日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

シ舌重力延其月

2020-01-01 17:48:28 | 旅日記
ある程度覚悟していた結果ではありますが、結局一晩延ばす可能性が濃厚となりました。
予報通りの快晴となれば、我が家にいても悶々とするだけです。すぐさま出てしまった方が賢明なのは分かっています。しかし、年末の活動の後片付けと次なる旅の準備、さらには年賀状を始めとした野暮用が相当数残っており、一日で片付けるのは厳しかろうとも思っていました。晩酌してから休み、目覚めたのが10時過ぎです。そこから始めたところで片付くはずもなく、夕方までには敗色濃厚に。融雪剤を撒いた道で、先行車の飛沫にまみれた相棒の洗車を済ませ、呆気なく日が暮れるという顛末です。
全てを片付けて出るのはそもそも無理な話です。どこかで見切りを付けるしかありません。しかし、新年第一弾の活動ということになると、心置きなく出発したいと思うのも人情ではあります。もどかしく思いながらも二日ほど棒に振るという経験を、毎年のように繰り返しているのが実情です。水入らずの晩餐も、いつまでできるものではありません。仮に今夜出発するなら、酒量も控えざるを得なかったでしょう。一晩だけでも心置きなく呑もうとすれば、結果として二日はとどまらざるを得ないのです。今しかできない方を選ぶという原則に照らし、これでよかったのだろうと言い聞かせます。
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