新しいモリスルビーのオーナーさんの写真を手に、
「この方は、どこのお偉いさんですか? で奥さんにプレゼントですか?」
などと会話が始まったモリスミャンマーのスタッフです。
ここには、ルビーをカット研磨してくれる職人さんと
その一つ一つのルビーのデータを蓄積、研究を続ける研究所の
メンバーがいますが、ルビーを手に微笑んでいらっしゃる
お客様の話題で盛り上がります。
写真を手にしているのは、ルビー研究所の担当、チョーミンナイ君と
後ろは、その妹さんで助手のリーリーアンさん。
そのまた後ろに、カット研磨の職人、ミンゾー君とゾーミンチョー君
が、ちょっと興味深そうに、写真を見にやってきました。
ここモリスミャンマーのヤンゴンで、1枚の写真が保管され、
今月末には、ナヤン鉱山の現場まで旅をしていきます。
自分たちが探した「お宝」を手にして幸せそうなオーナーさん。
その顔写真が現地まで届く…これは、現場のスタッフにとって、
とても嬉しいプレゼントなのです。
採掘業務など、それぞれの仕事で専門業者に頼むのが
業界の常識ですし、その方が効率的です。
…が、モリスは、
ヤンゴンからまだ2日も旅をしてやっと到達できる鉱区から
京都三条店、銀座サロンまで、他の業者さんに頼まずに、
モリスのスタッフだけでやる独特な「超非効率スタイル」
で続けています。
こうやって現地のスタッフと一緒に写真を見ながら、
ちょっと誇らしく感じている(…と感じます)彼らの姿を見て
いると、「非効率」でも良かった…と思います。