MT MANIAX

苦難の時にこそ、われわれは隣人に対して寛大であらねばならない。そうしていれば世界はわれわれにとって寛大なものになるはず。

IPPON グランプリ~春の陣~、大笑いしました

2010年03月31日 | 日記
 『IPPON グランプリ~春の陣~』を観ました。めちゃくちゃ面白かったです。冬に放送された開幕戦よりも大笑いしました。
 放送前からの楽しみであったのは、堀内健さんがこの番組の空気に合うのか否かという点でした。しかし私が抱いていた心配は無用でした。堀内健さんの暴走ぶりが、すごくいい感じに出ていました。大喜利は、頭脳派・技巧派の人が合っているのかと思っていたのですが、破天荒な芸人さんもOKなのだと知りました。
 椿鬼奴さんもどうなのかなあ、と持っていたのですが、面白い解答を出されていました。下手な絵の解答が面白かったです。キャスティングしたスタッフの人も凄いと思います。
 決勝戦に出られた若林正恭さんと設楽統さんは、ともに面白かったです。決勝戦は、全ての答えに対して大笑いしました。
 「1問につき、先に「IPPON」を獲得した時点で、その問題は終了」というルールがものすごい緊迫感を生み出していますが、出される答えが面白いです。緊張と緩和が、このゲームのシステムに組み込まれていることに気がつき、決勝戦では最大限に発揮されるのだと思いました。とういう意味では、『ダイナマイト関西』とは少し違う空気が生み出されるシステムなのだと思いました。
 3月は色々と悪いことが起こり、「運気が下がっているなあ」と思った一ヶ月でした。3月の終りに大笑いできる番組を見られて良かったです。『IPPON グランプリ』に感謝。

新型インフルエンザのワクチンが無駄になること

2010年03月30日 | 日記
 新型インフルエンザ対策のためのワクチン234万回分が、今月末で使用期限が切れ、廃棄処分されるそうです。もったいないなあ。昨年の春から感染が広まった新型インフルエンザでしたが、かなり早い段階から弱毒性であることが分かっており、1週間ぐらい寝ていれば治る、ということが分かっていました。しかし、結果的に大量のワクチンを日本は調達してしまい、大量に余っている状態のようです。なんでこんな方向になってしまったのか、不思議でなりません。『「空気」の研究』の山本七平的に言えば、日本全体が「空気」に支配されてしまったということでしょうか。
 「空気」に支配されてしまった日本は、力点の置き方を最後まで間違えてしまい、ワクチンを大量に調達してしまい、使用期限切れを迎えてしまいました。お金がもったいない……。
 新型インフルエンザによる死者は200人を超えていません。一方、日本では1年間に3000人ぐらいが風呂場で溺死しています。2階建ての家の階段で転げ落ちて死亡する人は年間400人ぐらいです。結果論ですが、階段の昇り降りよりも、新型インフルエンザの方が命に関わる危険性は低いということが分かりました。新型インフルエンザに感染するよりも、風呂に入る事の方が命がけの行為であることも分かりました。
 ネット上の情報のおかげで、かなり早い段階で新型インフルエンザは弱毒性であることが分かっていました。よって、私はマスクなどの対策はまったく行ないませんでした。普段と同じように、手洗い、うがいだけです。世界的流行から1年ぐらいが経過しますが、新型インフルエンザに対して私が見積もったリスク(それほど気にしないでいても、命に危険が及ぶことは、めったにない程度)は、それほど間違っていなかったと思います。
 ぼちぼち、マスコミによる厚生労働省叩きが始まっていますが、多くの新聞社は社説で早期のワクチン接種、医療体制の充実、情報の充実などを訴えてましたので、厚労省を叩く権利はないと思います。1年間に何回も新型インフルエンザについて社説で取り上げてましたが、危険性の高さから考えると、二階建て住宅や風呂場の溺死の問題や対策について取り上げるべきでした。冷静にリスクを計算することは大事だと思います。

