MT MANIAX

苦難の時にこそ、われわれは隣人に対して寛大であらねばならない。そうしていれば世界はわれわれにとって寛大なものになるはず。

2010年の年の瀬に

2010年12月31日 | 日記
 先ほど、1時間の時差で、日テレの笑ってはいけないを見終えました。帰宅時間の都合上、全てを見ることはできませんでしたが、今年も大笑いさせて頂きました。日テレに感謝です。

 中国のカレンダー的には、12月31日の今日も普通の平日でした。当然、仕事がありますので上班(出勤)です。寒い一日でした。この冬、一番の冷え込みだったと思います。今年の仕事のバタバタも何とか一段落した感じで、ちょっとほっとしています。課員の皆と「紅包」は日本にもあるのか。日本語では何と言うのか、という雑談をする余裕もありました。
 今日は課員の皆と試験室や実験器具の片付けや掃除をすることができまして、何となく仕事納めっぽい気分です。皆、ニコニコ顔で「ヨイ オ年ヲ」と声を掛けあって会社を出ることができました。
 今年の11月と12月に入社してきた新人さんは、人生初めてのお仕事にがんばって取り組んでくれています。入社したときは非常に緊張していましたが、今は笑顔が見えたり、失敗したときに「不好意思~」的な表情を見ることができます。去年入社した今では2年目の社員は、二人の新人さんたちを面倒見よく指導してくれていて、すごく安心しています。来年もよろしく。
 細かいことでは、今年はpH計のガラス電極を良いものへ買い換えたり、商品ロットサンプルの保管用に棚や箱を買ってきれいに整理できるようになったり、マニュアルの整備が進んだり、工場内の新しい検査を始めたりできました。少人数の小さな課ですが、2009年とは違った感じで年の瀬を迎えました。
 営業主体の食品会社にとって品質管理の仕事は決して花形の職種とは言えませんが、原料や商品のちょっとした現象を発見したり、原因を考えたり、制御する方法を見つけたりすることは、まあまあ面白いもんだと思っています。日々、積み重ねられる記録の数は一年溜まると膨大です。その記録が生かされるか、そのまま眠ってしまうのかは未来にならないと分からないのですが、少なくとも真面目に黙々と仕事をした証だと思います。
 失敗したときのリスクや損害が大きくなっていまう仕事で華々しいことはないのですが、何事も事件が起きない状態と黙々と記録が積み重なっていることが我々の勲章なのだと、課員の人たちに伝わってくれれば、と思っています。

 ≪手ごたえ、そう、手ごたえ! たぶん、それが生きがいの正体なのではないか。≫

 これは日垣隆さんの言葉でして、私の好きな言葉の一つです。今年、自分にとって手ごたえを感じられたことは何だったのか、感じられなかったことは何であったか。自問自答しながら、キーボードをつついています。

カラムーチョって、それほど辛くないのでは……

2010年12月30日 | 日記
 日系のスーパーの輸入品コーナーで、日本のカラムーチョを発見。久しぶりなので思わず手に取り、買いました。自宅に帰り、食べてみました。思ったよりも、カラムーチョって辛くないんだなあ、と思いました。私が初めてカラムーチョを食べたのは、15、16年ぐらいまでだったと思います。当時は、辛いお菓子やなあ、と思っていたのですが、今となれば、それほど辛いとは感じませんでした。舌が、どんどん辛さに慣れていっているのでしょうか。

