日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

新春の四国を行く 2020続編 - 油断

2020-01-13 23:43:58 | 東海
今度こそ全行程終了です。なまじ時間に余裕があると、つい油断して寄り道を繰り返してしまいます。神戸から粛々と走り、早いうちに距離を稼いだにもかかわらず、いつの間にやら日付が変わろうとする時間帯です。しかし、残りの距離は150kmを切りました。残りの区間の大半は高速道です。西日本からの帰りとしては、比較的破綻のない時間に着くだろうと見込んでいます。
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新春の四国を行く 2020続編 - 一番亭

2020-01-13 23:31:36 | B級グルメ
終了を宣言したつもりが前言撤回です。今一度腹ごしらえをしていきます。
先ほどそばをすすったばかりにもかかわらず、何故か再び空腹感が出てきました。どこかで軽食でもという考えが頭をもたげていたところへ、現れたのが富士のバイパスにある一番亭です。何度も前を通りがかって、かねがね気になっていた店でもあります。遅い時間に明かりがついているのを見て、試しに入ってみようと思い立った次第です。
オープンキッチンを中心にした店内と、麺類よりも定食、餃子を主体にした品書きは、餃子の王将を彷彿とさせるものです。局地的なチェーンとしては信州のテンホウが近いでしょうか。詳細な解説をつけた定食の品書きにとりわけ読み応えがあり、目移りしそうになってきます。しかし初見ということもあり、屋号にもある餃子の定食を手堅く注文。王将の餃子に比べて一回り小さく皮は薄め、キャベツの食感を残すところが当店流です。

★一番亭 富士柳島店
富士市柳島57-1
0545-64-6560
1100AM-030AM(LO)
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新春の四国を行く 2020続編 - 全行程終了

2020-01-13 22:28:28 | 東海
全行程終了です。時間も押してきましたが、駿河湾沼津までは引き続き一般道を上ります。岡崎を出た頃から東の空に月が昇ってきました。月夜の駿河湾を眺めながらの帰り道です。
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新春の四国を行く 2020続編 - 鐘庵

2020-01-13 21:41:19 | B級グルメ
スガキヤでラーメンをいただいたのが五時過ぎです。帰る途中にもう一度腹ごしらえが要るだろうと思っていました。豊田からしばらく高速道を飛ばすことになった時点で、有力な候補として浮上したのが鐘庵です。東名を焼津で下りれば、そこから先は片側二車線の国道150号線が清水へと続きます。そのまま走れば、三保の総本店までほぼ一本道という寸法でした。しかし、思ったよりも時間が押し、10時の閉店までに駆け込めるかが何とも微妙に。手前にも店舗があってくれればと考えて調べたところ、沿道ではないものの、多少の迂回で行ける店舗がありました。とはいえ早仕舞いの可能性も考えると予断を許しません。情報を頼りに車を走らせると、屋号を描いた看板が見えてきました。暖簾はまだ架かっており、営業中の札もあります。しかし、よく見れば店先に立てられていたであろう幟が片付けられていました。お客が皆帰ったことから、店仕舞いの準備を始めていたのでしょう。あと数分遅ければ、見切りで明かりが消されていたかもしれません。どうにか滑り込めたのは幸いです。
目当てはもちろん当店名物のカレーそばです。しかし、今日は何故か趣向を変えたい気分でした。注文したのは野菜カレーそば750円也。その正体は、様々な野菜を素揚げにした、スープカリーに着想を得たかのごときものでした。数え上げるとカリフラワー、ブロッコリー、人参、いんげん、キャベツとヤングコーン、薬味の青葱も加えると実に七種の野菜が使われていることになります。たかだか80円増でこれならお値打ち品です。旅の最後を飾るにふさわしい一杯でした。

★鐘庵 静岡下川原店
静岡市駿河区下川原3-19-23
054-258-6611
1100AM-2200PM
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新春の四国を行く 2020続編 - 新東名

2020-01-13 19:37:31 | 東海
早めの移動が奏功し、例年に比べ時間には余裕があります。一般道で行けるだけ行くつもりでした。しかし、そのつもりで国道23号線を上って行くと、豊明を過ぎた頃から流れが俄に滞ってきました。この先対面通行になることも考えると、どれだけかかるかは見通せません。咄嗟の判断により次のICで下り、豊田南から伊勢湾岸道に乗りました。そのまま新東名に直通し、岡崎のサービスエリアで小休止をとったところです。
無味乾燥な高速道路での移動を毛嫌いし、近年では名古屋の前後を専ら23号線に頼ってきました。豊田から浜松までの新東名を走るのも初めてです。しかし、新東名は単調で、走っていても面白くありません。初見の区間だけ走り、そこから先は東名に移ります。
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新春の四国を行く 2020続編 - 洗車

