有馬もとの補助犬訓練士ダイアリー

聴導犬・介助犬国際認定インストラクター(日本聴導犬協会)有馬もとのプライベートブログです。

492 はなこです。

2007-11-30 16:15:27 | 補助犬&聴導犬&介助犬
 愛知県動物保護管理センターから来たはなこです。
 よろしくお願い申し上げます。はなこちゃんを入れて、協会の候補犬は、今年で7頭目になります。

 訓練中の子が2頭います。来年から訓練する子は5頭です。

 2007年度は、沖縄(認定合格)、大阪(認定合格)と、年度内にもう1頭の計3頭が貸与されます。ボランティアさん、スタッフもみんながんばっています。
 ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。

490 大日本住友製薬さまからご支援をいただいているだいすけ(右)です。

2007-11-30 15:31:19 | 補助犬&聴導犬&介助犬
 2頭の子犬が協会にきたことは、以前、お話しましたね。
 1頭は、愛知県動物保護管理センターから来た「はなこちゃん」。2頭目がARKさんから来た子犬は「だいすけ」君です。

 えっ、「花子とだいすけ?」と思われた方も多いのでは?
 お笑いの師匠のお名前と同じです。だいすけはなこさん同様に、才能豊にそだてほしいということと、同じ2ヶ月なのに、だいすけ君がはなこちゃんの倍あるので、お二人の風情が似ていることから、お名前を頂戴しました。

 それと、だいすけ君は、大日本住友製薬様のご支援をいただいておりので、大(だい)をつけさせていただくことにした大きな理由です。

 だいすけ&はなこ、どうぞ、みなさまごひいきに。
 1月5日に、この2頭さんは、テレビで、すでにデビューになります。他の協会犬の紹介と一緒にです。

 子犬時代から取材をしていただけたのは、特に、もりちゃんですが、こんな子達もいるのだなぁと。とにかく、ガンバレーー!!!  だいすけはなこ。

489 小諸観光協会様で、補助犬受入れのための講演会をさせていただきました

2007-11-19 20:05:50 | 身体障害者福祉
 長野県の委託事業として、補助犬受入れのための研修会をさせていただいております。今日は、小諸の観光協会様主催での研修会でした。聴導犬もりちゃんのパートナーさんとスタッフの矢澤さん、有馬。デモ犬のタカとしろ君。タカちゃんは、11歳。まだ体は若いですが、軽い認知症が出てきているようですが、覚えた仕事は筋金入りで、完璧なデモンストレーションでした。しろ君も聴導犬と介助犬のデモンストレーションを見事でしたよ。協会犬たちの、がんばりにうれしい。
 パートナーさんは、ご自身の経験と聴導犬が、どのように役立っているか、そして、血圧までも安定したといったお話と共に、
「補助犬を拒否されるのは、障害をもつ者を拒否されるのと同じです。みなさまどうぞ、快く受け入れてください」
 と、熱意をもってお話されました。その後、聴導犬なのに、もりちゃんは、デモンストレーションをしたがるので、1つだけ音を教えて、パートナーさんと一緒に退場。パートナーのお嬢さんのデモンストレーションのお手伝いも、上手で、日々、お母さんの手助けをしていることが、十分に想像できました。
 
 使わせていただいた資料は、郵政互助会信越地区からのご助成をいただいた、お客様マニュアル((福)日本聴導犬協会作成、無料です。送料(300円)のみ)を参考資料に、観光にかかわる宿やお店などの義務だけでなく、補助犬パートナーの権利と義務についてもご説明をさせていただきました。
 快く、やさしく受け入れていただくためには、受入れ先だけでなく、パートナー自身も、補助犬を清潔に保つとか、飛びついたりしない。吠えたりしないなど、当たり前のマナーができるようにパートナーの管理が必要です。

 研修会の後、みなさまから「本当に、すばらしい子たちだ」と、お褒めの言葉をいただきました。行楽シーズンのお忙しい時期に、お出ましいただけましたこと、本当にありがとうございます。