「「適度な運動でダイエット」の嘘」と疑似科学について

2010年03月29日 | 日記
 ニューズウィーク日本語版で「「適度な運動でダイエット」の嘘」という記事を読みました。記事の概要は、「1日30分週5回」の運動(アメリカ政府が推奨するガイドライン)を続けてもダイエット効果は得られない、という内容です。「適度から激しい運動を週に7時間行う」というグループでは体重の減少が確認されましたが、それよりも時間の掛け方やしんどさが軽い運動を行なった具ルプては体重は減らないということです。
 こういう研究は重要だと思います。世の中には疑似科学(まがいもの科学)が氾濫しています。個人的なレベルでこれを信用し、実践することは個人の責任ですので問題ないと思います(納豆ダイエットに飛びついた人は、残念なことですが、あんなテレビ番組を信用した個人の責任という側面が大きかったと思います)。しかし、疑似科学に基づく活動を国家レベルでやってしまい、あとから「効果がない」ということが分かったら、結構悲惨です。
 最近の日本では、メタボ検診の際の腹囲の基準は抜本的見直しが必要であるという結論に至ったことが記憶に新しいです。つまり、メタボ健診は疑似科学である可能性がある、といことです。どのくらいの金銭や人的労力がメタボ健診に投入されたのでしょうか。ぞっとします。
 疑似科学としては、古くは血液型による職業差別、紅茶キノコブームなどがあったそうです。記憶が新しいものとしては、ダイオキシン、マイナスイオン、海洋深層水ブームなどがありました。
 10年ぐらい前に気が付いたのですが、科学の装いをした疑似科学に日本人は弱い国民性を持っていると思います。ですから、きっちりとした研究が大事だと思います。効果がなくて無駄なことに国や地方の予算を投じるのは、もったいないですし、洒落にならないと思います。
 ニューズウィーク日本語版の記事については元ネタになった論文を探して読み、信用できる研究結果なのか否か考えてみたいと思います。疑似科学なのか否かという点も興味深いのですが、体重が減らないことに対する考察も読んでみたいです。

ムーンハーバーのインドカレー屋とアメトーークなど

2010年03月28日 | 日記
 昨日と今日の蘇州はよく晴れて暖かい土曜日、日曜日を過ごすことができました。先週はコートを、昨日はジャンバーをクリーニングに出しに行きました。ぼとぼち冬物の衣服の出番は終わりです。何という名前の木なのか分からないのですが、街中では桜っぽいピンク色の花が目につきました。春やなあ。
 昨日は、蘇州工業園区に出来た「月光碼頭(ムーンハーバー)」というところに行きました。金鶏湖という人工湖にできたエリアです。おしゃれとグルメの楽しめるところのようです。新しいショッピングゾーンが、蘇州園区ではどんどんオープンしてます。これがバブルなんだなあ、と思ってます。大丈夫なんかなあ。月光碼頭では、インド料理屋でインドカレーを食べました、羊肉のカレー、ガーリック風味のナン、インド風のミルクティを注文。羊の肉のクセがありました(いい意味で)。それほど辛い味付けではありませんでした。ミルクティは、やわらかいコクを感じました。また食べたいと思いました……のですが、お値段は全部で100元弱(約1300円)!! 日本ではありえる値段ですが、こちらの感覚では高額な昼食です。ハイソな人が楽しむ食べ物なのだろうなあ。私には10元前後の蘇州面の方があっているようです。
 月光碼頭から時代広場まで、ぶらりぶらりと散歩をしました。MP3プレーヤーでラジオの「高須光聖の御影流」を聞きながら歩きました。ラジオ番組を聞きながらですと、歩くのがまったく苦になりません。天気も良いですし、いい散歩になりました。夕方にDVD屋で買い物。夜は日本料理屋でイクラ丼を食べました。中国へ来てからイクラ丼はずっと食べていませんでしたので、本当に久しぶりです。イクラは皮のプチプチ感が弱かったので、人造イクラではなく、本物のイクラなのかもしれません。久しぶりにイクラ丼を楽しみました。

