ひたすら読書と睡眠の1日でした。岡嶋二人の『どんなの上手に隠れても』(講談社文庫)、Jamais Jamaisの『B型自分の説明書』(文芸社)、伊坂幸太郎の『ゴールデンスランバー』(新潮社)、岡田斗司夫の『「世界征服」は可能か?』(ちくまプリマー新書)の4冊を読了。
『どんなの上手に隠れても』を読み、あらためて岡嶋二人の“手慣れた感”を再確認しました。必死な感じが読者に伝わってこないほど、手慣れた文章です。読みやすく、しかもおもしろい。“手慣れた感”は、個人的にはあまり好きではないのですが、ついつい読みたくなります。
『B型自分の説明書』は、最近日本で話題になっている本ということでしたので、帰国した際に読もうと決めていました。血液型や星座などによる占い(というよりも心理分析?)は、今回のように何年に1回かヒットが出ますね。本屋には類似本がいくつか並んでいました。それほど興味がある訳ではないのですが、血液型や星座に関する話題は嫌いではありませんので、読んでみました。
『ゴールデンスランバー』は伊坂幸太郎の最新作ですかね。伊坂幸太郎作品が好きなので読みました。文体、物語の構成、予言者っぽい登場人物が好きなのだと想います。今回の作品のキーワードは「信頼」。信頼の強さを扱っていました。それゆえに青臭く感じるところもあるのですが、全体的にはおもしろく読む事ができました。車のバッテリーの交換のシーンについてはご都合主義的で賛否が分かれるかもしれませんが、私は好きですね。伏線の回収の仕方が好きなのかなあ。
『「世界征服」は可能か?』は大きいお友達(笑)が楽しめそうな本でした。様々なアニメや特撮映画などで悪の組織が目指す「世界征服」について考察した本です。支配者層と従属者層について触れた第4章が一番おもしろかったです。『機動戦士ガンダムF91』に登場する敵組織「クロスボーン・バンガード」が掲げた「コスモ貴族主義」(人の上に立つべき者は、人々の規範となるような高貴な精神を持つ者でなければならないとする思想)は、映画と小説の公開当時(確か1991年)、とても興味を持った記憶があります。
今日の昼食は天下一品でラーメン。久しぶりに食べましたが、やっぱりうまいです。こってり系のラーメン(いわゆる日式ラーメン)は中国で人気があるので、蘇州にお店を出してくれないかなあ。551の豚まんも食べました。私に取って、豚まんといえば551です。変わらない味がうれしいです。
だらだらと寝たり本を読んだり。こういう休日が一番ぜいたくかも。
『どんなの上手に隠れても』を読み、あらためて岡嶋二人の“手慣れた感”を再確認しました。必死な感じが読者に伝わってこないほど、手慣れた文章です。読みやすく、しかもおもしろい。“手慣れた感”は、個人的にはあまり好きではないのですが、ついつい読みたくなります。
『B型自分の説明書』は、最近日本で話題になっている本ということでしたので、帰国した際に読もうと決めていました。血液型や星座などによる占い(というよりも心理分析?)は、今回のように何年に1回かヒットが出ますね。本屋には類似本がいくつか並んでいました。それほど興味がある訳ではないのですが、血液型や星座に関する話題は嫌いではありませんので、読んでみました。
『ゴールデンスランバー』は伊坂幸太郎の最新作ですかね。伊坂幸太郎作品が好きなので読みました。文体、物語の構成、予言者っぽい登場人物が好きなのだと想います。今回の作品のキーワードは「信頼」。信頼の強さを扱っていました。それゆえに青臭く感じるところもあるのですが、全体的にはおもしろく読む事ができました。車のバッテリーの交換のシーンについてはご都合主義的で賛否が分かれるかもしれませんが、私は好きですね。伏線の回収の仕方が好きなのかなあ。
『「世界征服」は可能か?』は大きいお友達(笑)が楽しめそうな本でした。様々なアニメや特撮映画などで悪の組織が目指す「世界征服」について考察した本です。支配者層と従属者層について触れた第4章が一番おもしろかったです。『機動戦士ガンダムF91』に登場する敵組織「クロスボーン・バンガード」が掲げた「コスモ貴族主義」(人の上に立つべき者は、人々の規範となるような高貴な精神を持つ者でなければならないとする思想)は、映画と小説の公開当時(確か1991年)、とても興味を持った記憶があります。
今日の昼食は天下一品でラーメン。久しぶりに食べましたが、やっぱりうまいです。こってり系のラーメン(いわゆる日式ラーメン)は中国で人気があるので、蘇州にお店を出してくれないかなあ。551の豚まんも食べました。私に取って、豚まんといえば551です。変わらない味がうれしいです。
だらだらと寝たり本を読んだり。こういう休日が一番ぜいたくかも。