2020-01-13 18:06:54 | 東海
安全圏に入ったとはいえ、まだ400kmの長距離移動が残っています。無駄な時間を極力切り詰め、先を急ぎたいところではありますが、桑名の市街を出る前に給油と洗車を済ませていくことにしました。神戸で給油したことにより、帰着まで走れるだけの燃料はあるものの、昨夜の小雨であからさまに汚れてしまったこともあり、きれいにしてから心置きなく走りたかったのです。ただし、繰り返す通り時間は極力切り詰めるのが前提です。ドライブスルー洗車で手早く済ませました。
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新春の四国を行く 2020続編 - スガキヤ

2020-01-13 17:13:16 | B級グルメ
移動を優先した結果、お昼を逃してしまいました。一区切りついたところで腹ごしらえを済ませます。東海地区まで戻ってきたことにより、選択肢はスガキヤに自ずと絞られました。昨晩から三食続けてのラーメンです。近隣で初見のところという条件から店舗を探し、桑名カインズ店に立ち寄ります。

★スガキヤ 桑名カインズ店
三重県桑名市大仲新田220
0594-33-0228
1000AM-1930PM(LO)
特製ラーメン480円
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新春の四国を行く 2020続編 - 安全圏

2020-01-13 16:10:29 | 東海
初日に続く冬晴れを、残念ながら生かしきることはできませんでした。しかし、移動主体の行程を考えると仕方がなかったともいえます。神戸から粛々と走ってきたおかげで、安全圏といえる場所まで駒を進めることができました。日没までの残り時間で三岐線の電車を撮るべく、保々の近くの踏切で待ち構えているところです。
新名神の開通により、東海地区最大の難関だった四日市の渋滞が大幅に緩和されたのは朗報でしたが、こちらにとってはもう一つ歓迎すべき点があります。東員のICで下りると、目当ての踏切に数分でたどり着けることです。三時前の貨物列車には間に合わなかったものの、四時過ぎの普通列車は狙い通りに仕留めました。日没までにもう一本通過するだけではありますが、そちらも撮ってから移動を再開します。
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新春の四国を行く 2020続編 - 月ヶ瀬湖

2020-01-13 14:04:04 | 近畿
無闇に先を急ぎたくはない、さりとて好天を活かす妙案も浮かばないという悩ましい状況の中、ひとまず浮かんだのは平城宮跡です。しかし駐車場が満車であえなく断念。雲が出て日が陰りがちになってきたこともあり、奈良の市街は素通りしてきました。国道369号線、県道4号線の順に経由し、月ヶ瀬湖の畔で小休止をとったところです。
奈良市街から北へ迂回しつつ東進し、名阪国道に合流する道です。少なくとも地図上では、天理からそのまま行くより短絡できるように見えます。交通量が少なく走りやすいのも好ましく、ツーリングマップル推奨の経路でもあります。自分自身、最近は名阪国道よりもこちらを選ぶことの方が多くなりました。しかし好天下で走るのはこれが初めてとなります。
ここまで走って思ったのは、晴れたからといって劇的に眺めが変わるわけでもないということです。少なくとも車窓を楽しむ道ではありません。それにもかかわらずツーリングマップルで推奨されているのは、適度な起伏のある線形と交通量の少なさが、二輪車で走るにはお誂え向きだからでしょう。この道の真骨頂を乗用車で体感するのはどうやら難しそうですが、冬枯れの鄙びた農村風景には趣があります。
一帯は梅の名所でもあります。当然ながら全く咲いてはいないものの、所々で蕾が膨らんできました。立春まであと三週間、春遠からじと実感する光景です。
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新春の四国を行く 2020続編 - 糸吉言侖

2020-01-13 11:49:14 | 近畿
相当迷うかと思いきや、いともたやすく結論が出ました。北陸は潔く切り、自走で帰る前提で駒を進めます。六甲アイランドの宇佐美で給油を済ませ、阪神高速に乗るところです。
決め手は偏に天候です。現在地では快晴、太平洋側でもおおむね好天のところ、北陸は終日雨とされています。そもそも去年と違い、北陸へ向けて走りたいという強い動機はありませんでした。神戸から自走で帰るのが面倒だという消極的な理由によるところがほとんどを占めます。好天を棒に振ってまで、移動の負担を軽くしたいかと考えたとき、冬晴れの空の下を走って帰ろうと思い至った次第です。
とりあえず、往路と同じ経路をたどり、奈良まで走るつもりです。日没までにある程度の距離を稼いでおきたいという考えがある一方で、好天の一日を単なる移動に費やしたくもありません。相反する課題をどのようにして解決するか、奈良まで走る間に考えてみます。
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新春の四国を行く 2020続編 - 逆光

