MT MANIAX

苦難の時にこそ、われわれは隣人に対して寛大であらねばならない。そうしていれば世界はわれわれにとって寛大なものになるはず。

帰国5日目~新年の集い

2009年01月31日 | 屋島寮
 大学の屋島寮時に友人らと再会しました。同学年プラス後輩1名が神戸で集まり、楽しいひと時を過ごしました。メンバーはフクちゃん、キム、カズヒロ、アキラ、フジイ、コーセー、フジサワ、のがみ、そして私です。







 1次会は焼き肉店です。開店の17時から22時まで居座り、焼肉と酒を堪能しました。はっきりいって、店員さんからはウットオシガラレテいました(笑)。
 2次会は、のがみの紹介のバーです。シックで静かな感じのすごくいい感じのバーでしたが、私たちが汚(けが)してしまいました。居酒屋感覚でがやがや騒いでしまいましたが、おいしいお酒を頂けました。私は牛乳ベースの甘いカクテルを頂きました。下戸の私でもおいしく飲むことができました。
 3次会はバーの下階のお好み焼屋。広島焼きを頂きました。その日、店で残ったキャベツ全部を使い切ってもらい、広島焼きを焼いていただきました。今回の帰国で広島焼きを食べられるとは思っていませんでしたので予想外の展開でした。ほぼ1年ぶりの広島焼きです。うまいなあ。
 4次会はカラオケ店です。2時間ほど歌って過ごしました。同じ学年のメンバーのはずなのに、最新の歌に詳しい人もいれば、古い歌しか対応できないものもあり、面白いなあと思いました。ちなみに私は古い方です。

 という感じで行なわれた新年の集いでした。私が連休で帰国するということで、皆に集まってもらいました。このメンバーで、約1年に1回ぐらいの頻度で開かれる集まりは本当に楽しいです。友達は宝物ということを再認識しました。また、先輩メンバーの中、唯一後輩ののがみにスペシャルゲストで参加してもらえて非常にありがたかったです。
 会の最中、屋島寮卒寮生の方数名に電話を掛けさせて頂きました。先輩、後輩、同学年の方々です。酔っぱらった私たちの電話に出ていただいてありがとうございました。それと同時にご迷惑をお掛けしまして申し訳ありませんでした。懐かしい皆様方にお会いしたいと思います。
 ホテルへ帰ったのは朝の4時でした。今回の会の集合時間が16時でしたので、12時間ぶっ続けの会合でした。久し振りにフラフラになりました。明日は私が中国へ帰る日です。起きられるのか!? 目覚ましを2つセットしてホテルのベッドで横になりました。

帰国5日目~20世紀少年第2章と鳥光

2009年01月31日 | 日記
 16時集合予定の新年の集いの前に、三宮で過ごすことにしました。朝、実家から出発し、バスで三宮へ行きました。でかいキャリーケースをコインロッカーへ預けました。
 まずは映画館へ。目的は『20世紀少年-第2章-最後の希望』です。昨年10月に日本へ帰国した際に前作を見ており、今回、偶然『~第2章』の上映時期と重なりまして、「これは運命」と受け取り、見に行くことにしました。
 映画館は「OSシネマズ ミント神戸」です。先日の「梅田ピカデリー」に続き、「OSシネマズ ミント神戸」も初めて訪れる映画館です。映画館に到着すると、チケット売り場に大行列が。さすが都会の映画館です。私は昨日、ネットですでにチケットを購入して今篠たので、何の問題もなく入場できました。良かったです。ちょっとした優越感です。
 ミステリー仕立てで、3部作の2作目ということもあり、ネタバレになりますので、詳細は書きませんが、第3弾も見たいと思いました。
 映画を見終わり、昼飯は「さんプラザ」にある「鳥光」で、もも焼き定食を食べました。ここの焼き鳥は本当にうまいです。ジューシーで香ばしく、やわらかい鶏肉を楽しみました。炭火焼の焼き鳥は本当にうまいです。
 鳥光をあとにして、ドトールへ行き、カフェモカを飲みながら本を読み、時間をすごしました。もうすぐ新年の集いです。

