MT MANIAX

苦難の時にこそ、われわれは隣人に対して寛大であらねばならない。そうしていれば世界はわれわれにとって寛大なものになるはず。

「のまネコ」問題、沈静化か

2005年09月30日 | 日記
 2ちゃんねる生まれのキャラクターを「モナー」真似して作られた「のまネコ」に関してです。エイベックスから商標登録された「のまネコ」の問題がネット上でヒートアップしていましたが、本日、エイベックスから「『のまネコ』の図形商標の登録出願も取り下げる」との発表がありました。問題は沈静化しそうです。
 エイベックスの行動は、おそらく法的には問題なかったため商標登録されたのでしょうが、道徳的には問題があったと、私は思っていました。海賊版防止を訴えている音楽業界の会社が、こういう行動をとると一貫性がないと思います。「のまネコ」という名前をつけるところが、みっともないです。

※ 音楽業界のため、海賊版防止措置は、法的にもシステム的にも、早急に整えられなければならない問題であると思います。

踊る大捜査線のDVDを観ました

2005年09月29日 | 日記
 会社の同僚に、1997年のテレビドラマの『踊る大捜査線』のDVDを借りました。面白かったので、昨日と今日の2日間で、いっきに6枚のDVDを観ました。おかげで寝不足になりました。
 映画の『~THE MOVIE』『~レインボーブリッジを封鎖せよ!』よりも、テレビドラマの方が面白かったです。なんか、各話の最後に、やるせない気持ちになるのが、いいですねえ。一番よかったのは、第1話でした。カギ束を大量に持っていたこそ泥(実は殺人犯)と、主人公の青島との会話が、やるせなくて、めちゃくちゃいい感じでした。

コクと旨味の秘密

2005年09月28日 | 
伏木 亨、新潮社(新潮新書)、東京、2005

 「コク」について解説された本です。非常に読みやすいため、味に興味のある人は読んでみてもいいかもしれません。どのような味のことを、日本人は「コク」と表現されているか説明しています。科学的なアプローチが試みられていますが、最後は「~と思います」という表現にされている文章がいくつもみられたので、味の科学的な解明は難しいのであると思いました(そもそも、食べ物が「おいしい」ということは、科学で説明できるのか、私には疑問であります。科学的アプローチなんて、無理じゃないの?)。
 残念なのは、本書で紹介されているラットやマウスなどを使った実験に関する引用文献などが記されていないことです。引用文献が分からないので、本書の価値が少し下がると思います。

とっておき情報!! (笑)

2005年09月27日 | 日記
 日本で初めて高層ビルを建てたプロジェクトチームのリーダーの名前は「二階さん」といいます。えぇーっ!? ほんまにーっ!? (情報源:プロジェクトX)
 ちょっと笑ってしまいました。

「博士ぇ、これは、文章に開眼してますなぁ~」

2005年09月26日 | 日記
 浅草キッドの水道橋博士のブログ「博士の悪童日記」の、9月18日の記事を読みました。この日は、朝日放送のラジオ番組『誠のサイキック青年団』の東京イベントの日で、ゲストとして浅草キッドが登場しました。この日のブログは、楽屋話と舞台上の話です。一番、感動的なところは・・・

> サイキック三人衆に『本業』進呈。
>
> 竹内義和さんは、俺にとってオモロい文章を書くお手本のような人。
> 前の『お笑い男の星座2・私情最強編』のとき、
> 「博士ぇ、これは、文章に開眼してますなぁ~」
> と言われたのが、
> その言葉は、その後、どれほど励みになったことか。

 お二人は師弟関係ではないのですが、こんな裏話があったんや~。私にとっては、竹内さんも、水道橋博士も大好きな人です。ちょっと感動的。

弟の就職先が決定と、Gmailのアカウント取得

2005年09月25日 | 日記
 私には就職活動中の弟がいるのですが、内定をもらい、就職先が決まったようです。嬉しい気持ちで一杯です。それと同時に、ほっとしています。弟からは就職祝いをせびられそうです(笑)。
 その弟から、Googleのフリーメールサービス「Gmail」の紹介メールをもらうことができました。Gmailは現在のところ、誰でもアカウントをとれるわけではなく、紹介制になっています。何か、高級なフリーメールサービスのような錯覚に陥ります(笑)。

ルパン (ARSENE LUPIN)

2005年09月24日 | 映画
監督:ジャン=ポール・サロメ、出演:ロマン・デュリス、クリスティン・スコット・トーマス、パスカル・グレゴリー、エヴァ・グリーン、フランス、イタリア、スペイン、イギリス、2004

 「カリオストロ伯爵夫人」をベースにして作られた、怪盗ルパンの映画です。良かったです。フランス語の映画なのですが、映画の雰囲気とマッチしていて、聞き心地が良かったです。ルパンを演じるロマン・デュリスは、はまり役であったと思います。魔女ジョセフィーヌ=カリオストロ伯爵夫人を演じるクリスティン・スコット・トーマスも、すごいと思いました。『イングリッシュ・ペイシェント』のときも思ったのですが、きれいな女優さんだと思います。得体の知れない魔女の役としては、うってつけだったと思います。
 ストーリー全体は、キリスト教関係の知識が若干必要になる箇所があるため、やや分かりにくい点がありました。物語中盤で、パスカル・グレゴリーが演じるポーマニャンの立ち位置ががらっと変わる点は、ちょっと面白かったです。
 すっきり終わる泥棒話ではないのですが、まあまあ楽しめました。フランス映画嫌いな人でも大丈夫だと思います。ただし、アニメ『ルパンIII世』を念頭に置くことは、おすすめしません。

シンデレラマン (CINDERELLA MAN)