苦しい年の瀬

2010年12月29日 | 日記
 今日から日本の本社は正月休みですが、中国は31日まで平日と同じですので、今日も出勤です。
 私の経験上、年末になると、毎年、少し大きめのトラブルが発生します。今年も、ちょっとややこし目のクレームがあがってきました。ああ、今年もまたか、という思いです。何か色々と調べても、はっきりとよく分からない感じです。詳しくは書けないので申し訳ないのですが、本当によく分からないです。
 「ちょっとややこし目のクレーム」にはいくつか種類があります。感情的に解決がややこしいクレーム、損害・金銭的に解決がややこしいクレームなどです。今回は科学的に原因追求がややこしいクレームです。各種類それぞれに苦しさがあるのですが、今回の苦しさはずばり言うと、私の能力が足りていないということです。
 研究系の職種の人が周囲から求められる資質の一つは「私の頭脳の回転は、今日も快調です」ということだと思います。研究系の人は心のどこかで、そういう資質を示さなければ、というプレッシャーを抱いているのではないか、と思います。
 変な現象は確認できるが、なぜそれが起きているのか明確に説明できない。苦しい年の瀬です。

中国でGoogleアクセス不能状態→復旧したみたい

2010年12月28日 | 日記
 20時頃に自宅に帰り、パソコンをつついたところ、Googleにつながりません。Yahoo!JapanやBingで日本語のブログの検索やニュース検索してみたのですが、この件について、日本語の情報は何もありませんでした。中国で困っている方にお役に立てるかと思い、情報をアップします。


 中国のニュースサイトをチェックしたところ、19時頃から中国大陸全土で大規模にGoogleへのアクセス不能の状態になっているようです。Gmailもアクセスできませんでした。英語版のGoogle地図はアクセス不能で、中国のGoogle地図はアクセス可能など、サービスによって可・不可があるようです。早く復旧してほしいです。かなわんなあ。

ChinaZ.com≪谷歌在中国大陸大範囲无法訪問 或因電信屏蔽

IT世界網≪谷歌全站及Gmail无法登陸 或遭関鍵字屏蔽

 中国在住の方々へ。大陸全土の現象のようですので、待つしかないようです。


<追伸>
 追加記入で申し訳ありません。22時頃に再度アクセスしたところ、無事につながりました。原因は何やったんだろうか……。繋がるまでの2時間、Bingなどで検索していましたが、やっぱりGoogleが必要やなあ、と思いました。

mixiって、あつかましい会社やなあ

2010年12月27日 | 日記
 ニュースサイトの記事で、mixiが「つぶやき」「イイネ」「チェック」「チェックイン」を商標を出願しているそうです。査定の結果、合否を決めるのは特許庁の仕事ですので、私のような者はとやかく言う立場にないのですが、拒絶(不合格)になってほしいと願っています。このニュースを読んだとき、mixiはあつかましい会社やなあ、と思いました。
 出願中の言葉のうち、特に「つぶやき」は、絶対にmixiのものじゃないからなあ。万が一、商標登録され、mixiに「つぶやき」の権利が発生した場合、これは日本の恥だと思います。
 人類史上、最速のメディアを生み出したtwitterrの類似サービスを展開している上に、キーワードである「つぶやき」の権利まで求めるとは……。あまりにも無礼だと思います。

最後のM-1、笑い飯が優勝!!!

2010年12月26日 | 日記
 面白かったです、最後のM-1グランプリ。長い間、メインスポンサーであったオートバックスさんと、朝日放送(テレ朝ではなく朝日放送が制作という点が個人的なポイント)に感謝です。
 優勝は笑い飯。面白いネタでした。決勝戦のネタの小銭の神様は、後半でどぎつい関西弁の小銭の神様が出てきたところから、すごい勢いでボケが出てきて、大笑いしました。笑い飯の漫才って、Wボケというのも特徴的なんですが、ボケや話の内容が(悪い意味ではなく)中学生が考えるような感じできているのでどこか馬鹿馬鹿しいのですが、最後には大笑いさせられてしまいます。
 昨日のすべらない話と今日のM-1の放送時間、ネットテレビの回線がきちんと動いてくれるか心配だったのですが、非常に快適でほとんどコマ落ちすることなく見ることができました。私にとっては運が良かったです。

東京国際アニメフェアでサザエさんも使用不可? 本当なの?

