有馬もとの補助犬訓練士ダイアリー

聴導犬・介助犬国際認定インストラクター(日本聴導犬協会)有馬もとのプライベートブログです。

1283  明日は、愛知医療学院短期大学での非常勤講師としての授業。楽しみです。

2014-01-30 19:30:42 | 日本聴導犬・介助犬訓練士学院

  明日は、愛知医療短期大学で非常勤講師として授業をさせていただきます。

 補助犬、アシスタンスドッグについての授業です。日本聴導犬・介助犬訓練士学院の学院生も授業のお手伝いにうかがいます。

 医療系の大学での授業なので、論点を換えて、授業をさせていただく予定です。

 身体障害者補助犬法、補助犬、補助犬の説明、訪問犬。そして、デモンストレーションと、訓練体験もしていただきます。同行するのは、だいすけ君。らんちゃん。でんちゃん。まだ子犬のつぐちゃんです。

 愛知医療学院短期大学様では、夏に、「ひらめきときめき」のイベントでもお邪魔いたしました。

 

 

 

 


1122  シモゾノ学園 国際動物専門学校様の入学式。マリンパークの先生ともお目にかかれました

2013-04-13 22:43:10 | 日本聴導犬・介助犬訓練士学院

  この4年、お招きをいただいておりますシモゾノ学園国際動物専門学校様の入学式で、ありがたいことに聴導犬のデモンストレーションと、入学のご祝辞を申し上げさせていただきました。私のような者が、これから新しい道を極めていかれるみなさまに、お祝いを申し上げるのは僭越なのですが、機会を頂戴できたことを感謝申し上げております。今年は、ユーザーの村澤さんと聴導犬かるちゃん。矢澤さんとPR犬2頭(あきちゃんと候補犬のふじちゃん)とうかがわせていただきました。

  日比谷公会堂という歴史ある建物に、聴導犬が入らせていただくことも、感動的です。

  理事長の下園先生の気品ある、いつもおやさしいお姿から、有馬には真似は絶対にできませんが、学ばせていただくことが多いです。お目にかからせていただくたびに、敬服しております。 学生さんもお行儀がよく、真摯でいらっしゃることは、理事長以下、学校関連者と講師のみなさまのご指導の賜物なのだろうなぁと。すばらしいですね。

  お祝いを申し上げ、控え室で3頭とみなさまを待っていましたら、なんと、淡島マリンパークの白井先生とお目にかかりました。もうびっくり。白井先生とは、講師をさせていただいているNCAで2012年にお会いし、イルカやアシカの訓練について、日本聴導犬・介助犬訓練士学院の学院生さんのために教えていただきたいとお願し、今年、実現できました。

 野生の捕獲されたイルカを訓練する方法と、(福)日本聴導犬協会のように、捨て犬だった子たちを訓練する方法は、根本的にとても似ていることがわかりました。 これは、もしかすると、ブリーディングされた動物、つまり、生まれた時から人の手が介在してきた動物の訓練と、野生だったイルカや野生に近かった子犬を訓練する方法とでは、異なるのではないかという有馬の仮説です。とても興味深い! 

 帰りに、松本楼や茶房でお昼をするのも楽しみになっています。

 

 


1079 日本聴導犬・介助犬訓練士学院第4期生の送別会

2013-02-12 21:25:23 | 日本聴導犬・介助犬訓練士学院

 遅ばせながら、日本聴導犬・介助犬訓練士学院第4期生の送別会でした。

近くの中華屋さんに、何かあると協会犬同伴で食事に行ってます。  

        

 

 

 今日は、村澤さんと有馬が、みなさまにサーブすることになりました。

 第4期生は4名でしたが、ご事情で1名が途中で断念されました。でも、いつでも、戻ってきてくださいね。中途でも再入学できますので。

 第4期生3名さんも協会犬同伴で、みなさまからのご接待を受けていらっしゃいました。

              

でも、食事中もユーザー同様に、協会犬の管理をしなくてはならないので、気は抜けなかったかもしれません。 どんな状況でも、補助犬のコントロールを忘れないユーザーさんの立場で、考え&行動できるようにしていただいております。

 新潟からの聴導犬いこまちゃんとユーザーさんのKさんと、聴導犬かるちゃん同伴の村澤さん。協会のお手伝いをしていただいているK様。お手伝いのほかに、Pro-Dog Schoolの事務局のK様。第1期生だったH君。スタッフになったSさん、Yさん。有馬。だいたい10人くらいでした。 前菜(クラゲ、鳥と)。エビチリ。ギョウサ。鍋3種。チャーハン、焼きそば。黒酢豚。エビマヨ。その他いろいろと。でも、すべて完食でした。おいしかったです。