2005年09月24日 | 映画
監督:ロン・ハワード、出演:ラッセル・クロウ、レネー・ゼルウィガー、ポール・ジアマッティ、アメリカ、2005

 良かったです。一度、どん底のボクサーになったが、はいあがって、チャンピオンベルトを手にする、というアメリカンドリーム的な話の亜種でありました。主人公がチャンピオンベルトを手にする目的が、「夢の実現」「賞金」「家族を養うこと」に主眼がおかれていましたので、日本人にも受け入れやすい物語になっていたと思います。若干、強引な展開もあったのですが、実話ですので仕方がないと思います。
 キャスティングとしては、主演のラッセル・クロウや、レネー・ゼルウィガーはもちろん、ポール・ジアマッティも役にはまっていて、すばらしかったです。

ファンタスティック・フォー [超能力ユニット]

2005年09月23日 | 映画
監督:ティム・ストーリー、出演:ヨアン・グリフィズ、ジェシカ・アルバ、クリス・エヴァンス、マイケル・チクリス、ジュリアン・マクマホン、アメリカ、2005

 アメコミの実写版。近年、立て続けにアメコミが映画化されています。日本では、(ファンの方には申し訳ないのですが)それほど認知度の高くない『ハルク』『デアデビル』『コンスタンティン』などの映画が、大量に日本へ輸入されています。正直なところ、おなか一杯です。
 リード、スー、ジョニー、ベンの4人は、宇宙ステーションで行なわれた実験中に、宇宙の放射線を浴びてしまい、DNAが変化して超能力を身につけてしまいます。
 かなり無理のある物語です。あげていくときりがないのですが、突っ込みどころを列記してみます。「?」「?」「?」の連続のため、心の中で悲鳴をあげそうになりました。この映画は破綻しています。
・乗組員のメンバーに、なぜジョニーとベンが選ばれたのか。
・放射線を浴びた乗組員たちは、どうやって宇宙ステーションから地球に帰還したのか。
・同じ放射線を浴びた4人の能力が、なぜバラバラなのか。
・どうしてユニフォームまでが特殊能力に対応できるのか。
・スーの能力が、はっきりしていない。
・ザ・シングに戻ろうと決意したときのベンの心の動き。
・ラストシーンにおいて、リードがスーにプロポーズするシーンのとき、リードの上半身が伸びるが、着ていたタキシードも一緒に伸びたのか。

新しいドラえもんを観ました

2005年09月23日 | 日記
 声優陣が入れ替わったドラえもんを、初めて観ました。声優だけではなく、キャラクターのデザインや、効果音(ポケットから秘密道具を出すときの音や、タケコプターの音など)も新しくなっていたことに、少し驚きました。私の知っているドラえもんとは、少し雰囲気が違っていましたが、大きな違和感は感じませんでした。

川の深さは

2005年09月23日 | 
福井晴敏、講談社(講談社文庫)、東京、2003

 2000年に発刊された単行本の文庫化。『Twelve Y. O.』『亡国のイージス』と、テーマや人物などが非常に似ています。“福井節”というのでしょうか。好きなのですが、私が“福井節”に慣れてしまったようです。
 しかし、冷静に考えると、『川の深さは』は、1997年の第43回江戸川乱歩賞に応募された作品であり、実質的には1996年に書かれた作品です。現代日本が陥っている悩み「国防」「国の誇り」「朝鮮と日本」について、今から9年も前から目を向け、テーマにすえて作品を作られている姿勢は「凄い」の一言です。
 

「ハラマキさんをお願いします」

2005年09月22日 | 日記
 会社での出来事。ある取引先に電話しました。電話が繋がり、担当の荒巻(アラマキ)さんに電話をとりついで頂こうと思ったのですが、「荒巻さん」を間違って「ハラマキさん」と言いそうになりました。自分の口から出そうになった言葉に驚いてしまい、「ハッ・・・荒巻さんをお願いします」と、何とか修正してしゃべりました。やばいやばい。

バガボンド21巻を購入

2005年09月21日 | 日記
 漫画『バガボンド』21巻(井上雄彦、講談社(モーニングKC)、東京、2005)を購入しました。久しぶりの新刊です。『バガボンド』が、すごい漫画です。日本の漫画史に名前が残ることになると思います。圧倒的な密度の絵が、とにかく素晴らしいです。物語もいいです。『スラムダンク』でもそうだったのですが、「天才」と「凡人」の描き方が、いいと思います。非常にゆっくりとしたペースで、モーニングで連載されています。今後も、このペースで、丁寧に描いて欲しいです。

楽しみな2本の映画

2005年09月20日 | 日記
 公開が待ち遠しい映画が2本あります。映画館で予告編を観るたびに、ワクワクしてしまいます。

『シン・シティ』

 映画館で予告編を観たところ、最初に目に飛び込んできたのは「TROUBLEMAKER STUDIO」の文字でした。来たー!!!!!
 監督は、原作漫画の作者フランク・ミラーとロバート・ロドリゲス、そしてスペシャルゲスト監督(?)クエンティン・タランティーノとなっていますが、「TROUBLEMAKER STUDIO」の作品ですので、敬愛するロバート・ロドリゲスの作品といえるのではないでしょうか。ロバート・ロドリゲスのアクション作品はめちゃくちゃカッチョイイので、楽しみです。


『レジェンド・オブ・ゾロ』

 アントニオ・バンデラスが主演の、痛快アクション作品です。前作の『マスク・オブ・ゾロ』が面白かったので、今回の『レジェンド~』も楽しみです。 前作では、アンソニー・ホプキンスが演じる初代ゾロと、バンデラスが演じる2代目ゾロの師弟関係が面白かったのですが、『レジェンド~』ではどのような展開が繰り広げられるのか、楽しみです。