ルビーの森

京都三条と銀座並木通りにある、ミャンマー産無処理で美しいルビー専門店。鉱山から一貫したトレーサビリティーを実現。

宝石は胡散臭くない。

2011年03月24日 12時47分01秒 | 宝物

よく知り合いなどと会話をしていて、

「宝石」というと、

「胡散臭いな~宝石っていうと…」と

仲の良い友人ほど、心配して言ってくれます。

悲しいかな、そう言われてしまう理由も

すぐに思い付いてしまうのが残念です。

まず、なぜその「お値段」なのか?

説明できるジュエラーが少ないし、

「宝石には値段があってない様なモノ」

だなんてお客様に言われても反論さえしない。

宝石には、値段は確実にあるのです。

無いとすれば、宝石としての価値が低いモノを

高いお金を払ってお買いになられたからです。


その挙句、その宝石が何なのか? を第三者の

宝石鑑別機関に依頼しないと分からない…

これについても、

鑑別機関の発行する書類は、品質の保証をする

モノではないと鑑別書の裏側に書いてあるのに…

「これは珍しい宝石です、ここに鑑別書が

付いていますから安心です」なんて説明して

しまう。


八百屋さんに行って、

「これは何ですか?」と聞いて

「ちょっと待って、説明書見るから…」なんて

言われたら、ガクッときます。

車のディーラーで、

「この車はなんですか?」と聞いて、

「え~と、これは自動車とカタログに書いてます」

なんて答えたら買う人いないのと同じです。


残念ながら、胡散臭いと言われても仕方ないのかも

知れません。


それでは、ジュエラーの名誉挽回の為に…


ジュエラーの中には、宝石を自分の眼で見て

すぐに値段を当ててしまう凄腕もいらっしゃい

ます。

どこの山で採れて、処理をしているかどうか?

いまならどの位の値段で売れるか。

そういう凄腕のジュエラーの方もいらっしゃいます。


価値がどれくらいあるのか知りたい場合は、

宝石を見せに行かれると良いのでは。


これは…このくらいですよ…と即答できれば、

その方は、ホンモノのジュエラーですから、頼りに

して下さい。


私たちモリスは、ルビーが専門です。

ルビーならいつでもお持ちになって下さい。


宝石が胡散臭いのではありません。

説明がしっかりできない宝石商が胡散臭いのです。



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