 第4期生四人には、本当にいろいろとお世話になりました。心から感謝しております。

 2012年は、ADIの国際認定試験の受験。ADIの国際総会でバルセロナへ。台湾の第1号聴導犬の国際認定と研修。高円宮妃殿下にもお目にかかれました。実り多く、忙しくても楽しい1年でした。

 楽しい送別会でした。ありがとうございました。

 

 


1070 卒業式と入学式。日本聴導犬・介助犬訓練士学院は第5期生となりました

2013-02-02 18:43:45 | 日本聴導犬・介助犬訓練士学院

 第4期生の卒業式と、第5期生の入学式。無事に終わることができました。

 ご来賓のみなさまの、温かく、熱い思いが、卒業生の心に響いてくれることを祈っています。

 

 森本尚武(元信州大学大学長)学院長のお言葉も、いただくことができました。ボランティアのみなさま、ご指導をいただく方々に、お出ましいただけましたこと、感謝申し上げております。

 第4期生のOさんのご家族も大分県からお見えになられ、大分県の「鳥天」の揚げたてをみなさまにもてなして、くださいました。すいません。お疲れでしたのに。ご無理を、申し上げました。

 卒業生は、自分たちが訓練にかかわったでん君、えじこちゃん、わんちゃんを同伴しての卒業式です。「卒業式まで訓練かよ・・・」と。式典の間も、きちんと管理しなくてはならないので、緊張の2倍化でしょうか。24時間、訓練ばい(長崎に行ったばかりなので)。3頭とも、卒業生3名の管理をきちんと受けていました。

 卒業式の後は、入学式。第5期生は3名の予定です。お二人が入学式に参列してくださいました。

 卒業生の卒業発表とデモンストレーションを、真剣に見入る第5期生。

 1年なんて、あっと言う間です。第5期生の方たちの来年の発表が楽しみです。

 

 


1069 日本聴導犬・介助犬訓練士学院第4期生の卒業式と5期生の入学式。

2013-02-02 09:18:00 | 日本聴導犬・介助犬訓練士学院

  日本聴導犬・介助犬訓練士学院も第5期生となりました。お教えするスタッフの技量や、寮の部屋数もあって、入学生の4~5名限定です。

 今日は、第4期生の卒業式と卒業発表。同時に、第5期生の入学式となります。

 第4期生は4名のうち、3名がご卒業されます。

 第5期生は3名の入学予定です。

 (福)日本聴導犬協会の技術だけでなく、訓練哲学までも修得した学院生で協会の訓練に適性が合う方を、卒業後にスタッフとして採用させていただきたいと、考えております。

 第4期生、第5期生にとって、想いで深い日になることを祈っております。

 

 


890 聴講生お二人、中期(1~4週間)の滞在授業スタート

2011-07-20 16:23:24 | 日本聴導犬・介助犬訓練士学院

  (福)日本聴導犬協会付属 「日本聴導犬・介助犬訓練士学院」には、聴講生制度があります。通常は、講義(1コマ1時間半)3000円でのご受講なんですが、中期(1週間とか数週間とか)の場合は、特別講習料で受講いただけます。

 でも、学院生の授業に参加していただくだけなので、聴講生の方用の特別講義はありません。朝の8時半から夜18時までのタイトスケジュールですが、お二人ともがんばっていらっしゃいます。

 

 


805 「日本聴導犬・介助犬訓練士学院」授業: 発達心理学 柿沼先生の授業

2010-09-03 10:49:11 | 日本聴導犬・介助犬訓練士学院
発達心理学の柿沼先生に、「日本聴導犬・介助犬訓練士学院」の第2期生の授業で、脳の発達とこどもと動物との関係をご教授いただきました。いつも興味深いご講義をいただけること感謝申し上げます。

幼児であっても、哺乳類としての本能によって、動く物、飼っている猫とか犬とかだけでなく、道で会った猫とか)にも、興味をもつことから「にゃんにゃ」とか「わんわん」とかの言葉を早くに習得するのではないか、とか。人と動物の間、ちょっと不思議な存在、第3者的な存在。「パパ」「ママ」「マンマ」があって、その次の言葉として「にゃんにゃ」「わんわん」が出てくる(アメリカのデータ)。何かの役割があるのではないか。とても重要な役割があるのではないか。