帰国4日目~有馬温泉

2009年01月30日 | 日記
 帰国4日目です。今日は兵庫県が誇る名湯の有馬温泉へ行ってまいりました。
 有馬温泉についての詳しい説明は他のサイトに譲ります。Wikipedia等でよくまとめられています。この名湯ですが、兵庫県にある実家から車で1時間程度の距離にあります。そのため、昔、兵庫県に住んでいたころはよく行ったのですが、四国へ移って以降はまったく行っておりませんでした。
 極々、簡単に紹介しますと、有馬温泉は日本書紀、風土記などで選ばれた日本三古湯の一つです。ちなみに日本三古湯とは愛媛県の道後温泉、和歌山県の白浜温泉、そして兵庫県の有馬温泉のことを指します。よくよく考えれば、私は道後温泉と有馬温泉の両方の名湯の近くに住んでいたのだなあ。有馬温泉の歴史は極めて古く、古代の日本書紀、中世の枕草子などに記録として残されております。また、豊臣秀吉が愛した温泉としても有名でして、秀吉は何度も訪れたそうです。そして江戸時代に作られた温泉番付では、西大関として最高位にランク付けされていたそうです。
 四国へ引っ越し、中国へ来てからも、ずっとこの名湯の有馬温泉のことが気になっておりました。実家へ帰省する機会があるたびに、行こうか否かという選択肢が頭をかすめておりました。しかし、私がアクティブではない性分のため、訪れることはありませんでした。
 今日、とうとうその思いに別れを告げ、慣れ親しんだ有馬温泉へ行ってまいりました。おそらく15年ぶりだと思います。
 実家から有馬温泉へは、神戸電鉄で移動することにしました。神戸電鉄に乗ったことはあまりないのですが、便数が多く、乗り換え時の接続もストレスはなく、非常に快適に移動することができました。実家から40分ほどで到着し、予想よりも早いことに驚きました。こんなに近いのならば、もっと早く訪れれば良かったと少し後悔しました。
 私の頭の中では、有馬温泉に関する記憶はかなり薄くなっておりました。しかし今回有馬温泉に到着し、記憶の断片が蘇ってまいりました。「そうそう、この坂道や」「この駐車場に車をとめていってたんや」と頭で思い出しながらゆっくり歩き、ときにはデジカメで写真をとりました。記憶の再構築です。
 有馬温泉といえば「金泉(きんせん)」と呼ばれる湯が特徴的です。簡単に説明しますと、鉄分と塩分を含んだ温泉が噴き出し口では透明であったものが、空気に触れて酸化してさびて、茶色に濁ってしまい、この温泉を有馬温泉では「金泉」と呼ばれています。ちなみに「金泉」以外の湯は「銀泉(ぎんせん)」と呼ばれます。有馬温泉の外観に関する最大の特徴は、茶色の「金泉」であると私は思います。味は少し塩辛く、鉄が錆びた臭いが感じられます。有馬温泉を体験したことのない人は気持ち悪いと思われるかもしれません。しかし、私にとって、温泉の代名詞といえば「金泉」です。
 本当に久しぶりに、この「金泉」に使ってまいりました。

 気持ち良かった~。

 単純ですが、この一言に集約されてしまいます。懐かしいノスタルジックな気分に加え、体がぽかぽかに温まり、筋肉がほぐれる感じでした。体の芯の冷えた部分にも熱が伝わり本当に気持ちのよい状態となりました。
 有馬温泉の土産といえば炭酸せんべいが有名です。炭酸せんべいは、有馬温泉と宝塚温泉の名菓です。温泉から神戸電鉄の駅までの道にあった土産店で、中国の同僚たちのために購入しました。自分用の炭酸せんべいも購入。炭酸せんべいの味や食感は、昔から変わってませんでした。
 有馬温泉は最高でした。ハーバーランド、ルミナリエ、トアロード等々、なぜかおしゃれな街としての印象が強い神戸ですが、そんなところよりも有馬温泉の湯の方が100倍大好きです。神戸を訪れる機会がある方は、ぜひとも有馬温泉に浸かってほしいと思います。有馬温泉最高!