2020-01-13 10:51:55 | 近畿
朝から雲一つない快晴です。今こそ好機と思い立ち、諏訪山公園を再訪しました。
昨年ここを訪ねたときは、朝方こそ同じく快晴だったものの、着いた頃には雲が出始め、遠景が斑になってしまうという経験をしました。神戸市街を一望する絶景も、画竜点睛を欠くように思われたものです。それだけに、待望の快晴となった今回、すわと意気込みやってきたわけなのですが、またしても期待していた眺めにはなりませんでした。思った以上に逆光が強く、景色が全体的に霞みがちなのです。
あと一、二時間早く来ていれば、西向きの眺めだけはそこそこ絵になったのかもしれません。何はさておきまずこちらへ来るべきだったということになります。次回へ向けての教訓にしておきましょう。
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新春の四国を行く 2020続編 - 湊川神社

2020-01-13 09:44:17 | 近畿
去年は罰当たりを働いてしまいました。湊川神社が宿から徒歩圏内だったにもかかわらず、先を急ぐあまりそのまま失礼してしまったのです。その罪滅ぼしも兼ねての参拝となります。
一昨年とその前年、ここで交通安全のお守りをいただきました。今回二年ぶりにいただいていくのも一案ではあります。しかしあえて見送ることにしました。去年は代わりに近江神宮でお守りをいただき、暮れにも宮崎神宮でお守りをいただきました。各地の神社で一つずついただいていった方が、趣味と実益を兼ねられるだろうという寸法です。またしても罰当たりではありますが、今回は参拝のみで失礼します。
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新春の四国を行く 2020続編 - もっこす

2020-01-13 09:30:29 | B級グルメ
去年は宿の朝食バイキングをいただきましたが、今回はあえて素泊まりにしました。宿の近くの「もっこす」が24時間開いていると知り、朝から中華そばをすするのも一興と思っていた次第です。
初見だった前回は京都の中華そばとの共通性を色濃く感じました。その印象は今回も同様ですが、似て非なる部分もあるにはあります。チャーシューとスープの味付けは淡めで、素材の味がより生かされており、博多並みの極細麺も特徴的です。

もっこす総本店
神戸市中央区楠町7-1-3
078-361-3405
24時間営業
火曜 300AM-500AM閉店
中華そば850円
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新春の四国を行く 2020続編 - エスカル神戸

2020-01-13 07:54:52 | 近畿
連休中にもかかわらず、神戸の宿はがら空きでした。予約サイトで照会すると、百軒近くもの候補がありました。しかし、宿探しに時間をかけたくはありません。前回好印象だったエスカル神戸が空いていたため、再び世話になりました。
和室に泊まれた初回に対し、昨晩空いていたのは洋室でした。しかも、外壁工事中との理由により、敷地内にあった駐車場が使えなくなっており、少し離れた時間貸の駐車場に止めざるを得ませんでした。しかしその洋室は広くて快適でした。時間貸の駐車場についても、24時間900円という、神戸としては比較的安いところを見付けることができました。「丸萬」のある新開地が徒歩圏内、それでいながら猥雑な一帯から離れた静かな立地が好ましく、広くて清潔な大浴場があるのも好材料。合理性、経済性を追求するビジネスホテルとは一線を画す、福利厚生施設特有のおおらかな雰囲気も好ましいものがあります。今回も快適に過ごせたことに感謝します。
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新春の四国を行く 2020続編 - 三日目

2020-01-13 07:18:10 | 近畿
おはようございます。昨晩は早々と宿に戻り、一風呂浴びて休みましたが、早く寝ればその分早起きできるかというとそうでもありません。日付が変わる前には眠りについたにもかかわらず、目覚めたときには七時過ぎでした。しかし、ここで十分休んだことが、最終日の長距離移動に効いてくるかもしれません。

出発前の構想は、車を引き取り次第直ちに四国を出て、神戸、福井の順に駒を進めるというものでした。高松に一日半滞在したことにより、その構想自体は頓挫しました。しかし今なお、北陸へ行きたいと悪魔がささやいています。
理由の一つとして距離があります。四国へ向けて出発し、奈良まで走った初日の走行距離が570kmでした。比較的まっすぐ走ってきたにもかかわらずです。さらに遠い神戸から帰るとすれば、600kmを大きく超える距離を走って帰るということになります。これに対し、北陸に車を置いて一旦帰り、中四日で週末に再開するなら、本日の走行距離は大幅に縮減されます。どのみち冬の北陸には行くつもりでいました。四国との掛け持ちにすれば、一石二鳥ともいえるのです。
一方、天候がよろしくないこの時期の北陸に、車で行く意義が乏しいことについては、去年の経験から分かっています。異例の小雪となった今季、雪景色についても期待できません。今回の長距離移動が縮減される代わりに、全体では数百km単位で距離が延びます。今日走るのが面倒だという理由だけで、北陸を選ぶのは得策ではなかろうと思います。
そのようなわけで、自走で帰るか、さらに延ばすかについてはまだ流動的です。しかし、時間をかけて考えたからといって、よりよい答えが出るわけでもありません。ともかく見切りで出発します。
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