理想のこども部屋には、動物柄のカーテンとか寝具、ぬいぐるみが揃えられるのか、絵本に動物が出てこないのは少ないというのは、自然と選ぶのは、具体的な根拠から考えてみる必要がある。

脳の構造として、にわとりの頭の水煮を利用して、鶏(鳥類)の脳を解剖しました。
みなさん、真剣に解剖してました! 1個だけでなく、2個、3個、解剖した方も。


大まかに言ってしまうと、鶏の脳は大脳(思考)、小脳(運動、反射)、脳幹(生体保持)と、におい、視覚をつかさどる部分というとてもシンプルな構造で、人間では、後頭葉に内蔵されている脳の外部に松果体がありました。第2期生が、解剖してます。道具は箸とつまようじ。写真上。左2番目から 頭蓋骨から脳をはずす。脳の周りのくも膜をはずす。写真下が、鶏の脳。中央の大きな2つの部分が大脳。上になっているのが、小脳。



私が考えるに、鶏の行動から、それほど深い思考は必要ないでしょうし、目で「食、休、(自分を)守」くらいの行動からすると、人間のような脳のシワがないこともうなづけました。

猫、犬など哺乳類では脳のシワや前頭葉の存在など、人間に近い脳の構造になっているそうです。鶏の脳の解剖は、興味深いものでした。

※訓練士学院では、第3期生を募集しています。
試験は、2010年10月中旬と、12月中旬に行われます。詳しくは、http://www.hozyokengakuin.jp/

771 吉田真澄先生の「補助犬法」「動愛法」についてのご講義 by「日本聴導犬・介助犬訓練士学院」

2010-06-04 17:35:24 | 日本聴導犬・介助犬訓練士学院
昨年に続き、尊敬する吉田真澄先生のご講義をいただきました。




2002年の身体障害者補助犬法施行前の同志社大学教授時代にお目にかかり、身体障害者補助犬法についてご見識あるアドバイスをいただきました。現在は、帯広畜産大学の副学長にご就任されていらっしゃいます。

(福)日本聴導犬協会も、育成団体として補助犬業界での「当事者」として、
吉田先生に導いていただきました事柄は数え切れないほどあり、感謝にたえません。
その上、毎年、「日本聴導犬・介助犬訓練士学院」のために、お出ましくださいますこと、ありがたいです。

補助犬訓練士の存在意義や、尊敬に値する存在であることなど、これから身体障害者補助犬の育成にかかわる方たちにとって、試金石となるお言葉を頂戴しました。
なんと、レポートは翌日8時まででしたので、学院生はとても緊張しておりましたが、翌日の先生からのご評価は、「すばらしい」をいただきました。
学院生もうれしかったにちがいありません。みなさまお疲れ様でした。


767 学院生Mさんのご父兄が、ご来訪いただけました

2010-05-24 16:29:21 | 日本聴導犬・介助犬訓練士学院
写真は、日本聴導犬・介助犬訓練士学院の学院生の通学風景。寮生活なので、ほとんど一緒の行動です。

学院生のご父兄のご来訪は、とってもウェルカムです。
今日は、Mさんのお父様がご来訪。Mさんによるデモンストレーションをご高覧いただきました。

どんなご感想だったのかしら・・。後で、Mさんにお聞きしてみましょう。

763 Woof Woof様の取材をいただきました

2010-05-17 01:13:36 | 日本聴導犬・介助犬訓練士学院
第2期生が入学してから3ヶ月目。先日は婦人公論社の取材をいただき、5月には、
(福)日本聴導犬協会と、協会付属 日本聴導犬・介助犬訓練士学院の取材を、Woof Woof様にいただきました。 Woof Woof様は発行部数50万部という、犬関連としては、メガ雑誌です。多くの方に、聴導犬と学院のことが周知していただければ、うれしいです。


学院生寮から、協会までの歩行訓練。寮は協会から徒歩5分。南アルプスと中央アルプスに囲まれた、風光明媚な宮田村を毎日通学。熟練者は、2頭を連れて通学しています。

学院の訓練は、スーパーの中、電車の中と、上級コースに入っています。
一般の道を歩くのとは、緊張感がちょっと異なりますが、醍醐味もあるのでは?

ユーザーさんの買い物でのマナー訓練にも同行。飲食にも入って、きちんとした管理能力を身につけていただきます。