ルビーの森

京都三条と銀座並木通りにある、ミャンマー産無処理で美しいルビー専門店。鉱山から一貫したトレーサビリティーを実現。

ミャンマー産のルビーを採掘した人

2011年01月30日 18時38分41秒 | 宝物

エドウィン ストリーターズ。

イギリスのボンドストリートで

19世紀後半に栄えたジュエラーです。

とても有名なジュエラーです。

ビルマルビーを産地で採掘しようと

1888年にビルマ鉱山会社を設立し、

ルビーの採掘を始めました。

恐らく、ミャンマーのルビーの採掘方法

はこの時のモノがベースになっていると

思われます。

しかし、20年後にあえなく破産しています。

色々な事情があったのでしょう。

ただ、ブーツを履いたままバゴダに入った

とか、バゴダに飾ってあったルビーを持って

行った、とか行いがあまりよろしくなかった

とミャンマーで聞きました。

事実関係は知る由もありませんが、

残念な事ですね。

現地から大切な宝物をお預かりするのだ…と

いう気持ちで取り組んでいたとしたら、

たくさんの素晴らしいルビーに出会えたかも

知れません。


宝石ルビーを見て感じること

2011年01月30日 06時52分29秒 | 宝物

ジュエリーになったルビーを見ている

と鉱区で一生懸命に働いてくれている

仲間の顔が浮かんできます。

「頑張ってくれて…」

と思っていると、私たちの周りには

「誰かが頑張ってくれたから在る」

だらけ、だということに気づきます。

ミャンマー産の、それも無処理で

美しいルビーが、遠くの日本までやって

くるのもそうです。

特に私たちモリスは、頂いたお代金は

また、ミャンマーの奥地まで戻って

行きます。

お客様に頂戴したお代金が彼らのところ

に行って、地下から出てきた原石が

ヤンゴンに行って、カット研磨して、

輸出手続きして、日本に来て、

ジュエリーになって、皆様のところへ

お届けできる。

考えてみると、当たり前の事ですが、

どこかで、誰かが不幸せになると、

もう私たちのところへはルビーはやって

来ません。

写真のイエッチョー君も 単身赴任で

ナヤンに入ってもう2年目…

現場のリーダーとしての風格が出てきました。

皆が喜んだ結果が、モリスルビーでありたい

と思いました。