604 シーガル倶楽部(グランドデュークス主催)チャリティ食事会

2009-06-04 19:01:19 | 聴覚障害福祉
※写真は、乃木坂神谷の神谷シェフの前菜。美しいの一言でした(写真が学院生のOさんから来ました)

 毎年恒例で、お招きをいただけるようになりましたシーガル倶楽部チャリティ食事会(5月25日)。グランドデュークスの引地社長が、主催してくださる日本聴導犬協会へのチャリティー・パーティです。ご参加いただきましたお客様は、250名様。すばらしい&美しいコラボメニューでした。

 今回でチャリティパーティは17回目です。(福)日本聴導犬協会がお招きいただいておりますのは、そのうちの14回もになるそうです。
 いつも、いつも、見たこともないようなすばらしいおもてなしをいただいております。
今回の4グレートシェフは、
セルリアンタワー東急ホテル総料理長福田シェフ。
乃木坂 神谷の神谷シェフ。
ラ・ベットラ・ダ・オチアイの落合シェフ。
そして、料理の鉄人の陳建一シェフのコラボ料理でした。
お料理を頂戴できることも、みなさまとお目にかかれることも幸せです。

 実は、今回の4グレートシェフのみなさまは、(福)日本聴導犬協会の竣工式(2008年9月)の際に、すべての材料を持参で、それも屋外テント&卓上コンロというものすごい条件下で、ご来所の250名様にお料理を創ってくださいました方々なのです。私など、本当に恐縮しすぎてしまいまして、シェフの方々に顔が上げられないほどの感謝で、感謝で・・・。
 これも、引地社長はじめ、シェフのみなさまの聴導犬への深い理解があってのことと、改めて御礼を申し上げます。ありがたいです。

 ちなみに、シーガルフォーは協会施設内すべてに、引地社長のお力でご寄贈いただいている浄水器です。安全なお水で、安心して協会犬に与えられます。
 実は、旧協会が築50年以上で茶色の水が蛇口から出ていたくらいで、凝り性のまゆみさんが浄水器をインターネットで探し、評価の高かった浄水器がシーガルフォーでした。チャリティのお招きをいただく前に、偶然、購入して使させていただいておりました。
 ご縁というのは、不思議なものですね。ありがとうございます。豪華なメニュー写真はOさんからもらいましたので、さっそくご紹介いたしますね。