監督:マーティン・キャンベル、出演:アントニオ・バンデラス、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、アメリカ、2005
面白かったです。時代劇のような趣と、痛快アクションの要素が合わさったような映画でした。ご都合主義のストーリーや展開が多々ありますが、何も考えずに観るには、ちょうどいいと思います。
前作『マスク・オブ・ゾロ』は7年前になるんですねえ。時の流れは早いです。前作がかなり好きでしたので、今回の『レジェンド~』は非常に楽しみにしていました。
前作よりも、もっともっと痛快な映画になっていたと思います。一番驚いたのは、主役のゾロ(アントニオ・バンデラス)と、その妻のエレナ(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)だけではなく、ゾロとエレナの息子のホアキン(アドリアン・アロンソ)も大活躍することです。
子供を実写映画で活躍させるなんて、いまどきの映画では非常に考えにくいことであると思います。昔の怪獣映画では、普通の子供が怪獣掃討作戦の司令室にいることがあります。「人類の命運を分ける大事な作戦司令室の中に、何でわけの分からない子供がいるねん」と、心の中で突っ込みを入れたことがあります。実写映画の中で子供を活躍させるのは、作品の中のリアリティを著しく失わせることになるため、リスクが高い方法であると思います。
今回の『レジェンド~』では、まったく逆の発想で、ゾロ、妻、息子の3人が大活躍します。詳しくは分からないのですが、ディズニーとピクサーのCGアニメ『Mr.インクレディブル』と同じ発想であると思います。『Mr.インクレディブル』をぱくっているという指摘ではありません。実写映画にも関わらず、子供が活躍しても違和感のないくらい、作品が痛快に仕上がっていることに驚いているのであります。
子供が登場することによって、前作『マスク・オブ~』での良い点が、見事に引き継がれています。『マスク・オブ~』の物語の前半では、もうすぐ現役を引退する年老いたゾロが、弟子(アントニオ・バンデラス)をとり修行させます。そして、物語の後半では、ゾロから技と正義の心を教わったアントニオ・バンデラスが大活躍し、見事に「ゾロ」が受け継がれます。
「ゾロ」という正義の象徴が代々受け継がれるという点がとても好きです。今回の『レジェンド~』では、ゾロの息子が登場することにより、その要素が生かされていると思います。面白かった~。
面白かったです。時代劇のような趣と、痛快アクションの要素が合わさったような映画でした。ご都合主義のストーリーや展開が多々ありますが、何も考えずに観るには、ちょうどいいと思います。
前作『マスク・オブ・ゾロ』は7年前になるんですねえ。時の流れは早いです。前作がかなり好きでしたので、今回の『レジェンド~』は非常に楽しみにしていました。
前作よりも、もっともっと痛快な映画になっていたと思います。一番驚いたのは、主役のゾロ(アントニオ・バンデラス)と、その妻のエレナ(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)だけではなく、ゾロとエレナの息子のホアキン(アドリアン・アロンソ)も大活躍することです。
子供を実写映画で活躍させるなんて、いまどきの映画では非常に考えにくいことであると思います。昔の怪獣映画では、普通の子供が怪獣掃討作戦の司令室にいることがあります。「人類の命運を分ける大事な作戦司令室の中に、何でわけの分からない子供がいるねん」と、心の中で突っ込みを入れたことがあります。実写映画の中で子供を活躍させるのは、作品の中のリアリティを著しく失わせることになるため、リスクが高い方法であると思います。
今回の『レジェンド~』では、まったく逆の発想で、ゾロ、妻、息子の3人が大活躍します。詳しくは分からないのですが、ディズニーとピクサーのCGアニメ『Mr.インクレディブル』と同じ発想であると思います。『Mr.インクレディブル』をぱくっているという指摘ではありません。実写映画にも関わらず、子供が活躍しても違和感のないくらい、作品が痛快に仕上がっていることに驚いているのであります。
子供が登場することによって、前作『マスク・オブ~』での良い点が、見事に引き継がれています。『マスク・オブ~』の物語の前半では、もうすぐ現役を引退する年老いたゾロが、弟子(アントニオ・バンデラス)をとり修行させます。そして、物語の後半では、ゾロから技と正義の心を教わったアントニオ・バンデラスが大活躍し、見事に「ゾロ」が受け継がれます。
「ゾロ」という正義の象徴が代々受け継がれるという点がとても好きです。今回の『レジェンド~』では、ゾロの息子が登場することにより、その要素が生かされていると思います。面白かった~。