昨日、お話してたお客様は。。。
「ルビーは、パワーストーンってハッキリ
言えばいいじゃないのよ」
とご意見を頂戴したのですが、私はハッキリ
とは言えないのです。
私自身が、よくブログでも「ルビーのお陰」
とか書いていますので矛盾するのですが、
それは、私がそう感じていることを素直に
書いているからです。
でも、何がどうなっているのか?
。。。。では。。。例えばということで、
こう説明しましょう。
なぜ人は宝石を集めてきたのでしょう?
なぜ、人の上に立って影響を与え続けた「王さま」
たちが、宝石を欲しがったのでしょう。
ある意味、大昔のリーダーは、感性が高くないと
勤まらなかったかも知れません。
どちらに獲物がいるか?
どちらが集落なのか?
どの動物が危なくて、どれが食べられて。。。
言っている事がいいかげんだったら
だれも協力してくれなかったはずです。
そしてその能力と、ある意味、無鉄砲な部分
を持ち合わせていたのじゃないかな?と思います。
何とかするぜぃ。。。見たいな。
でもその時には、
人が今までやった事が無い未知の世界へ
一歩踏み出す時に、経験値だけでは計り知れない
不確定要素=恐怖があったと思います。
その時に、勇気づけてくれたのが宝石だったような
気がします。
これは、古い時代のリング(ヒストリックリング)
や宝飾史、装身具史を見ていくとその様に思えるのです。
とすると、
石が自分に外側から力を与えてくれるモノではなく、
自分が潜在的に持っているモノを
引き出してくれるもの=自分の力を信じさせてくれるモノ
と捉えると、「パワーストーン」っていう言葉も分かりやすく
なるのかも知れません。
ただ、私はジュエラーです。
お客様にお届けできるのは、宝物として大切に
していただけるルビーのジュエリーです。
写真は、ルビーの中を顕微鏡で覗いた風景です。
今の季節、温まりますね。