2010年12月26日 | 日記
 東京都で可決された「東京都青少年の健全な育成に関する条例改定案」に反対の意思表明をするため、角川書店などの出版社が東京国際アニメフェア2011への参加を拒否することを表明しています。今回、「抗議声明」を出したのは秋田書店、角川書店、講談社、集英社、小学館、少年画報社、新潮社、白泉社、双葉社、リイド社の10社です。個人的には条例の行く末には注目していますが、アニメフェア自体にはあまり興味がないので、ちょっと微妙な気分です。
 「リアルライブ」というサイトでもこの件について記事が出ていました。その記事の中で、気になる記述がありました。

--------------------
今のままでは、『ワンピース』や『ドラゴンボール』等コミックスを原作にした作品は一切使用不可能だ。国民的作品『サザエさん』も『ちびまる子ちゃん』も当然駄目。
--------------------

 えっ!? サザエさんもダメなの!? 
 抗議声明を出している10社の中に、サザエさんは関係あるんでしょうか。アニメや漫画の出版社の関係について詳しくないので分からないのですが、サザエさんは朝日新聞系だと思っていましたので、ちょっとビックリしました。
 それに、アニメのサザエさんの立ち位置は、どちらかというと「東京都青少年の健全な育成に関する条例改定案」に近いポジションだと思っていました。アニメのサザエさんの中身はあくまで健全かつ平和でエロも毒もなく、“非実在青少年”を否定する世界観でできていると思っていました。アニメのサザエさんの作風は、「東京都青少年の健全な育成に関する条例改定案」に近いはずですので、ちょっと納得できないです。
 上記の「リアルライブ」の記事、サザエさんの出品が≪当然駄目≫と決め打ちしていますが、本当なんでしょうか。イベント自体には興味はないのですが、このサザエさんのことについては、ほんの少しだけ興味があります。

 蛇足ですが、アニメのサザエさんは現代の日本を舞台にしていますが、家の電話が黒電話であったり、磯野家の誰もが携帯電話を持っていなかったり、リモコンのないテレビを使っていたりしますので、日本のファンタジーのような存在だと思います。磯野家は非実在性家族だと思います。

「大人のほうが効くから!」と、コラアゲンはいごうまんが活躍のすべらない話

2010年12月25日 | 日記
 半年ぶりのすべらない話。面白かったです。大笑いしました。ほとんどの話が、少し時間の長い話ばかりでしたので、一人1回か2回ぐらいしか順番が回ってきませんでしたので残念です。きっとDVDでは未放送分も収録されるでしょうから楽しみに待ちたいと思います。



 優勝はガダルカナルタカさん。「大人のほうが効くから!」は最高でした。「かけて! かけて!」が話の笑いのオチの言葉だと思っていたのですが、まさか最後に「大人のほうが効くから!」が来るとは……! 松本人志さんが、すべらない話の原点みたいなことをおっしゃっていましたが、本当にそう感じました。今でも、「大人のほうが効くから!」をキーボードで打ちながら、ニヤニヤとにやけてしまいます。大きなことの話ではないのですが、何回聞いても笑える……そんな話だったと思います。



 個人的には、コラアゲンはいごうまんが存在感を出せていて、とても嬉しかったですし、面白かったです。
 Googleのリアルタイム検索で、twitterのタイムラインを追っかけてみますと、番組が始まったときは「コラアゲンはいごうまんって誰やw」「異色すぎるww」「聞いたことないぞ」「??」というつぶやきがたくさん出てきています。
 しかし、コラアゲンはいごうまんの話が始まると、「おもしろす」「いきなり掴んできやがった!」「一番笑えた」「また喋るといけないからワンセグ持って食卓にいくよ」というつぶやきの連続。2回目の順番が回ってきたときには「つぼwww」「コラアゲンはいごうまん気になる」「2回目だ!」「2回目来た!」「すご!」「おもしろい。ざっつ話芸。」「おもろい」「おもしろいわ~!」「うまいなぁ」「MVS確実でしょ!!」「初登場で凄すぎるw」というつぶやきが続発! これらを読んでいますと、何だか自分も嬉しくなってきます。
 中には「モーリーがんばれ!」「森田さんですか?」という、明らかに『真夜なかんかん過激団』のリスナーだったであろう人のつぶやきもありました。私もtwitterを使える環境であれば、「モーリー!」とつぶやいていたかも。
 子供の頃、毎週欠かさず聞いていたラジオのパーソナリティが、形を変えて再び私の前に現れました。今回のすべらない話は特別な回でした。大笑いのひとときでした。