帰国3日目~カレーやヨドバシや映画やロフトや豆腐料理

2009年01月29日 | 日記
 帰省したときには毎度おなじみなのですが、大阪へ今日も行ってきました。いっつも同じことをしているのであまり代わり映えしないのですが、梅田周辺は工事によってどんどん変わっています。もう3分の1ぐらい、私が知らない町になってしまったような印象です。
 毎度おなじみのパターンなのですが、まずは三番街のインデアンカレーへ。今日は10時に店に入り、朝ご飯代わりにカレーを頂きました。ここのカレーが一番うまいです。昼に行くといつも行列ができているのですが、今日は朝早い時間でしたので並ばずに席につけて良かったです。今後は、この時間に来ればいいなあ、と思いました。近くの席で座っていたスーツ姿の男性が、自分に出されたカレーをデジカメで写真をとっていました。気持ちが分からんわけではないのですが。
 お次はヨドバシカメラへ。先日、Amazonで購入したデジカメのため、SDHCカード、カードリーダー、デジカメケース、予備のバッテリーなどを購入。SDHCカードは生まれて初めて購入しました。予備知識なしで店へ来たため、何を買おうか迷ってしまったのですが、えいやと購入しました。メモリーカードの類いは、どんどん安くなります。昔、256MBのSDカードを買い、大満足していた頃が懐かしいです。デジカメケース売り場は、本当にたくさんの種類のケースが並んでおり、目移りしてしまいました。今回、驚いたのは、ピンク、金色、銀色といった、あきらかに若い女性をターゲットにしたかわいらしいデジカメケースの種類が増えていたことです。デジカメが、いわゆるデジモノ好きの男性だけではなく、とっくに他の性別や年代の方々へも広がり、すっかり市民権を得たことを実感できました。
 ヨドバシのあと、かっぱ横丁の古潭(こたん)でみそラーメンを食べました。コクがあってうまいです。昨日、食べた焼き餃子や焼き飯同様、ラーメンも日本の方がうまいと思います。
 ラーメンを食べたあとは、梅田ピカデリーへ行きました。初めてのピカデリーです。途中、行く道が分からなかったのですが、大阪の人が道を教えてくれ、ピカデリーまで案内してくれました。関西出身の人間なのに、地元の人に道を教えてもらうには少し恥ずかしい思いですが、親切なこの人に素直に感謝しました。ありがたや。
 ピカデリーでは『おくりびと』を観ました。ちょうど上映期間に帰国できて良かったです。映画館内は私より年配の女性のお客さんが圧倒的に多かったです。上映中、何回も泣かされました。なかなかいい映画でした。もっくんは、冷静に観ると、顔がでかいなあ、と思いました。
 その後、ロフトやMBS内の喫茶店などへ行きました(これらも相変わらずパターン化した行動です)。
 夕食は家族で「梅の花」で豆腐、湯葉料理を堪能、中国では絶対に食べられない、繊細で上品な日本料理を楽しみました。うまかったなあ。