 今日は、朔日購入したDVDをずっと家で見て過ごしました。DVDは『アメトーーク』のDVDです。これまで、アメトーークはジョジョ芸人の回しか見たことがなかったのですが、9巻のDVDで色々と見ることができました。マニアックで大袈裟な取り上げ方が面白いなあ、と思いました。オタク的な要素が満載ですので、少し前でしたら成立しないような番組ですね。オタクなガンダム芸人、家電芸人、俺達のプロレスオールスター戦なども面白いのですが、個人的には特定の芸人さん(イジリー岡田、アンタッチャブル山崎、椿鬼奴など)をフューチャーした回やコーナーが面白かったです。また、DVDの4巻目の特典映像の、おぎやはぎ小木の名前ゲームは、めちゃめちゃ面白く、大笑いしました。個人的にも楽しんでみたいゲームでした。

岸辺露伴ルーヴルへ行く

2010年03月27日 | 日記
 ウルトラジャンプに最新号に掲載された『岸辺露伴ルーヴルへ行く』を読みました。今月号をあわせて、3回に分けて掲載されるそうです。『岸辺露伴~』は2009年にルーヴル美術館が企画した「小さなデッサン展―漫画の世界でルーヴルを」で展示された作品です。ルーヴル美術館が選出した、世界の著名な漫画家の一人として荒木飛呂彦先生が選ばれ、この企画のために描かれた作品でして、日本での公開を楽しみにしていました。まだ1話しか読んでいませんが、ルーヴル美術館に出された作品なのに、妙に日本っぽい雰囲気を漂わせた作品のように感じました。早く続きを読みたいです。

首相記者会見の開放化

2010年03月26日 | 日記
 本日の首相記者会見から、内閣記者会(いわゆる記者クラブ)以外のジャーナリストも参加できることになりました。なかなか画期的なことだと思います。情報の受け手側にとって、記者クラブ制度は利点がないように思えますので、今回の鳩山総理の決定には賛成です。他の省庁ではなく、首相記者会見での開放という点が、ポイントが高いです。
 大手新聞社は記者クラブに所属してますので、今回のフリーランスへの開放によって既得権益が奪われた事になります。よって、今回のニュースを紙面で大きく扱わない可能性が高いです。ですから、ちょっとでも援護射撃になるかと思いましたので、今日のブログでとりあげてみました。
 自民党政権が手を突っ込まなかった制度が全廃する可能性があります。奇妙な慣例について、結構長い間気になっていましたので、自民党から民主党政権になって良かったなあ、と思います。

電子書籍と青空文庫

2010年03月24日 | 日記
 2月に、佐々木俊尚の著書『2011年新聞・テレビ消滅』(文春新書)を読みました。内容を端的に言うと、インターネットの発達によって既存メディアは存亡の危機に立っている、というものでした。そして今、2009年の話題書である『フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略』を読んでいます。こういう本を読んでいますと、子供の頃から慣れ親しんだメディアは変わってしまうのだなあ、と思います。
 本の世界についてですが、本日、出版社31社が「日本電子書籍出版社協会」という協会を立ち上げたというニュースを目にしました。協会の理念として、(1)著作者の利益・権利の確保、(2)読者の利便性に資する、(3)紙とデジタルとの連動・共存があげられているようです。
 AmazonからはKindleがやって来ます。日本でも電子書籍は販売されていますが、イマイチ知名度が低いように思えます。きちんとしたビジネスモデルが確立されれば、需要を掘り起こせる分野だと思いますので、出版社が一丸となって頑張って欲しいと思います。

 電子書籍とは少し違うのですが、日本では青空文庫というプロジェクトが進められています。具体的には、著作権の切れた文学等を有志の方がテキストでおこし、サイトにアップされ、無料で公開されます。著作権が切れた作品が原則的に対象ですので「日本電子書籍出版社協会」が扱う(扱うであろう)書籍とは対象が異なりますが、日本での知名度の高い電子書籍プロジェクトです。
 最近はあまり利用していなかったのですが、久しぶりにサイトを見てみると、作品の数がべらぼうに増えていることに驚きました。どれから読んだらいいのか迷ってしまいます。
 著作権が切れた作品、ということは古い作品がほとんどです。私は読書が好きなのですが、古い作品はあまり読んでいません。代表的な作品は知っておかないといけないなあ、と思っています。そこで青空文庫の2010年2月のテキスト版のアクセスランキングを見てみました。