MOLESKINE モレスキンを使ってます

2010年12月24日 | 日記
 手帳としてモレスキン(MOLESKINE)を使い始めて1ヶ月が経過しました。『モレスキン 「伝説のノート」活用術』という本を読み、とうとう手を伸ばしてしまいました。
 モレスキンとはノートのブランドのことです。結構高価なノートなのですが、色々な国で売られています。硬い表紙、シンプルなデザイン、丈夫、ゴムバンド、ページ数の多さ、見開きにするとバタッと180℃開く、等が特徴のノートです。一部の文房具ファンで人気急上昇っぽい感じです。
 使い始めて1ヶ月が経過しました。色々と書き込んで、自分なりに楽しんでいます。はっきり言って趣味の世界でして、自己満足以外の何者でもないと思います。しかし、ノートに書き綴って、記録が溜まっていったら面白いだろうなあ、と思います。長年続けているブログも読み返してみると楽しいもんですから、モレスキンも楽しいと思います。



 モレスキンの表紙です。真っ黒の表紙で素っ気無いのですが、このシンプルさがいいと思います。私が使用しているモレスキンは、ルールド ポケットというものです。横罫線が入ったポケットサイズ(9cm×14cm)のものです。



 上から見るとこんな感じです。



 黒い表紙を開けて、中にある表紙には、杭州で職人さんに作ってもらったハンコをぼんと押してやりました。これだけで愛着が湧いてきます。



 1ページ目には、好きな漫画『火の鳥』の大好きなひとコマを小さく印刷して、のりで張り付けました。



 2ページ目以降に、日々、感じたこと、気になったニュース、読書の感想等々をチマチマと書いています。ページの中には、小さく印刷した写真などを、好きなように張っています。文字だけのノートもいいのですが、グラフィカルに楽しみたいと思っています。日付けを書き、時系列に順番に書いています。1日に1ページの日もあれば、4ページぐらい書く日もあります。



 旅行記も。



 観光の記録も。



 漫画のコマの分析も。心にひっかかたことを書いていくと、楽しいもんです。こういうことが出来るのは、チマチマした作業が苦にならない文房具好きな人だと思います。まさに自己満足でMANIAXな世界。



 モレスキンのノートの後ろ側のページは、実用的なページにしています。自作のカレンダーを印刷して張り付け、スケジュール帳にしています。私は内勤のため、人と合うアポや会議などが少なく、この程度のスケジュール蘭の大きさで充分に間に合います。



 これは、自作の年号・西暦・年齢早見表です。過去の書類の年号を読み解く際に、この早見表は欠かせません(年号を西暦にするのに、暗算で計算するのが苦手なので)。



 これは読書記録。本の題名、筆者、購入日、読み始めの日、読み終えた日を記入します。ページに簡単な線を引いただけですが、良い書式になったと思っています。

 まだまだ使い始めたばかりです。長続きするのか否かまったく分かりませんが、肩の力を抜いて、色々と書き込んでいこうと思います。

「衣が油でベタッとなる」どうやって意味を伝えればいいのだろうか

2010年12月23日 | 日記
 天ぷらについて、日本語の文章を中国語に訳している中国人社員から質問がありました。

 「衣が油でベタッとなる」のベタッとは何のことなのでしょうか?

 これは、日本語特有のオノマトペの問題であると、すぐに気が付きました。

 「ベタッとなる」ということは粘度が高い液体がまとわりついているようなイメージなのですが、それならば「ドロッとなる」や「ニチャニチャになる」ではないのか?