帰国2日目~墓参りや買い物など

2009年01月28日 | 日記
 今回の帰国は、あまり日数の余裕がないため、ばたばたと動き回ることにしています。今日は墓参りや買い物へ出かけました。
 起床したのは11時。久しぶりにこんな時間まで寝ました。昨晩、久しぶりに風呂で湯船に浸かったためか、ぐっすりと眠りました。昨日の移動の疲れも残ってないようで、いい感じです。
 まずYouTubeにアップしておいた中国の春節の動画を、本ブログの1月25日の記事からリンクさせました。YouTubeは本当に簡単に動画をアップできますので、印象的な場面を徐々にアップさせて貯めるのが負担にならず、楽しいです。
 昼飯には近所の餃子の王将へ行きました。中国で住むようになりあらためて感じたのですが、日本中華料理と本場中国中華料理は、ちょっと違うようです。日本でのメジャーな麻婆豆腐や回鍋肉など、ほとんどの中華料理は中国で食べる方がおいしいと思います。しかし、焼き餃子と焼き飯は日本のものの方がおいしいと思います。中国本場のものと、少し違う方向で進化したのだと思います。今日は餃子の王将で、焼き餃子、焼き飯、鶏の唐揚げを堪能。うまいなあ。
 昼飯を食べた後は、神戸の墓地へ行き、墓参り。墓参りは心が落ち着きます。
 そのあとは実家への帰り道にあるイオンのショッピングモールへ。ここを訪れるのは2回目です。どでかいショッピングモールだなあ、と思います。モール内のユニクロ、無印、ミドリ電家などをテクテクと回り、本屋へも行きました。本屋では「超」整理手帳を発見しました。昨年、買う機会がなく残念に思っていましたので「ラッキー」と思い、すぐに購入しました。イオンをあとにする前に、バニラのソフトクリームを買いました。コクがあり、クリームの堅さもちょうどよく、おいしく食べられました。中国ではなかなかおいしいソフトクリームやアイスクリームに出会えないため、久しぶりのおいしいソフトクリームに感動しました。
 イオンのあとは実家近くにあるSATYへ行きました。ここでは半袖の下着用シャツなどを購入。この冬の時期、中国の大型スーパーなどでは下着用の半袖シャツが売り場にまったく並んでいません。これは誤算でした。ずっと新しいシャツを買えない状態が続いていましたので、SATYで一気に6枚購入。これでしばらくは大丈夫でしょう。食料品売り場では、中国へ持って帰るための、ふりかけ、つくだに、カップスープ、コーヒーなどを購入。他には総菜コーナーで焼き鳥も購入。コロッケなどの総菜も買いたかったのですが、たくさん勝っても食べられないので断念。
 帰宅したのは夕方でした。帰国に際して購入しようと思っていたいろいろと生活必需品的なものを揃えられたので良かったです。

帰国1日目~空港からのバス移動は大成功

2009年01月27日 | 日記
 無事に帰国しました。久しぶりの日本です。関空に着くと聴こえてくる日本語のアナウンスにほっとします。
 今日は朝の4時に起床。シャワーを浴び、荷物の再点検。パスポートとチケットを確認。
 朝の5時に自宅マンション前にチャーターしておいた車が到着。運転手に「我是森」「浦東飛机場」「2号」と念のために告げて、いざ出発。
 道路は驚くほどすいていました。前回10月に帰国したときとは違い、すいすいと車は走って行き、蘇州から1時間半で空港に到着。予定(予想)よりも1時間も早く着いてしまい、嬉しいのやら悲しいのやら。さっさと受付カウンターでチェックインし、荷物を預けてしまい、空港内で待つ事にしました。
 空港内で朝食を食べられる店を探して席に着きました。浦東空港のレストランはめちゃくちゃ高いので引いてしまうのですが、そんなレストランで朝食とコーヒーをとっていると、自分がエグゼクティブになったような錯覚に陥ります。勘違いも甚だしいのですが、嫌いな時間ではありません。その後、お土産ショップなどをぶらぶらとしてから、時間が来たので飛行機に乗りました。
 飛行機は無事に飛んでくれて、あっというまに関空へ到着。今回はチェックインした時間が早かったため、飛行機の座席が前の方でした。そのため、空港到着後、飛行機から降りる時間が短くてすみ、少しだけイライラ感が少なくてすみました。
 関空では税関で手荷物検査をされました。今回、土産のため、大きな蘇州の刺繍画を荷物で持っていたためです。X線の検査をされ、何か変なものが映っているということで、最終的に開けられました。何も怪しい物はないことは私が一番よく知っていますので少しいらっとしましたが、仕方がありません。刺繍画は額に入っていましたので、割れないように、昨日、入念に荷造りしたのに。まあ、仕方がないです。
 関空からは初めてリムジンバスで神戸の三宮に出ました。大きな荷物を持って電車で移動すると、電車の乗り換え、階段の上り下り、構内の徒歩での移動など、かなりしんどい思いを味わう事になります。そのため、リムジンバスで一気に三宮へ移動しました。これが大当たり。すごくラクチンで移動できました。
 三宮では遅めの昼食をとりました。七衛兵というカツ丼屋で久しぶりに旨いカツ丼を堪能。やっぱりカツ丼は日本で食べるに限ります。サクサクのカツ、とろとろの卵、甘辛い出汁とタマネギ。最高の味で大満足です。
 三宮から三田へは、これまたバスで移動。一気に自宅近くのバス停まで移動し、実家へ帰りました。バス移動作戦は大当たりでした。これからしばらく日本で休暇をすごしたいと思います。