 福沢諭吉の『学問のすすめ』は、題名だけ知っていて、中身を知りません。日本のお札の一万円札の人の思想は、ぜひ知っておきたいと思います。
 夏目漱石の『こころ』は、小学生の頃に読んだのですが内容が難しく、理解できなかったのでもう一度読んでみたいと思います(夏目漱石の作品は低年齢層には難しいのだ、と勝手に思っています)。
 夢野久作の小説は読んだことがないので、一度読んでみたいと思ってます。『ドグラ・マグラ』が第6位にランクインしていました。1935年の作品で、日本探偵小説三大奇書の一つとして知られています。横溝正史は、この作品を読み「気分がヘンになり夜中に暴れた」と述べています。どのようなことが書かれているのでしょうか。
 海外の小説ではアルセーヌ・ルパン、ジキル博士とハイド氏などが見つかりました。よく映画の題材になっている作品ですので、原典の味わいを知りたいと思います。
 面白そうなものでは、北大路魯山人の『だしの取り方』や『雑煮』は、どのような文体で、どのようなことが書かれているのか興味があります。

Google中国が香港へ移動

2010年03月23日 | 日記
 すでに多くのニュースサイト等で報道されていますように、中国のGoogleサイトが香港へ移動しました。これまでのGoogle中国へアクセスすると自動的に香港のサイトに飛びます。これにより、中国政府による検閲などを受けずに、検索サービスを中国の方も利用することが可能となります。下の画像がその香港サイト版のGoogle中国です。



 政治的な駆け引きって面白いなあ、と思います。この展開は予想していませんでした。昨日までは、中国政府からの譲歩を引き出すことができず、Googleが不利な立場に追い込まれた、という観測が多かったのですが、情勢が分からなくなりました。
 Googleサービスの中国での稼働状況(遮断状況?)を表すホームページ「Mainland China service availability」も駆け引きのカードとしては悪くないと思います。全世界の注目を集めているニュースですので、今後の稼働状況の変化が楽しみです。
 個人的には、Google検索よりもGmailとGoogle Readerが無事に使用できる状況が続いてくれることを祈っています。
 

「干鍋」最高!

2010年03月22日 | 日記


 中国へ来て初めて知った料理に「干鍋(ガングオ)」というものがあります。今日は夜に干鍋を食べに行きました。干鍋とは上の写真のような料理です(私が撮影した写真ではなく、よそのページからとってきました……)。四川の重慶が発祥の料理のようです。スープ(だし)のない鍋料理→乾燥した鍋→干し鍋→干鍋という感じで名前がつけられたのだと思います。鍋に辛い油を引き、具材を炒める料理ですので、日本人が考える鍋料理とは別物です。
 唐辛子、山椒、生姜、ネギなどでつけた辛味が何とも言えません。私が好きな具材はエビもしくは牛蛙をメインにしたものです。これに短冊切りにしたジャガイモや餅(韓国のトックのような食感の餅)、薄切りのレンコン、そしてキノコが入ったものです。まさしく「麻辣」の味わいです。ご飯との相性も抜群。
 上に書いた唐辛子など以外にも香辛料がまだ分かりません。酒とか豆豉醤を入れてるのかなあ。ぜひ中国で作り方を覚えたい料理です。

IPPON グランプリ~春の陣~の放送は3/30!

