日本橋付近には、カレー店があまりないのかと思っていました。
銀座は、明治初期に防火対策のためのレンガ造の建築物を造り、ガス灯の設置や
歩道の確保などの整備をして、近代化の代表的な街になったらしいけど、
それ以前の代表的な街は、日本橋だったとのこと。
そりゃそうだよね。お江戸日本橋っていうぐらいだから、
江戸時代の日本の中心地って、日本橋で間違いないと思う。
そのためなのか、今でも歴史を感じさせる店は日本橋に多く残っているような
イメージなんですよね。
カレーが日本に入ってきたのは、銀座の街と呼応するような時代で
西洋の食べ物として入ってきた。
(すみません、あくまでも私の想像で書いてます。調べればいいんだけど・・・)
そんな、流れの中で、銀座にはカレー店がいくつもあって、
日本橋にはない、と勝手に思ってました。
でも、この時代にはカレーは洋食として出されていたのがほとんどで、
そうなると、日本橋にもあるはずだよな。
なんて思いながら検索しているうちに遭遇したお店
「シンセリティ」さん。
お昼直前に訪問。
(外観写真なしです。帰りに外観の写真を撮ろうと思ったら、外にお客さんが並んでいるため撮れず、です。)
1F入ると左手に厨房、カウンター6,7席、突き当りに2Fへの階段。
1Fカウンターに座ります。
まだ、それほどの込み具合でないため、メニューをよく見て
ハンバーグにカレーを注文します。
(これが、ちょっと間違いだったみたい)
後からくるお客さんのほぼ100%、注文は、カレーに卵のトッピング。
ええ~、そうなんですか?
もう、注文してしまった後なので、注文を変えられれば変えたいけど・・・
厨房の進み具合がわからないし、もうスープもサラダも出てきちゃったし・・・
そういえば、注文した時に何度か聞き返されたけど、
それでいいのか?っていう投げかけだったのかな?
後からくるお客さん、みんなが「カレーに目玉焼き」の注文。
隣の客も、後から来て「カレーに目玉焼き」で
先に食べて帰っていくし・・・
アウェー感満載です。(笑)
ようやくできてきました。
本当に人気のある店のようで、厨房のあわただしさ、
客の出入りなどなど、店内はまさしく戦闘状態。
そこで悠長にハンバーグは・・・やっぱりないよなあ。
ま、そんなわけで自然と箸の進みも早くなり、
ささっと。
とりあえず、ハンバーグはうまかった。
ただ、ソースがかなり黒々としたもので、
デミソースとはちょっと違う感じがしたが、まあいける。
カレーは、正直、洋食屋さんのカレーそのもの。
おそらく、昔からの味をずっと続けている味だと思う。
「シンセリティ」:中央区日本橋本町1-4-5
150g10000円のロース薄焼きはもっと興味深いです
ぜひ再訪してご確認をお願いいたします!
絶対頼まないように書いてあるとしか思えないよなあ。
ハンバーグは、やはりその類いにあるのかもしれませんよ。
混雑する時間帯に、あのせわしない思いをしながら
食べたくないですよ。(笑)