春節

2009年01月26日 | 日記
 春節です。少し遅めの朝の10時に起きました。遅めの朝食で水餃子をゆがき、食べました。町を少しぶらぶらしてみました。寒いのですが、よく晴れた日でした。人の数は少なく、開いている店もありますし、閉まっている店もありました。雰囲気が、日本の正月に似ていました。
 昼に、蘇州でオープンした久光百貨店(そごう)や時代広場を見に行きました。百貨店で買い物をするのが苦手でして、ぐるりと見て回りました。そして地下の食料品売り場へ行き、売られている商品や価格などをチェックしてきました(食品メーカーの人間なので)。刺身、魚、調味料、漬物など、日本系の食品が少し高めですが充実していました。自宅で日本食を自炊するときは、食材の買い出しに利用できそうです。
 夕方は家楽福(カルフール)へ行き、ジャンパーを買いました。セーターも買いたかったのですが、すでに冬の季節の峠が越しているため、品数が少なくなっており、買うのはやめました。
 夜は、明日からの帰国の準備です。荷造りをちょこちょこと済ませました。明日、車をお願いしている会社から、明日の出発時間などに関する確認の電話がかかってきました。中国でもしっかりと連絡してくれるんだなあ、と感心しました。
 結構、動き回っていましたので、ちょっと疲れました。明日はしっかり早起きします。

