カレーもいただいてすっかり満腹です。とはいえ限界に達したわけでもありません。「迷ったら買え」の原則に照らし、今度は川崎で下りました。目当てはもちろん「八たん」です。
駅前に勤めていた駆け出しの頃、ほか弁、牛丼、ハンバーガーに頼り切っていた慎ましい昼食事情の中で、数少ない贅沢だったのが当店の定食です。贅沢とはいっても、当時は千円を大きく超えなかったと記憶します。それが狂牛騒動によりハラミ焼に変わり、牛タン焼は高嶺の花となったものの、職場を辞めると決まったとき、もう一度だけいただいて締めくくったのは懐かしい思い出です。
その後は夜のみの営業となり、値段もますます上がっていき、今や麦飯、テールスープも入れれば三千円近い代物となってしまいました。しかし、本場仙台でも定食が二千円前後はする時代です。質、量ともに互角以上の牛タンを、身近な場所でいただけることに価値があります。さらに上がればさすがにどうかとは思うものの、今の値段なら無闇に高いとは思いません。わざわざ寄った甲斐はありました。
★八たん
川崎市川崎区本町1-8-28
044-244-9247
1700PM-2130PM(LO)
日祝日定休
駅前に勤めていた駆け出しの頃、ほか弁、牛丼、ハンバーガーに頼り切っていた慎ましい昼食事情の中で、数少ない贅沢だったのが当店の定食です。贅沢とはいっても、当時は千円を大きく超えなかったと記憶します。それが狂牛騒動によりハラミ焼に変わり、牛タン焼は高嶺の花となったものの、職場を辞めると決まったとき、もう一度だけいただいて締めくくったのは懐かしい思い出です。
その後は夜のみの営業となり、値段もますます上がっていき、今や麦飯、テールスープも入れれば三千円近い代物となってしまいました。しかし、本場仙台でも定食が二千円前後はする時代です。質、量ともに互角以上の牛タンを、身近な場所でいただけることに価値があります。さらに上がればさすがにどうかとは思うものの、今の値段なら無闇に高いとは思いません。わざわざ寄った甲斐はありました。
★八たん
川崎市川崎区本町1-8-28
044-244-9247
1700PM-2130PM(LO)
日祝日定休