488 J-HABSの評議員をさせていただいております

2007-11-17 19:05:29 | とっても私的
 J-HABSの評議員向けに、忘年会のお知らせをいただきました。(若輩で、分不相応なのですが、J-HABSの評議員をさせていただいております)
 加藤元先生や柴内先生にひさびさにお目にかかれる機会でしたのに、その日は、大阪でした。講演会等で、お目にかかれる方は多いのですが、業界の先輩にお教えを乞う時間がなかなかないので、お招きがうれしかったのに、本当に残念です。
 
 また、

487 新人子犬が2頭、協会の子になりました

2007-11-17 18:57:12 | 補助犬&聴導犬&介助犬
 写真は、愛知県の動物保護管理センターの方とスタッフの矢澤さん。チワワのミックスかと思われる女の子(後日、はなこちゃんと命名)と、パチリ。チイサイ!! チイサイ!

 なんと、次の日、大阪のARKさんからポメラニアンか、シェルティか、チャウチャウミックスの男の子を譲渡いただきました。
  2007年度の子犬は、これで7頭となりました。
 「補助犬になっても、ならなくても、どの子も幸せにする」
 (福)日本聴導犬協会の使命を、これからもまっとうしていきます。

 愛知県の動物保護管理センター様、ARKのみなさま、本当にありがとうございます。今回の子犬は、AAA(アシスタンスドッグ・アシスト・アソシエーション)の梅村さまと、ARKの岡本さんのご連絡のおかげで、成就いたしました。心から御礼を申し上げます。

※ARKは、話題のアークエンジェルストは無関係であり、まったく異なる団体です。
 ARKの理事長エリザベスさんはとても誠実な方で、(福)日本聴導犬協会とは、12年(協会創設)前から、有馬の個人的な大事な友人です。
  ARKへの誤解がとけるように、お祈り申し上げております。
 

486 研修で5日間 ほんとうに缶詰

2007-11-11 21:13:35 | 身体障害者福祉
 「日々、勉強」をスタッフのみなさんにお願いしているだけに、「自分でも勉強しないとね」ということで、現在、研修で5日間の缶詰状態。
 研修地のホテルからまったく出ず、3食すべて提供してくださるので、研修部屋→部屋→食事所 の行動だけ。
 
 勉強になります。勉強するのはいいことですよ。大変ですが。

 ながら族なので、テレビつけっぱなしなんですが、衛星で古い日本映画が見放題です。面白い。面白い。雷蔵とか、長谷川和夫とか、昔、見たのもBSとかでしたが、面白い。と、いつのまにか、夜更かしに・・・。研修で眠らないようにしなくちゃ。

485 長野ろう学校の文化祭に行かせていただきました

2007-11-02 19:14:22 | 補助犬&聴導犬&介助犬
 毎年、長野ろう学校の文化祭に行かせていただいております。
 今年は、スタッフの村澤さんとボランティアの林さん、それから聴導犬のくろちゃんが行かせていただきました。いつも、やさしく接してくださいます長野ろう学校のみなさんや、先生、PTAの方々に深く感謝しております。
 
 事前にお送りした協会新聞に、耳の不自由な「ハロー・もん太君」のことが書かれていて、それを拡大コピーして貼ってくださっていたせいか、参加者からの話題はハロー・もん太君のことが多かったそうです。「どうやって、訓練するの?」とか、「困ることは?」とか。

 犬の場合、耳の不自由な子は、怖がり傾向が出やすいそうです。
 なぜかというと、音が聞こえないので、次に起こることが予測できません。そのために、ビックリする機会が多くなり、必然的に怖がりに。

 なので、人間社会にならす社会化と同時に、眠っている時に急に起こしたら、ごほうび。もん太君が後ろ向きでいるときに、身体に、急にさわってしまったら、ごほうびという具合に「唐突に起こること=ごほうび=良いこと」の刷り込みをしました。 とっても頭の良い子です。ソーシャライザーの矢野さんや、スタッフの村澤さんが手話で座れ、伏せなどを教えてくださるようにお願いした成果で、すばらしく思考する犬に育ってくれました。ありがとうございます。
 
 もん太君を見ていると、愛情いっぱいで、やさしく育てると、こんなにも知性ゆたかに、愛情深く育つのかものかと、人間同様、幼年期の教育の大事さを痛感しています。