 「ベタッとなる」の反対語は何なのか? 「サラサラである」であれば反対語のようなのですが、今回の場合は衣の物理的な状態のことですので、反対の意味は「カリッとしている」になってしまう。

 「カリッとしている」衣が悪くなる変化ですので、「衣が柔らかくなる」とは違うのか? 当然、柔らかくなるとは意味が違います。

 「ベタベタ」と「ペタペタ」は何となく意味が近いように思えるのですが、「ベタベタ」の方が気持ちが悪く、イメージが悪いニュアンスを持っています。このニュアンスはどのような言葉で表現できるのか?

 結局、「衣が油でベタッとなる」の意味は分かるのですが、私のボキャブラリーでは、意味を教えることができませんでした。日本語のオノマトペの難しさと面白さを感じた一瞬でした。

「さや侍」楽しみです。こんにゃくゼリーの安全指標の件は残念です。

2010年12月22日 | 日記
 松本人志さん監督作品第3弾の情報が入りました。刀を捨てた侍、野見勘十郎を働くおっさん劇場の野見さんが演じるそうです。題名は『さや侍』(笑)。もう、この設定だけでニヤニヤと笑けてきます。史上類を見ないぶっとんだ映画になりそうな予感……。
 今日は他にもいくつかニュースがありました。こんにゃくゼリーの安全指標が消費者庁から発表された件は残念です。科学的に考えてほしいと思います。直径1cm以内のゼリーって……。この安全指標が適切なのであれば、こんにゃくゼリーよりも危険性の高い餅や寿司も1cm以内の大きさに収めないといけないと思います。
 驚いたのは、消費者庁の研究会座長を務めた向殿政男明治大教授の言葉。≪「明確にリスクを下げる手法が示された。仮に企業が対策をせずに事故が起きれば相当糾弾されることになる」と強い口調でメーカー側にくぎを刺した≫(時事通信の記事より)。こんなことを記者会見で言われると、極論を言うと誰も食品会社をやりたいと思わなくなるぞ。マジで。これまでの消費者庁の方針、日本の国民はどのくらい指示してるんだろうか。本当に知りたいです。

最近の手帳について(4)

2010年12月21日 | 手帳・文房具
 前回はほぼ日手帳について記しました。その最大の特徴は、1日1ページというスペースに、何でも書きこんでいきましょうというスタンスだと私は思っています。手帳ですのでいつでも、どこでも持ち歩き、気がついたときに思うがままに書き記す。1年使い込まれたほぼ日手帳は、1年間の自分の想い出で一杯になります。このような使い方を、カタカナで書くと「ユビキタス・キャプチャー」と言うそうです。端的に言うと、人生に起こる全ての出来事を記録してゆくことです。意味は「日記」に近いのですが、あらゆる出来事を記録するという意味合いが「日記」よりも強いように思えます。
 私も中国で生活するようになって、日々、色々と感じることを書き残したいと感じるようになってきました。ですから、以前は最強と思っていた「超」整理手帳から少し心が離れてきました。、
 「日記」的な使い方は、デジタル全盛の現代において、対局にあるようなアナログの世界です。人がある物事についてデジタルよりもアナログに固執する理由の一つは、愛着感だと思います。パソコンで書いた日記と、自分の手で書いた日記では、同じ文字であっても、圧倒的に手で書いたものの方が思い入れが強くなると思います。また、ハードディスクに格納された電子データよりも、紙の状態に残った記録の方が物理的にも精神的にも重みがあると思います。
 アナログにはアナログの楽しみ方を。最近の手帳に感じることでした。

