ほぼ読み通りの時間で「おふくろ」を辞去。高松駅に戻って荷物を引き取り、記念撮影を済ませて列車に乗り込むと、一呼吸置く間もなく列車が動き出しました。持ち時間を余すことなく使い切り帰路につきます。
折悪しく帰宅の時間帯に重なったこともあり、坂出に着くのが若干遅くなってしまいました。帰りの列車までの持ち時間を考えると、岡山で一杯やった方が無難ではあったのです。列車の時刻が小一時間延びるだけでなく、駅から繁華街までの往復も省けることを考えれば当然でしょう。しかし、岡山よりも高松で呑める機会の方が当然ながら貴重です。たとえ駆け足であっても、高松を選ぶということで迷いはありませんでした。
高松を選んだもう一つの決め手として、「サンライズ瀬戸」に始発駅から乗れる点がありました。旅情などお構いなしといわんばかりに合理性、経済性が偏重される世知辛いご時世、夜行列車も併結相手の「サンライズ出雲」を含む二本が残るだけとなりました。特に、始発駅で悠然と発車を待つ情景は、あちらの始発駅である出雲市では見られないものです。それだけに、貴重な場面を今一度体験しておきたかったのでした。発車間際の乗車になりはしたものの、来る列車をホームで待つのと、既に入線しているのとでは気分も違ってきます。雰囲気の一端だけでも感じられたのは幸いです。
★高松2126/サンライズ瀬戸(5032M)/708東京
折悪しく帰宅の時間帯に重なったこともあり、坂出に着くのが若干遅くなってしまいました。帰りの列車までの持ち時間を考えると、岡山で一杯やった方が無難ではあったのです。列車の時刻が小一時間延びるだけでなく、駅から繁華街までの往復も省けることを考えれば当然でしょう。しかし、岡山よりも高松で呑める機会の方が当然ながら貴重です。たとえ駆け足であっても、高松を選ぶということで迷いはありませんでした。
高松を選んだもう一つの決め手として、「サンライズ瀬戸」に始発駅から乗れる点がありました。旅情などお構いなしといわんばかりに合理性、経済性が偏重される世知辛いご時世、夜行列車も併結相手の「サンライズ出雲」を含む二本が残るだけとなりました。特に、始発駅で悠然と発車を待つ情景は、あちらの始発駅である出雲市では見られないものです。それだけに、貴重な場面を今一度体験しておきたかったのでした。発車間際の乗車になりはしたものの、来る列車をホームで待つのと、既に入線しているのとでは気分も違ってきます。雰囲気の一端だけでも感じられたのは幸いです。
★高松2126/サンライズ瀬戸(5032M)/708東京