中国の年越しの花火を見て大感激

2009年01月25日 | 日記
 今日は中国の春節の前日でして、中国では大みそかにあたります。私が住んでいる町でも年越しムードが漂っていました。
 夜は20時頃からCCTV(中国電視台)の『春節聯歓晩会』という年越し番組を見ました。初めての中国での年越しですので、当然初めて見る番組です。中国の放送ですのではっきりと内容がよくわからないのですが、どうやら日本のNHK紅白歌合戦のような位置づけの番組のようです。どでかいホールの中に、一般の観客が客席に座っており、前列には著名人っぽい人がいました。アナウンサーっぽい人が司会をしておりました。
 日本の紅白と違い、演目は歌だけではなく、漫才あり、コントあり、ミュージカルあり、舞踊あり、タップダンスあり、手品ありで、何でもありの番組のようでした。中国の家庭では『春節聯歓晩会』を家族で見ながら年を越すのでしょう。
 個人的には中国のお笑いに興味がありました。相声(日本でいう漫才のこと)は古臭いなあ、という印象を抱きました(決して古臭いことが悪いわけではなく、日本の笑いを比較して優劣を決めたいということでもありません)。私が見た相声の演者は40歳ぐらいの人だったのですが、演じている相声は日本の横山たかし・ひろしの時代の芸人がやっている漫才のようでした。中国のお笑いの芸は日本のものより10年ぐらい古いということでしょうか。ちょっと興味深いなあ、と思いました。
 時間が少し前後するのですが、私が住んでいるマンションでは18時頃から周囲から爆竹や花火の音が聞こえだしました。中国の春節の年越しでは爆竹と花火がすごい、という話はよく聞きます。実は春節の連休の前半を帰国せず中国で過ごした目的は、この爆竹と花火を体験することです。1分ごとにどこかで鳴っています。それが時間が進むにつれてどんどん回数が多くなってきました。そして23時55分。ババババババとすごい音がなり響きました。マンションの窓から外を見てみると、ボンボンボンボン打ち上げ花火が上がっています。マンションの中庭では住民が爆竹を鳴らしたり、打ち上げ花火をしています。ベランダから打ち上げ花火をあげている人もいました。
 そんな状態が30分ぐらい続きました。中国人の知人が、大量の花火と爆竹が鳴っていると正月が来た、という気分になると言っていたことがあります。その気持ちが何となく分かりました。中国では大きな音で災難をもたらす魔物を追い払うという風習があり、そのために爆竹と花火をします。これだけたくさんの花火が上がれば、魔物は逃げてしまいますよね。
 大量の花火を窓から見ていますと、『ファイト・クラブ』のラストシーンを思い出しました。タイラーによるテロが成功し、ビル群のあちこちで爆発が起き、カード会社のビルが崩壊している光景を、高層ビルの窓から主人公ジャックとマーらが「世の中が経済的に平等になる瞬間として眺めているシーンです。大好きなシーンの一つです。
 世界がリセットされるという意味では、このシーンと春節の花火と爆竹は意味が似ていると思います。私が正しく理解できたのか否か分からないのですが、中国の人は春節のこの瞬間を、世の中のリセットという感じでとらえているのかもしれません。
 すばらしい体験をしました。そのうち時間ができたら、撮影した動画をYouTubeにアップしようと思います。新年快楽! 牛年大吉!

追伸
花火の映像をYouTubeにアップしました。
興味のある方はご覧下さい!

http://jp.youtube.com/watch?v=jSq-JGzC1xg

http://jp.youtube.com/watch?v=HORBge-39xA&feature=related

Amazonで催眠術入門書に付けられたカスタマーレビュー

2009年01月24日 | 日記
 Amazonで面白そうな本がないか探していたところ、文庫・新書の売れ筋本100でとある本が目に留まりました。催眠術の掛け方に関する入門書です。なぜ目に留ったかと言いますと、カスタマーレビューが26件もついていたためです。どのようなカスタマービューが書かれているのか気になり、読んでみました。

「初心者にはとてもわかりやすいと思いました」
「値段も安いし良書です」
「この本に出会い催眠の胡散臭さがぬぐい取られました」
「催眠術にはすごく興味が出ました」
「内容的にも、平易な文章が多く使われ理解しやすい内容でした」
「非常に読みやすく分かりやすい催眠の入門書で、オススメできる内容である」
「ぼくが読んだ催眠術の本では一番分かりやすかったですね」
「催眠術に関する正しい知識が得られます」

 これらのように、催眠術の知識を得るには最適の一冊というような感想文は、私にとっては面白みがありません。一番期待したのは「この本のおかげで催眠術をかけるのに成功しました!」「私も催眠術をかけるのに成功した!」「10回挑戦しましたが失敗したので★1つ」というようなレビューでした。
 そんなレビューがあるのかどうか期待に胸が膨らみながらレビューを読んでみたところ……ありました。

「私はこの本で催眠術を身につけることが出来ました」
「この本、普通に読めば、普通に催眠術が出来るようになります。ぼくは一度読んだだけで簡単に出来るようになりました」
「女のわたしでも簡単にできました」

 何気なく他のレビューに紛れているこのような感想文はなんだかめちゃくちゃ面白いです。この人たちは何を考えながらこの本を読み、どんな気分で催眠術を試みようとしたのでしょうか。興味があるなあ。

寒い~!!

