有馬もとの補助犬訓練士ダイアリー

聴導犬・介助犬国際認定インストラクター(日本聴導犬協会)有馬もとのプライベートブログです。

578 長野県のお力添えで国の所管の社会福祉法人に

2009-03-21 22:05:21 | 身体障害者福祉
 念願がたくさんありますし、ありました。(福)日本聴導犬協会の聴導犬第一号を出したい(1998年達成)聴導犬に、日本初の公的乗り物同伴許可を得る(2001年達成)。英国聴導犬協会からインストラクター資格をえる(2001年達成)。国際認定団体になる(2006年達成)。国際認定インストラクターになる(2006年達成)と。
 ひとつの念願をかなえると、また次。また次にと、念願が増えるものです。

 そして、(福)日本聴導犬協会 「元気いっぱい聴導犬・介助犬訓練センター」の竣工(2008年9月18日)。(福)日本聴導犬協会付属 日本聴導犬・介助犬訓練士学院の開校(2009年2月2日)。
 1996年の創設以来の念願だったのは、長野県の社会福祉法人から厚生労働省所管の社会福祉法人になれることでした。全国での支部展開や活動を考えると、国の社会福祉法人になりたいと創設以来、願っておりました。長野県からのお力添えで、3月17日付けで、厚生労働省所管(関東信越局認可)となれました。
 
 これで、先輩の盲導犬協会と同様に、現在、育成団体としては唯一、聴導犬と介助犬の訓練と認定ができる団体であり、聴導犬・介助犬の育成団体としては、日本で初めて、厚生労働所管となりましたことを、謹んでご報告を申し上げます。

 本当に感謝しております。これからも、次の念願に向かって、精進を重ねてまいりますので、なにとぞ、よろしくお願い申し上げます。

 厚生労働省所管 厚生労働大臣指定法人 社会福祉法人 日本聴導犬協会 
                           会長  有馬もと

577 第2期生&聴講生募集 From 日本聴導犬・介助犬訓練士学院

2009-03-17 00:38:09 | 犬のしつけ&愛犬家
(福)日本聴導犬協会付属 日本聴導犬・介助犬訓練士学院からのお知らせです。

みなさまからの応援をいただましたことで、新施設の開設(2008年9月)、聴導
犬・介助犬訓練士学院の開校(2009年2月)と、大きな事業を実施することがで
きました。心から御礼を申し上げます。
 以下のような事業につきまして、できましたら、みなさまにご参加をいただけ
れば、幸甚です。なにとぞ、よろしくお願い申し上げます。

① 2009年2月に、(福)日本聴導犬協会付属 日本聴導犬・介助犬訓練士学院を
 開校いたしました。2010年入学の第2期生を募集しております。
 詳しくは、http://www.hozyokengakuin.jp/index.html

② (福)日本聴導犬協会付属 日本聴導犬・介助犬訓練士学院の外部講師のみなさまからの協力により、一般の方々も参加いただけます公開講座を設けました。聴講生(有料)としてぜひ、ご参加ください。
詳しくは、http://www.hearingdog.or.jp/gakuin-koukai-kouza.htm
 
 できましたら、広くご紹介をいただければ、幸甚です。なにとぞ、よろしくお願い申し上げます。

 


576 5月連休 愛犬連れでのドッグセミナー 

2009-03-16 22:28:16 | 犬のしつけ&愛犬家
 毎年、恒例で5月の連休に「愛犬を伴って」受けられる実践セミナーを開催しております。今年は、クレア・ゲストをお招きすることになりました。
 詳しくは、http://www.hearingdog.or.jp/gaikoku-kousi1.pdfへ。

 クレアは、私が英国聴導犬協会で研修を受けていたときの訓練部長でした。動物行動学の権威者で、英国聴導犬協会があのように発展できたのも、クレアの才能があったことがひとつの要因だと考えています。シェルターの犬の選び方に関しても、世界的な権威です。英国ペット行動学カウンセリング協会の会長をされていました。
 現在は、犬の最先端ともいえる「ガンのサーチ犬」育成協会の理事であり、訓練士もしています。

 愛犬にも活用できる社会化の方法、訓練、そして、問題行動の治療など、最先端の知識と実践を体験していただけると思います。

 みなさま、ぜひ、ご参加ください。
 よろしくお願い申し上げます。
 

575 聴導犬タカちゃん基金 創りました。

2009-03-04 18:53:56 | 捨て犬&動物保護
 「聴導犬タカちゃん基金」を創ることになりました。
(写真は、右が、まだまだ元気なクロちゃんと、左がタカちゃん。櫛ママに作っていただいたセーターを着用。かわいいでしょ)
 
 病気治療および高度な医療が必要な協会犬のための医療費の貯蓄のためです。

 タカちゃんが亡くなり、これまでのご支援について、みなさまへのお礼などを申し上げておりましたら、もんちゃんママのS様からお香典をいただき、H様から「タカちゃん基金」として、次の高度治療を受けなくてはならない子のためにと、基金を頂戴いたしました。

 タカチャンは、亡くなる1週間前に、大学病院での放射線治療を受けることが決まっていました。1回につき、25万円くらいの予定でした。初めから4回受ける予定でいたため、だいたい100万円くらいの予算でしたが、それでも、延命目的ではなく、タカが少しでも苦しまないために、受ける決心をして、予約をさせていただきました。

 残念ながら、タカちゃんは治療を受ける前に、亡くなりましたが、老衰ではなく、ガンや白血病犬が増えていることから、聴導犬タカちゃん基金(医療のための基金)を創らせていただき、今回頂戴したご寄付を、基金No1、No2として、貯蓄させていただきます。

 どの子も苦しまずに長寿を全うしてほしいと、心から願っています。
 

574 あたたかなお言葉ありがとうございます。

2009-03-02 17:51:36 | 補助犬&聴導犬&介助犬
 お電話やお手紙を頂戴しました。高度な医療を受けられたことも、みなさまのご支援の賜物です。本当にありがとうございました。

 タカがなくなってからもう1ヶ月になります。いつも、タカが自分から入っていたベッドやクレートにもぐって掃除していてわかったのが、そこからは、かならず私が見える場所でした。よく目が合うなぁと思っていたのは、タカがずーーと、きっと何時間も、私を見続けていて、時どき私が目を向けると「あ、見てくれた」と思っていたのかもしれません。なんだか、せつない。
 (福)日本聴導犬協会は、犬舎を持ちません。
 いつも候補犬たちが、事務所やスタッフ宿泊室で候補犬と一緒にいられたことが、思い起こせば、すごい幸せでした。
 1年の大半を、事務所で、出張先で、24時間、タカと一緒にいられたことは、幸せだったと思います。
 しっかりとタカを見とれたことも、幸せなことです。本当にありがとうございます。