2010年03月20日 | 日記
 大喜利No.1を決定するという『IPPONグランプリ』の春特番が放送されるそうです! 放送日は3月30日24時35分から。出演者は……

有野晋哉(よゐこ)
小沢一敬(スピードワゴン)
川島邦裕(野性爆弾)
設楽統(バナナマン)
世界のナベアツ(ジャリズム)
高橋茂雄(サバンナ)
千原ジュニア(千原兄弟)
椿鬼奴
堀内健(ネプチューン)
若林正恭(オードリー)

チェアマンは松本人志(ダウンタウン)

 第一回目の放送分を見ているのですが、やっぱり面白いなあ。早く春の陣を見たいです! 個人的には、ホリケンがこの番組の空気に合うのかどうかという点です。

東京都青少年育成条例改正案について思うこと

2010年03月19日 | 日記
 「非実在青少年」という新たな概念 話題になっている「東京都青少年育成条例改正案」について。私はアキバ系やアニメ・ゲームオタクではないのですが、この件については少し興味がありますので情報はチェックするようにしています。
 「非実在青少年」とは「年齢又は服装、所持品、学年、背景その他の人の年齢を想起させる事項の表示又は音声による描写から十八歳未満として表現されていると認識されるもの」と定義されています。つまり、対象物となる「非実在青少年」はいくらでも拡大解釈可能となるため、この点が一番問題になっていると思えます。司法、立法、行政の三権に、線引きが難しい対象物を法的拘束力によって規制する能力があるのか否か。そして規制することによって、青少年の健全な育成を図ることができるのか(そもそも「健全」という概念の定義も非常に難しいのですが、今回は触れないつもりです)。
 すでに様々なホームページやブログなどで論じられていますので、私のような門外漢があらためて書くまでもない状態です。個人的には作家の山本弘さん(大好きな小説『神は沈黙せず』の筆者の方です)のブログ『SF秘密基地BLOG』の「「非実在青少年」規制:反対集会に行ってきた」「「非実在青少年」規制:目に見える形で反論を提示する」という記事が興味深く読むことができました。やや長文の記事ですが問題となる論点が凝縮されています。青少年に有害なもののみを除去するという考え方に無理があり、実行したとしても犯罪などが減少する見込みはなく、すでに現状の日本は先進国と比較しても犯罪率がダントツに低い状態にある、というワケです。
 そもそも、「良いマンガ、良いアニメ、良いゲーム」と「悪いマンガ、悪いアニメ、悪いゲーム」を線引きできるという発想自体に無理があります。
 例えば私が好きな『火の鳥(手塚治虫)』は、この改正案で解釈すると「悪いマンガ」に該当することになると思います。『火の鳥』にある種の「毒」があることは確かですが、この作品が有害図書として規制対象とするべきとは思えません。こんなことを考えながら、今日『火の鳥 鳳凰編』を読み返したのですが、仮にこれが規制されてしまうと考えると納得できません。
 今回のような問題について、ミクロな視点(個人的な体験)からマクロな施策(改正案)を考えることは幼稚なロジックの組み立て方と思われるかもしれませんが、線引きが難しい問題ですから仕方がないと思います。
 3月19日の都議会総務委員会で継続審議されることが決まり、改正案の成立の有無は先送りされることになりました。都の会派別にみると、自民・公明は改正案に賛成、民主・生活者ネットワークは継続審議を主張、共産党は反対という立場のようです。自民・公明は改正案に賛成している、ということは記憶に留めておきたいと思います。
 どのような結末を迎えるのか予断を許さない状況です。しばらくは見続けたいと思います。

特大トラブル

2010年03月18日 | 日記
 会社の工場で製造異常がありました。工場でトラブルが発生するのは仕方がないことなのですが、今日のものは今まで経験したことのないトラブルであったため大変でした。
 発生した現象からは、生産工程の順番を間違えるという些細なミスが原因だと推測されるのですが、生産員が正直に話してくれず、証言が得られませんでした(悪口ではないのですが、こういうところが中国っぽいなあ、と思いました)。はっきりとした証言が得られなかったためミスの内容を把握できず、さらに大きなトラブルにつながってしまい、(詳しく書けませんが)一日中、振り回されました。
 良かったことは、このトラブルに対して研究員(といっても、商品開発担当者1名+私=合計2名なのですが)が、知恵を集結して生産部に指示を出し、無事にトラブルを解決できたことでした。開発担当者も私も、知識としては知っているのですが、体験したことがないトラブルでした。しかし、瞬発的に知恵をしぼって解決できたので良かったです。