2009年01月23日 | 日記
 今日の蘇州はすごく寒いです。天気予報通りですので、嬉しいのやら悲しいのやら。午前中はそれほど寒くありませんでした。しかし、夕方の4時ぐらいから研究室のエアコンの効きが悪くなり始め、そろそろ来たか、と思いました。帰宅時間になると、外の空気が寒い寒い! 大陸の寒さだなあ、と感じました。今日で年内(中国的年内)の仕事が終わり、明日から春節の連休です。やっとこさゆっくりできそうです。

春節の連休直前!

2009年01月22日 | 日記
 私が勤めている会社は24日から春節の連休が始まります。24日から2月1日までの贅沢な9連休。地方から蘇州へ働きへ来ている中国人の同僚は実家に帰る者が多く、日本人同僚の多くも日本へ帰国するようです。私も27日から帰国する予定にしています。おいしい日本の食べ物、映画、買い物を満喫し、友人らと会う予定を立てております(寮生の皆、よろしくお願いします!)。
 天気予報によると、明日の蘇州はめちゃくちゃ寒いようです。噂によると最低気温は-8℃。マンションの玄関には寒さに対する注意喚起の張り紙がありました。学生時代から昨年4月まで穏やかな四国で過ごしてきたため、脳も身体も厳しい寒さを忘れてしまっています。室内が乾燥すると思いますが、乾燥よりも-8℃の寒さの方が体に悪そうですので、今日は暖房を弱くつけっ放しにして寝ようと思います。電気湯たんぽもセットします(笑)。
 そして明日は春節前の最後の出勤日。今日の帰宅直前の会社事務所の雰囲気では、急な生産予定が組まれそうな空気です。商品が生産されましたら、当然、品質管理の検査を行なわなければなりませんので、私は明日の大掃除に参加できそうにありません。中国的には年内最後の仕事ですので、無事に終えられるよう頑張ります。というか、何事もないことを祈っています、神様に!

オバマ大統領、ええこと言うなあ

2009年01月22日 | 日記
 オバマ大統領の就任演説全文(日本語訳文)を読みました。いいこと言うなあ、この人。アメリカの指導者として選ばれた人は、こういう演説をするんだなあ。演説の中で特に気に入った個所は次のところです。訳文は毎日新聞から。

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 我が国の偉大さを再確認する時、我々は偉大さが決して与えられたものでないことを理解する。自分で手に入れなければならないのだ。我々のこれまでの旅は、近道では決してなかったし、安易に流れるものでもなかった。それは心の弱い、仕事より遊びを好み、富と名声からの喜びのみを求める人々の道でもなかった。むしろ、リスクを選ぶ人、実行の人、創造の人の道だ。恵まれた人の場合もあるが、多くはその仕事については知られず、長く困難な道のりを歩み、我々を繁栄と自由へと運んでくれた人々だ。
 我々のために、彼らは、ないに等しい荷物をまとめ、海を渡って新しい生活を探した人々だ。
 我々のために、彼らは額に汗して働き、西部に住み着き、鞭(むち)打ちに耐え、硬い土地を耕してきた人々だ。
 我々のために、彼らは(米独立戦争の戦場の)コンコードや(南北戦争の)ゲティズバーグ、(第二次世界大戦の)ノルマンディーや(ベトナムの)ケサンで戦い、死んだ人々だ。
 歴史の中で繰り返しこうした男女がもがき、犠牲を払い、我々がよりよい生活を送れるように苦労してきた。彼らは、米国が我々の個人的な希望の集大成よりも大きい存在だと思っていた。生まれや富、党派の違いより偉大だと思っていたのだ。
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 自国の生い立ちや、先祖への感謝の意を交えているところが、すごくいいと思いました。

