希望的観測

一つの旅の記録としては、ある意味で開設以来最長といってもよいでしょう。時代を跨いだ大型連休の記録が、帰着から八ヶ月もの時を経てようやく完結に至りました。
このblogの更新が滞り出したのは一昨年の11月頃からです。旅先で一部の記事をまとめきれず、帰ってから投稿するという状況はそれ以前にもありました。しかし、今回は一筋縄ではいきませんでした。日常生活が例年よりも慌しく過ぎ、「一部の記事」をまとめる時間を捻出できない状況が続く一方、旅については例年通りに続けた結果、未公開の下書きが大量に積み上がり、いつ追いつくかも見通せなくなってしまったのです。
その時点では、活動の頻度が落ちる夏場を使って追いつければという構想を持っていました。しかし、その夏場にもほとんど進められなかったのは誤算でした。たとえていうなら、浪人すれば受かるだろうと高を括っていたはずが、一年経っても成績は上がらず、あまつさえ現役時代の滑り止めさえ危うくなってきたようなものです。過去の清算から進めていては、当分前に進めないのが明らかとなるに至り、未完成の記録についてはひとまず措き、目先の記録から進める方向に転換したのが去年の10月でした。それ以来、当座の活動を記録する合間に、過去の記録も少しずつ投稿していき、この度ようやく大型連休までが終わったという状況です。10月に投稿を再開した時点では、大型連休の序盤に訪ねた盛岡で記録が止まっていたことを考えると、連休中の記事を全て投稿するのに四ヶ月ほどかかったのかもしれません。ある意味最長だと申したのもそのためです。

一区切りついたのはよいのですが、今度は目先の記録が次第に追いつかなくなってきました。これは主として、例年よりも長い休みをよいことに、年末年始も旅から旅に明け暮れた結果です。何しろ年末に九州へ三日、東北へ四日行き、そこから中二日で四国へ渡り、一旦帰京後も中三日で再び四国へ戻ろうとしている状況です。これでは旅の狭間に日常があるといっても過言ではありません。ただでさえ慌ただしい年末年始に、これだけ旅を続ければ、その記録をまとめ上げる時間まで残らないのも当然ではあります。
この記事も、実際にいつ投稿されるかは不透明です。しかし、これ以上放置すると去年の再現になりかねません。今週末の三連休を乗り切れば、さすがに一段落するでしょう。そうなり次第、記録を再開できればというのが希望的観測です。