クリスマス→元旦→春節に対して中国の人が抱く感情は理解が難しいです

2010年12月20日 | 日記
 月曜日ですが、一昨日の土曜日に出社しましたので、今日は代休でお休みです。昨日の放送のガキの使いを見ていますと、2010年に放送された企画の中から選ぶ2010年ベストテンでした。この企画を見ると、いよいよその年が終わるのだなあ、と思います。もう12月20日です。ああ、年末ですね。
 中国でも、多くのスーパーなどでクリスマスの飾り付けが行なわれています。中国でもクリスマスの文化が浸透しているようです。
 日本ではクリスマスがあり、すぐに正月の飾り付けが行なわれ、1月の上旬ぐらいで終わります。中国ではクリスマス→1月1日の元旦→2月上旬の春節まで年末年始のムードが続きまして、特別な飾り付けの状態が2ヶ月ぐらい続きます。ちょっと日本と事情が違います。
 特に春節については、知識として理屈では知っているのですが、現代の日本とは違う文化です。ですから年末年始の2ヶ月間に中国の人が抱いている感情を、私は共有できていないと思います。これは、新年を迎える欧米系のカウントダウンのテンションを私が共感できないのと同じだと思います。私にとって、新年を迎える瞬間にふさわしい情景は、行く年来る年の静けさです。文化に抱く感情を理解するのは、ものすごく難しいと思います。
 中国ではクリスマスのことを聖誕節と呼びます。上で「文化が浸透している」と記しましたが、それほど深くは根付いていないように思えます。聖誕節が来たのも比較的最近です。クリスマスはキリスト教徒の行事ですので、深く根づいていないことは当然だと思います。私たち日本人はクリスマスに対して抱く感情は、キリスト教が抱く感情とは違うはずです。
 とりとめもないのですが、スーパーの飾り付けを眺め、何かそんなことを感じた月曜日でした。今日も天気のよい一日でありがたかったです。

昆曲博物館で昆曲を堪能

2010年12月19日 | 日記
 今日の蘇州はとても天気がよい一日でした。今週は寒い日が続きましたので、ありがたい一日です。ふとんや毛布を干して、外出しました。行き先は蘇州の平江路の昆曲博物館です。
 昆曲とはこちらの地方の伝統芸能です。伝統的な戯曲の様式の一つです。歴史としては、京劇よりも古いようです。下の写真のような舞台と衣装で演じられます。独特な声や化粧、衣装や動きが特徴的です。
 昆曲博物館では日曜日の14時から昆曲が実際に上演されており、一般の客が観られるようになています。このような伝統芸能には疎いのですが、自宅からそれほど遠くない場所で生で観ることができるということは、非常にありがたいと思います。昆曲の鑑賞料は20元。安いなあ。









 この写真の右側のおっちゃん。袖の長い白い部分を持つ左手の動きが素晴らしいなあ、と思いました。注意深く見ていますと、一つ一つの動作が楽しいです。

 私は中学生の頃まで兵庫県の宝塚市に住んでいました。今、公開していることは、宝塚歌劇をもう少し観に行けばよかったなあ、ということです。地元の演芸には触れといたほうがいいと思います。

暴走検察

2010年12月18日 | 
 土曜日ですが、工場で商品の生産があったため、品管検査対応のため出社しました。朝は相変わらず寒いです。バス停から会社までの徒歩の間、周囲を見てみると、低い木々や芝生の葉はうっすらを霜がおりており、白くなっていました。しかし、太陽の光が当たっているところは霜は溶けており水滴がキラキラと光っていました。寒い冬の朝も悪くないなあ、と思いました。
 トラブルなどもなく生産は無事に終わり、帰宅できました(土曜日出社で人数が少ない時、何事もなく終わるとホッとします)。上杉隆さんの『暴走検察』という本を読み終えました。検察と小沢一郎さんの対決がずっと続いています。新聞報道では小沢一郎さんへの攻撃記事が多いのですが、よくよく読んでいますと「検察、何かおかしなことやってるんじゃないの」と思っていました。検察関係についてそれほど詳しくないのですが、ライブドア事件の頃から何か変やなあ、と思っていました。検察が行なっている無茶な状況が記されていました。こんな本を読んでしまうと、小沢さんを応援したくなってしまいます。