石井副代表の総理に対する漢字テストへの批判記事について

2009年01月21日 | 日記
 気になった新聞記事がありました。「民主・石井氏らに批判殺到 首相への「漢字テスト」」という表題の産経新聞の記事です。MSN産経ニュースで読みました。

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民主・石井氏らに批判殺到 首相への「漢字テスト」

 20日の参院予算委員会の質問で、民主党の石井一副代表が麻生太郎首相に「漢字テスト」をした直後から、石井氏や同党本部に苦情が相次いだ。
 関係者によると、21日までに電話や電子メールで寄せられた声は「経済が大変なときに税金を使って何をやっている」「何の目的があるのか」といった批判的な内容が大半。民主党支持者と名乗る人からは「そんなことで政権がとれるか」と厳しい注文がつけられたという。
 民主党本部はこの件については「答えられない」としているが、中堅議員は「失敗。党のイメージが悪くなる」と渋い表情だ。
 インターネットでも、ニュースブログサイトの「iZa(イザ)」では21日現在、このニュースに129件の意見が寄せられた。「国会でまともなことを話しなさい」「国会をバラエティー番組にしたのか」などでの内容で、「2ちゃんねる」にも同様の書き込みがあった。
 石井氏は20日の参院予算委で、首相が月刊誌に寄せた手記中から12の漢字・熟語を抜き出し「あなたの漢字力からして、誰かが書いたと思わざるを得ない」などと指摘した。
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 実は昨日、新聞サイトの記事から、この石井副代表の漢字テストについて知りました。あまり感心しない、しょうもない質問だなあ、と思いました。少し詳しい内容を知りたいと思い、民主党のホームページを読んでみました。すると石井副代表の質問についての記事はあったのですが、漢字テストについては一切書かれていませんでした。よって、民主党にとっても“黒歴史”にしたいような内容だったのかなあ、と思っていました。
 そして今日の新聞記事です。やっぱり私と同じようなことを考えている人がいるようでして、苦情が相次いだということです。これまで、いろいろな映像や新聞記事に目を通してきましたが、石井副代表の質問は、少し論理が飛躍しているように感じることがあり、なんだかKYのようにも見えてしまいます。

 もう一点、今日の新聞記事を読んで気になったことがあります。この新聞記事は、しょうもない質問をした石井副代表をこき下ろすための新聞記事だと思います。しかし、この新聞記事を新聞に掲載(もしくはホームページに掲載)するということは、新聞社自身が天に向かってツバを吐くような行動に見えてしまいます。つまり、漢字力の弱さを麻生総理に問いただす石井副代表の行動がしょうもないのであれば、漢字の読み間違いを指摘する新聞記事もしょうもないということになるためです。
 産経新聞は「麻生首相また…「低迷」を「ていまい」と誤読」という表題で記事にしています。税金ではありませんが、新聞社は広告料にプラスして購読料を読者からもらっています。ですから、読者から「経済が大変なときに限られた紙面を使って何をやっている」「何の目的があるのか」と批判されても仕方がない、ということになるのではないでしょうか。

新年の集いの詳細が決定

2009年01月20日 | 屋島寮
 フクダ実行委員長から関係者の方々へは連絡のメールが届いたと思います。

 新年の集い
 テーマ:卒業して早十年!キヨッさんもアラフォーだよ。
 サブテーマ:「音信不通」
 テーマソング:キヨシのズンドコ節 紅白感動スペシャル
 会場:神戸「キヨシの実家」

 楽しみにしています!

中綴じ製本を簡単に行う定規!!

2009年01月20日 | 日記
 ITmediaで「既存のホッチキスでOK 中綴じ製本を簡単に行う“定規”」という表題の記事を読みました。「ナカトジ~ル」という商品の紹介記事でして、既存のホッチキスとの組み合わせて使うことで、中綴じ製本を簡単に作ることができる多機能定規だそうです。値段は定価が399円。こんな道具を、15年ぐらい待っていました。帰国したときに探してみようと思います。